秘境を巡るインド旅 <ジャンムー経由シュリーナガル編>
こんにちは、
今回はVaishno Deviのあるカトラから、シュリーナガル(Srinagar)までの道のりを紹介します!
まずは、カトラからジャンムーという比較的大きな街にバスで移動します。
バスターミナルでは、各バス🚌の車掌さんが行き先を叫んでいるので、自分の行き先を告げ、バスに乗り込みます。
インドのローカルバスは、運転手と車掌の2名体制。
まあそして、車掌さんの働きっぷりがすごい。
まずはバスターミナルでの呼び込み。
「Jammu, Jammu, Jammu」と独特の声で行き先をいい客を呼び込みます。
(なんとも説明しにくいけど、今でも耳に残る独特の声。日本で言えば、魚屋の人の声みたいな独特さ。)
あとは、車掌さんはバスの中で、お金を徴収したり、道路に立っている人を見つけてバスに乗せたり、まーせかせか働く。
インドの道路にはバス停のような🚏目印はなく、ただ人がポイント、ポイントに立ってるだけ。
爆速しているバスからよく気づくし、あと誰がどこから乗ったかよく覚えてる。
まあこの車掌さんの働きが、1日の稼ぎを左右するらしく、やり手の人はぎゅうぎゅうにお客さんを乗り込ませます。
バスが発車して2時間ほどで、ジャンムーに到着。
到着した時は、大雨☔️
雨の中、次の目的地シュリーナガルまでのシェアタクシーを探します。
次はさっきまでの大型バスではなく、シェアタクシーという四駆の車で向かいます。
シェアタクシーは基本的に、車の定員(前3人、真ん中3人、後ろ3人の計9人😵)まで客を待ち、客が集まれば出発する仕組み。
それなので、同じ方面のお客さんが見つからなければ数時間待たされることもざら。
ちなみに、シュリーナガルはジャンムー・カシミールの夏季の主都で、イギリス植民地時代はイギリス人の避暑地として栄えていた街。
観光地としてもまあまあ、有名な場所なので簡単にシェタクシー見つかるかな〜と思っていたけど、大雨だしジャンムーからシュリーナガルまで6時間半かかる場所なのでなかなかシェアタクシーが見つからない🥲
もう10時過ぎだし、お腹すいたし何か食べよーと半ば諦めてた時に、、、
既に4人のお客さんを乗せたシェアタクシーの運転手から、即出発を条件に安い値段で交渉成功。
空腹のまま、車に乗って、出発🚙❗️
ということで、ジャンムーの滞在時間は約30分。
雨のせいなのか、どんよりした街のイメージしか残っていない。
走り始めて2時間ぐらいして、小休憩。レストラン?食堂?みたいなのが数軒並んでます。
30分ほどの食事休憩の後、再び出発。
ここから山道に入り、外の景色が徐々に険しい山々に⛰
そして銃を持ったインド軍の姿がちらほら。
パキスタンとの国境付近ということもあり、戦争地域の雰囲気がプンプンし始めます。
そして少しずつ、あれー自分ヤバいところに来ちゃったのかなー、戦争地域ってこう言うことかーっと実感し始めます。
時には、道にゲートが引かれ、インド軍の軍車を優先的に通すために、通行止めになり車の中で待機させられたり。
途中、Dooruという小さな街で再び休憩。食堂のような場所で、カレー。
また数時間、山々の間を車で爆速します。
山を超えてシュリーナガルの街に近づくにつれ、街角に鉄格子やインド軍の軍事施設を見かけます。
ジャンムーからシェアタクシーに乗り、約6時間半。シュリーナガルの中心街に到着!!
シェアタクシーを降りたら、直ぐに宿探し。
道端で声をかけてきて、しつこく着いてくるおじいさんの宿を見に行くこに、、、結果ボロくて、却下。
そしたら、近所の知り合いの宿をいくつか案内してくれ、その中の1つの宿に泊まることに決定。
その後プラーっと近所を歩いてみると、イスラム圏の街だからか、ほぼ女性が街中にいない。女一人で歩いていると、まー浮いた。
女性を見かけても、アバヤ(アラブ諸国の伝統的民族衣装)をきている女性だったり、サリーを着ている女性は見かけなかったです。
インドに居るのにインドじゃないみたい!
あと、そーいえば今いるジャンムー・カシミール州は、戦争地域と言うことで、一般的にインドで使われているSIMカードが使えない!!
通信制限?をされているかで、ジャンムー・カシミール州限定のSIMカードの購入が必要。
(インドのIDカードが無いとSIMカードを作れないと言われたので、当分はSIMカードなしのWifi生活をすることに。)
そんなこんなで、シュリーナガルの初日はほぼ何もせずに終わりました。
次の記事では、次の目的地アマルナート洞窟への行き方と行くために必要なID取得方法などを紹介します。
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