【撮影試験】Canon RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM
※22/07/30 22:11更新:「その他」を追加しました。
RFマウントのAPS-Cセンサー用高倍率ズームレンズ「RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM」の撮影試験を行いました!
紹介するレンズはEOS R10のキットレンズのため、記事リンクは省略します。
今回は、絞り・焦点距離別の撮影と画質についてご紹介していきます。
(レンズ補正は全てOFFにしています)
各焦点距離・絞り別撮影
18mm(広角端、開放F3.5)
24mm(開放F4)
35mm(開放F5)
50mm(開放F5.6)
70mm(開放F6.3)
100mm(開放F6.3)
150mm(開放F6.3)
その他
気になる点
広角側は周辺光量低下が激しく、F8以降から徐々に解消していく感じとなっている。また、樽形の歪曲も発生している。そのため、広角側での撮影時は補正ありの状態かRAW撮影→現像がおすすめ。
中央付近はF3.5からシャープであるが、角はF5.6以降からシャープとなる。ピークはF8~11と見て良い。
感想
画質は概ね良好で、EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STMと比較するとこちらの方が優勢だろうか。まさにAPS-C用に合わせたレンズと言っても過言ではないだろう。私の所見ではEF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STMの仕組みをRFマウント用にアレンジを加えたものと判断して良い。
このレンズはAPS-C用ではあるが、EF-Sレンズにある様なレンズ後方の出っ張りがないためフルサイズ機にも装着可能となった。EOS R SYSTEMの特徴とも言える「ショートバックフォーカス」を実現するためにあえて出っ張りを省略したと思われる。ただしフルサイズ機に装着すると自動で1.6倍クロップされてしまうので注意が必要。
撮影機材:EOS R10
※画像はJPEG撮って出しのものを使用しています
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