(8)デヴィッドさん来日お待ちしております
A:カーラのパートです。もうのっけから何か起こる気マンマンな演出ありがとうございます。
服部:細かいねえー
A:クアンティックドリームの骨頂芸ですね。
服部:その会社の方と会ったことは?
A:会いたいですねえ。フランスの会社なんで気軽に会いに行けないですしw
服部:日本支社とかもないんだ。
A:ないです。
服部:そんな流行ってるなら日本に来てほしいね。
A:来たいとおっしゃってるらしいですけどね。やっぱりゲーム・アニメ業界は日本ファン多いんですよ。
服部:今まで見ていても、フランスだからこう作ったんだ、みたいなものはないね。
A:今時分お国柄みたいなものはあまり出ないですね。どこの国のゲームもそうですが。
はいトッドがキレます。アリスちゃんをいじめる気マンマンですね。で、いざ助けに入ろうかとすると、トッドに「動くな」と命じられます。アンドロイドとしてはロボット三原則に倣わずとも、入力された命令は絶対なので動けません。ですがやっぱりなんとかしたい。と動こうとすると現れる赤い壁。これをえっちらおっちら壊すことで動けてしまう。これが「変異」の演出です。
服部:感情的なものが働くということか。
A:あるいはこれもプログラムなのか。一体何なんでしょう?とにかくアリスの元へ行きましょう。
服部:変異しないであのままにしてたら……。
A:トラウマレベルの事態になりますね。
服部:プレイするごとに選び方変えると結末も変わるの?
A:全ッ然変わります。片っ端から見せて差し上げたいんですが……
服部:それやってたら何日かかるかって話しか。
A:僕も全部見切れていません。このパートは早く終わるんですが、ここだけでもこれだけ分岐があって……ホラ「プログラムを破る」の反対にも選択肢ありますね?その先はこーんなに短いということはー……w
服部:チャート化されてるんだね。
A:いつでもこれが見られるようになってます。広がりを楽しんでもらうための地図なんでしょうね。
服部:アドベンチャーゲームって、やっぱりテキストベースの頃から基本は同じなんでしょうか。こういう枝分かれチャートみたいなものが必ずあって。
A:ただひとつこのゲームが違うのが、今までのADVってトゥルーエンドがあったんです。クリスマスツリーみたいに、根元から始まって枝分かれはするけど、目指すべき星がある。このゲームは星がないんです。右に行こうが左に行こうが構わないんです。
<続>
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