聴いて反応する習慣が話し方に大きく関係している話
オンラインで会議や商談やプレゼンをする時
自分、そして参加者のカメラはオン?オフ?
それはもうそれぞれですよね。
うちの会社は必ずオンorオフ。
社内会議ではオンだけどそれ以外はオフ。
いやー、特に決まっていないからバラバラ。
まぁ、様々ですよね。
私はウェビナー受講以外は
ほとんどの場合カメラをオンにしていますが
この
『カメラをオンにするかオフにするか問題』
って地味に議論の対象になっている気がします。
私は
「オンラインで伝わる話し方を教えてください」
と言っていただくことが多く
それに伴ってオンラインで話す場面における
悩みや課題などを色んな方から教えてもらいました。
そこで気づいたのが
聴いている人たちのカメラがオンになっている時と
オフになっている時で
話す側の「感情や感覚」が変わるなーということ。
カメラがオンになっている方が
相手の表情や反応が見えて話しやすいという人もいれば
カメラがオフになっている方が
相手から見られている感じがあまりなく話しやすい
という人もいて
【話す側の目に聴く側が見えているか否かで
話す側のメンタルが結構影響を受けている】
という、話し方のテクニックとは
また別の視点に目を向ける必要があるなーと
そんなことを感じました。
自分はどっちのタイプだろう?
なぜそうなんだろう?
てなことをちょいと考えてみてください。
状況や相手との関係性
与えられている時間
自分のその時のテンション
も大いに関係していますよね。
で、もう1つ気づいたのが
カメラがオン・オフ関係なく
自分が話している時に聴く側の反応が無いと不安、
と感じる方のほとんどは
自分が聴く側に回る時に話す側に対して
画面越しでも分かりやすい反応をしている、ということ。
頷く、相槌を打つ、など
『話す側が不安にならないように気を付けている』人が多い。
自分が話している時に聴く側の反応が無いと不安、
の、この「反応をせずに聴いている人」は
オンラインで自分が話す機会がそもそもない・少ない、
というのもひょっとしたらあるかも。
聴き上手は話し上手、なんて言うけれど
オンラインでも似たようなことが言えるのかな。
そして私たち人間はやっぱり、どうしても
人からの反応が欲しい=承認されたい、
という理論理屈抜きの
生まれながらに持っている欲求があるのね、と思ったり。
話し方のテクニックや話術を高めるのももちろん大事だけど
【自分が聴く側に回った時】
に意識を向けることが
自分の話し方-口調や間の取り方やテンポなどなど
を振り返るキッカケになるのね、と思ったのです。