兼松通貨使えます・兼松ペイ
「#樋口一葉何枚分ビジネス」
をはじめます。
おばあちゃんは
「五千円札の人は好きじゃないから
えりちゃんにあげるわ」
と理由をつけて
よく私に五千円札をお小遣いにくれた。
顔を見る度くらい。
私は大金をもらう事に
申し訳ない気持ちを抱いていた時期もあったけれど
おばあちゃんの顔はいつも笑顔だった。
私は素直にありがとうと言えるようになった。
大人になり、お金を稼ぐ大変さを知った頃だったと思う。
今でも五千円札をやりとりする時に
おばあちゃんがくれたお札のことを思い出す。
今日、2019.11.6は
はじめてわたしの絵にお金を出してほしいと言ってくれた
最初のお客さんへの納品記念日。
はじめて絵を描いてもらったお金。
それが樋口一葉1枚。
ここからがスタートなんだ。
おもしろい。
正直材料費のこと考えたらこれからは五千円札じゃできない。(今回は私がそれでお願いって言って決めた)
これからは、樋口一葉何枚分っていう単位で絵を販売していきたいと思った。
兼松通貨はじまります。
兼松ペイ。
いい感じ。
1 A7ICE=5,000yen JPN
1アリスという呼び方気に入っている。
個展とかやる時に
その単位で絵の値付けされてたら楽しい。
ハリーポッターの世界の中の通貨みたいなさ。知ってる人には伝わるおもしろネタみたいな。
樋口一葉何枚分の予算でお願いします。サイズはこれくらいで、こういう部屋に飾りたいんだ。こういう気持ちになれて、こういう意味合いのある絵。
そんなざっくりした
曖昧な感覚を楽しめる注文にしたい。
そして出来上がったものは
唯一無二のもの。
オーダーとか何かしら制約がある中で想像して描くのが面白い。楽しい。
今はとにかくわくわくしてる!
久々にこんな気持ちになった。
ようやく風邪がなおってきそうだぜ。
私は新たな陽を浴びるんだ。
_______
ひろきに贈った絵のタイトルは
「自由と冒険」
旅じゃないのがキーなんだ。
冒険ってさ時々つらいし壁にぶつかったりする。
気ままな旅とは違う。
でもなにもかもを選び取れる自由が本当はあって、
それは誰もができるはずのこと。
でも世界一周なんて全員が覚悟できることじゃない。
凄いことが出来ちゃう身軽さと瞳の中のパワー。
裏腹に、目の前の出来事や感情を素直に受け止められないこんがらがったこころの中。
なにをそんなに迷っているの?あなたはいつでも自由なのに。って。
でもまた迷うの。
そんなに迷いたいなら好きにしなよ。いつまでも人生冒険していらっしゃい!
そんな感じの絵。
ジャングルの中を彷徨い歩いてるみたい。海も夜空もたくさんの草木葉枝も描いた。冒険が詰まってる。
私から見た、ひろきの人生の解剖図みたいなもの。
30年分か、もしくは出会ってからの10年分。
これから先にまたひろきの絵を書く時には
また違ったひろきを描けるはずだから
それも楽しみだ。
※ディスってません笑
真剣にやってるよ
@hirokitkg
絵一枚目に載せるべきと思うけど
ひろきが樋口一葉くれたおかげで兼松通貨思いついたから、記念の写真なんだ。
昔むかし、インスタに載せた写真で、おばあちゃんから五千円札もらう写真を思い出した。
今の私は結構いろんなところでおばあちゃんの影響を受けている。
おばあちゃんが死んでからも
今生きている私に確実に影響を与えている。
私に様々なインスピレーションやきっかけや好きという感情を与えてくれる。
私も死ぬ時、死んでから
私がいてよかったって思われることがひとつでも明確にあったら
ひとりでもいたら
私は人生を本気で生きてよかったって思って死ねる。
自分の人生ともっともっと向き合ってもいいと思える。
なんとなく生きる方がつかれるのかもな。
私はわたしのために、好きなように生きるぞ。よし。
今日は本当に意味のある日だった。感謝。
作品の途中。
※こっちのがいいじゃんとか言わないで笑
2019.11.7