3年間経理の実務をした感想

こんにちは。久しぶりの投稿です。
今回は経理の実務を経験した感想を書いていきます。

1.経理を担当することになった経緯

  私の親は個人事業主であり、自ら確定申告をしなければなりません。
  しかし、経理についての知識がなかったため、税金関係で苦労していま
 した。
  そこで、私が経理を勉強し、バイトとして日々の経理業務を担当するこ
 とにしました。

2.経理をするにあたっての準備

  私は経理未経験だったため、何をすればよいかよくわからなかったで
 す。そこで、初めに経理関係の本を読みまくりました。そして、経理の流
 れ、経費の勘定科目の種類、経費になる領収書の種類などを学びました。
  次に、経理で使う会計ソフトを選びました。使用したのは弥生の白色申
 告オンラインです。まだ当初は白色申告をしていました。
  そして、レシート保管用のファイル、仕訳用のファイルなどを用意しま
 した。

3.経理業務の内容

(1) 日々の業務の流れ
  ① 経費になりそうなレシートをファイリングする
  ② 経費の勘定科目ごとにレシートを分ける
  ③ 弥生会計にレシートの内容を入力する
  ④ レシートを勘定科目ごとにまとめてファイリングする
   基本的にはこの①~④を繰り返します。

(2) 時々行う業務
  *税額控除に必要な書類を保管する
  *通帳記載の金額を伝票に書き写して入力する
  *売上を伝票に書き写して入力する
   こんな感じです。

(3) 確定申告前に行う業務
  ①仕訳帳(弥生会計が自動で作成)の記帳漏れのチェック
  ②弥生会計に従って確定申告の書類を作成する
   この業務は弥生会計に沿って入力するだけなので、そこまで難しくな
  いです。

4.経理の実務を経験した感想

(1) 1年目
   1年目は、確定申告の直前にレシートをかき集めて入力していまし
  た。まだマニュアルやルールなどを決めていなかったため、取りこぼし
  が多かったです。また、わからないことだらけだったため、頭が混乱し
  ていました。
   一応経理としてレシートをまとめたという感じでした。所得は例年通
  りでした。

(2) 2年目
   2年目は、先ほど紹介した日々の業務内容をこなしていました。個人
  事業主であるため、レシートの数は少なく、業務時間も少なかったで
  す。
   2年目になるとある程度のルールが出来てきて業務を行いやすかった
  です。勘定科目も覚えてきて、経理が楽しくなってきました。
   この時もまだ取りこぼしはありました。振込手数料を入れ忘れたり、
  通帳の内容を入れ忘れたりしていました。そのためか、所得は例年通り
  でした。

(3) 3年目
   3年目になると、ルールが固まってきて、仕訳も弥生会計への入力も
  スムーズになりました。時々行う業務の内容も忘れずに入力できていま
  した。
   この時期から青色申告を意識して業務を行うようになりました。とい
  っても、入力内容は変わらないため、業務内容も特に変わりません。た
  だ、取引先の入力など細かい項目に気を配るようになりました。
   今回は節税を意識したおかげか、所得を例年よりもかなり抑えること
  ができました。

(4) まとめ
   個人事業主の場合、確定申告を自ら行わなければならないため、適当
  に済ましてしまう人も多いかもしれません。しかし、確定申告は独学で
  も行うことができ、しっかりと見直せば大幅な節税につながります。
   そのため、面倒でもレシートの仕訳などはしっかりやった方が良いと
  思いました。わからない場合は経理経験者や税理士に依頼するのが良さ
  そうです。

5.これからの目標

  これからの目標も書いていきます。
 ・青色申告の実務経験を積む
 ・簿記の資格を取得する
 ・税理士資格を取得する

(1) 青色申告の実務経験を積む
   青色申告は白色申告に比べると複雑で難しいですが、税務署や取引先
  からより厚い信頼を得ることができます。そのため、次は青色申告の実
  務経験を積んでいきます。節税もしていきます。

(2) 簿記の資格を取得する
   経理を3年していますが、未だに簿記の資格を持っていません。
   そこで、今年は簿記の資格を取得して、より専門的な知識を身に着け
  ていきたいです。

(3) 税理士資格を取得する
   これは本当に数年後の目標ですね。今すぐには無理ですが、将来的に
  は税理士資格を取得して税理士業務をしていきたいです。

今回は以上です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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