“あつみん流”論文の勉強方法~重問マーキングその3(憲法第2問)編~

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 今回は,質問箱でリクエストいただいたので,『“あつみん流”論文の勉強方法~重問マーキングその3(憲法第2問)編~』について紹介いたします!それでははりきってどうぞ!!

 私は,画像のように『重問の解答例を色分けしてマーキング』してみました。色分けの意味を紹介しておきましょう。

 キミドリ:何について憲法上の問題を論じるのかという検討対象部分(以前紹介した糸分けとしてはオレンジを使うのもありな部分)。
 オレンジ:設問に答えるための骨格となってくるような部分(何を何条との関係で論じるか,主張結論など)。
 イエロー:規範定立をしている部分。憲法でいえば,違憲審査基準等に引くイメージ。
 ムラサキ:問題文の事実を指摘している部分。評価意味づけ部分には太線のムラサキを使用。

 憲法の場合,規範定立をするに当たっての理由付けを指摘する際,当該事案で制約されている権利の重要度当該事案での制約態様の強度に着目することがあるので,理由付け部分はイエローよりもムラサキを用いることが多いです。今回でも,1頁9行目以下は,下線のイエローではなくムラサキを用いる形になっています。

 こんな感じです。
 質問箱において,色分けの仕方が分からない部分があるとのご質問をいただいたので,今回紹介した次第ですが,以前の記事でも紹介したように,色分けができない=当該問題について,何を,どのように論じていけばいいのか,つまり,答案の書き方・論述の展開の仕方について,『具体的なイメージがわいていない』ということになりますから,2周目,3周目の復習の際に優先して当該問題を勉強すべきということになります。つまり,まずは次の問題に進んで繰り返し復習する中で色分けができるようになればいいくらいのイメージでもよいかと思います。
 では,今回はこのあたりで,この記事が受験生のみなさんの勉強に少しでもお役にたてればと思います!

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