2024年のパリオリンピックに出場を目指す!女子バレーボール日本代表 柴田真果選手
a2network「Official Support Program」の選手を紹介していきます。
今回は、2023年度のバレーボール女子日本代表に選出され、パリオリンピックに出場してメダル獲得を目指す、柴田真果選手をご紹介します。
現在はフランスリーグの Vandoeuvre Nancy Volley Ball(ヴァンドゥーヴル ナンシ ー バレーボール)にて活躍しています。バレーボールの魅力やフランス生活での生活などお話しを伺いました。
柴田真果選手 プロフィール
1994年 6月 7日生まれ。京都府出身。
母と姉がバレーボールをしていたことに影響され、小学校2年生の時に強豪クラブの室町バレーボールスポーツ少年団(京都市)でバレーボールを始めました。京都市立烏丸中学校に進学し3年次には全国大会に出場。高校は京都橘高等学校に進学し、インターハイ、春高ともに全国大会出場。大学は日本体育大学に進学し、2年次には全日本インカレで21年ぶりの優勝を果たす。大学 3年次にU23日本代表としてU23世界選手権に出場し4 位に入賞。2017年にJTマーヴェラスへ入団。同年ユニバーシアード代表候補にとなりVTV カップに出場し優勝、ベストセッター賞受賞。ユニバーシアード本大会では11大会ぶりに銀メダルを獲得。JTマーヴェラスでは5シーズン在籍しVリーグ優勝2 回、準優勝2 、3位1回、皇后杯優勝1回。2022年日本代表登録メンバーに選出。2022年に5月にJTマーヴェラスを退団し、フランスリーグの Vandoeuvre Nancy Volley Ball(ヴァンドゥーヴル ナンシ ー バレーボール)と契約。2022年8 月に開催された AVC カップに日本代表として出場し優勝し、MVPを受賞。2023年度のバレーボール女子日本代表にも選出。
フランスでの挑戦
フランスでの試合は毎試合、様々な課題が出てきて勉強になることばかりです。 特に印象に残っている試合は、自分たちのミスで勝利を逃してしまったシーズン中盤のカンヌ戦です。とても悔しくて試合後、監督に思いをぶつけました。「私たちは勝てる力を持っているのに自分たちで勝ちを逃してる」と伝えると、監督は「チームを信じていれば好機は必ず訪れる」と私に話してくれました。次節のルカネ戦では私自身、試合中に監督の言葉を思い浮かべながらプレーし 、3−1 で勝利しました。この勝利がチームとしての自信を取り戻すきっかけになりました。試合が続けば上手くいくことも、いかないこともあり、ネガティブな感情も生まれてきます。そんな時こそチー ムや自分自身が大切にしていることを確認し、それを信じることが大切です。簡単なようですが、いざその状況になると忘れてしまいます。改めて大切なことを再確認できて良かったと思う出来事でした。
日本とフランスでの選手生活の違い
日本とフランスの選手生活の大きな違いは練習前後の過ごし方です。日本は 9 時~11 時半まで練習し昼休憩が 3 時間程度ですが、ナンシーは 8 時~10 時まで練習し、5 時間程の休憩を挟みます。また、民間施設で練習しているため練習時間は 2 時間に限られます。 そのため練習前後のストレッチも自宅でやるようになりました。就寝前も 1 時間程度リリースやストレッチをしています。 同じチームでプレーをしている選手を見ていて、「バレーボールは人生の中の一部」だと捉えている選手が多いと感じています。ONとOFFをハッキリさせてOFFの時間で趣味に没頭したり、引退後の夢や目標にむけて資格を取る勉強をしています。自分の生活が充実することでバレーボールも充実する。チームメイトを見ていてそう感じています。
フランス生活
フランスで生活をはじめて良かったことは、フランスやヨーロッパの食に出会えたこと。基本的に私は嫌いなものが無く、なんでもトライする性格なので本場の食を楽しめています。逆に大変なことはコンデ ィション調整です。19時や20時開始のナイトゲームが基本なので試合が終わって家に帰るのが 23時になります。そこから夕食や寝る準備をして気がつけば深夜1時頃になります。それに加えアドレナリンが出ているので身体が疲労困憊でも寝付くことができない日もよくあります。生活リズムが崩れてしまい、夜寝たい時に寝れないという日もあります。ですが、これもフランスならではの特徴なのかな!とこの環境のお陰でタフになったと自負しています。
フランスでの休日
まとまった休みがあればフランスリーグの違うチームでプレーをしている日本人選手とパリに行ったり、一人で近くの街へ観光に行っています。通常は試合翌日が休みなので部屋でゆっくりしたり、サウナに行くことが多いです。チームメイトとランチに出かけることもよくあります。
バレーボールの魅力とは
私はバレーボールは人の心を動かせる競技だと考えています。チームスポーツであるバレーボールは全員の気持ちがチームパフォーマンスに直結します。ほんの一瞬の諦めないプレーや気迫あるプレーが起こると伝染されたかのようにチームが一つにまとまり、見違えるチームになることをフランスに来て肌で感じています。気迫あふれるプレーが続くと連動するかのように会場全体が大きな歓声に変わっていきます。その歓声が大きなエ ネルギーとなってまたコートに返ってくるんです。彼らの反応はダイレクトで正直です。情熱を体全体で表現するので数千人分のエネルギーがコートに返ってくるので、私たち選手もまた情熱的になります。選手と観客がお互いにお互いの心を動かしていて、この体験は日本ではなかなかできません。フランスにきてバレーボールが人の心を動かすという体験を味わうことができています。
今後について
一つの目標として、2024 年のパリオリンピックに出場してメダルを取ることです。まずはこの目標に向けてたくさんの課題と小さな成功体験を繰り返しながら日々走って行きたいと思います。その過程でバレーボールに興味を持ってもらい、応援したいと思われるような選手になりたいです。
official support program
私がフランスでプレーをすることを知り、お世話になっていたアロマセラピストさんが検索して、a2networkのofficial support programを知りました。フランス生活で使用するスマホは日本のSIMをそのまま使用していのでWiFiが必要でした。その為、スカイベリーWiFiを肌身離さず持ち歩いています。スカイベリーのお陰で遠征の移動中や買い物時にも困らず日常生活ができています。特に遠征の移動中にiPadで試合映像を見たり、カフェで試合分析をしたりするのでスカイベリーWiFiはフランス生活には欠かせない存在です。
柴田選手のフランス生活に無くてはならないアイテムとして、お役にたてていること、とても嬉しく思います。バレーボールはチームでボールをつなぎ、得点を得たときチーム全員で1点1点喜び合っている姿が印象的で、
大きく点差が開いても流れが来ると追いつき追い越し、逆転勝利することもあるので素人の私が観ていてもドキドキわくわくします。テレビで応援するのも良いですが、実際に会場で観戦すると想像以上に近い距離で観戦できて
臨場感を味わえるのも魅力に感じます。
a2networkは今後も夢に向かって活動しているアスリートやアーティストを応援し、通信でサポートしていきたいと考えています。
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柴田真果選手 note
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