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【184】Today’s Branding Topic


アパレル業界の市場規模は2020年には、7兆5000億円強、コロナの影響を受け、前年比80%強の下落。その中でも紳士服は打撃の大きかったカテゴリーであったことは言うまでもないかもしれません。今日は紳士服業界ブランド業界1位の青山商事を取り上げます。

紳士服業界市場は、青山商事、AOKI、コナカ、はるやまが上位4社です。市場規模はコロナ前の7~8割ほどの水準と言われています。原因はコロナによるテレワークの普及だけではなく、オフィスウェアのカジュアル化に伴う『スーツ離れ』のダウントレンドがすでにあったようです。

その上位4社の中でも、売上が顕著に下落したのが、青山商事。財務データをみると、2018年3月期1,888億円が2022年3月期には1,116億円と5年で6割程度に落ち込んでいます。

そこで、メンズの新ブランド「アクティビズ(ACTIBIZ)」を立ち上げています。アクティブとビジネスをかけた造語となっています。オフィスウェアのカジュアル化に合わせた展開です。顧客の対象は、仕事着はスーツだった人。オフィスウェアのカジュアル化していく中で、「何を選んだらいいかわからない」というペインに応えたものではないかと思います。

ちなみにショルダーコピーとして、「new Standard」、「これからのスタンダード」としています。

HP:https://www.essepartum.com/