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狙うと落とせないからただ盛り上げるというのを戦略とする

フリーランスになって7年目。
ぐぬぬ…と頭を抱えることもありますが
周りには優しい人たち、支えになってくれる人たち、
お手本になる人たち、がたくさんいて
毎日幸せを感じて刺激をもらって
お仕事をしております。

私はテレビに出て喋り、ラジオに出て喋り
研修講師として喋り
1対1の個別トレーニングの先生として喋り…
という、喋ることを中心に仕事をしてきました。

なのに、営業というものがどうも苦手で
避けて避けて避けていましたが
いい加減しなきゃダメだよなぁ、と思い
営業っぽいこともしましたが
無残な結果だけが残りました。チーン…。

この有り様をある人に話したところ

「営業なんかせずその場を盛り上げて楽しめば
それで良いんじゃない?」

と、ちょいと何それ?という回答が返ってきました。

でも、これがハマった!
交流会のようなところでは
ただ目の前の人と楽しく話をする、
ご紹介をいただいたら
ここでもただ目の前の人と楽しく話をする、
研修やセミナーで講師として登壇する時には
休憩時間や終了後に
その場にいる人たちと楽しく話をする―

これが大ヒット。

お仕事をいただける確率がグググイっと上がりました。

時には初めてお会いしてから
1年後、2年後に連絡をいただき
そこからすぐにお仕事が決まることも。

思えば営業っぽいことをしていた時
頭の中には
「受注できるかな?」とか「どうすれば受注できるのか?」とか
そういったことが常にありました。
で、恐らくそれに支配されて
目の前の相手の話をちゃんと聴いていなかった…。

ダメダメでした、本当に。

営業経験が長い人からすると
ごくごく当たり前のことなんだろうけれど
経験が皆無だった私は
フリーランスになって苦い経験をして
人に言われてやっとこさ気づいたのです。

結局『人』だよねぇ。
その人に好意を持ったり好印象を抱けば
また会いたいと思うし
何かお願いしようかなと思うし
頼りたくもなるし。
モチロンそれだけではダメだけれど。

だから、私は、その場が「快」になることを1番に考えて
行動して発言をします。
そこにも戦略というほどの戦略はなく

○○さんが「快」を感じるにはどうすれば良いかなぁ~

ということを張り切り過ぎずに考えて
あとは相手に質問をしたり
相手が興味のあることを話してもらったり
そんなことをごく自然としています。
で、結果的にそれが私にとっても楽しい。

目に見えない空気感ってとっても大事。
はい、できましたよー
はい、作りましたよー
という感じで作り出せるものではないからこそ
自分主体ではなく
相手主体で徐々に、少しずつ
ふんわり作っていきたいですね。

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