“あつみん流”論文の勉強方法~重問復習編~
今回は,『“あつみん流”論文の勉強方法~重問復習編~』について紹介いたします!
それでははりきってどうぞ!!
『重問をマスターするとは編』でも紹介したところですが,今回は,より具体的に,重問1問を潰す際に意識しておきたい復習チェックリストを挙げておこうと思います。
題材は,民事訴訟法の第9問で,二重起訴禁止や既判力に関する問題です。
以下の項目について,ズバッと解答できるかどうかチェックしてみてください。
・二重起訴禁止は何条?
・二重起訴禁止の具体例は?
・二重起訴禁止の要件は?
・二重起訴禁止の趣旨は?
・別訴提起中に同一債権を相殺の抗弁で提出することは二重起訴禁止の要件に当たる?
・当たらないとして,その後の処理は?
・別訴において相殺の抗弁を主張しているところ同一債権の訴え提起をすることは二重起訴禁止の要件に当たる?
・当たらないとして,その後の処理は?
・一部請求の場合の訴訟物は?
・既判力とは?
・規範力の積極的・消極的作用とは?
・既判力の客観的範囲は何条?
・相殺の抗弁についての既判力はどのような判断に生じる?
・全部又は一部棄却された後の残部請求はできる?
などなど・・・
ざっと指摘するだけでも以上の項目になりますが,これらを『1つ1つ確実に明確に答えることができるかどうか』,これがポイントになってくると思います。つまづいてしまう方は,インプットテキストも確認しつつ丁寧に復習しておきましょう。
では,今回はこのあたりで,この記事が受験生のみなさんの勉強に少しでもお役に立てればと思います!
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