3.<ダーツ>1.ソフトでも、ハードでも。
ダーツが好きです。自分と向き合うにはもってこいのアクティビティです。
思い返せば初めてダーツを投げたのは22歳。
ダーツライブ( https://www.dartslive.com/jp/ )が世に出たばかりの頃でした。
初めて投げた筐体もダーツライブ(というか、スペクトラム)で、自分の成績がオンラインで確認出来るサービスにも感動したものです。
ダーツライブはいわゆるソフトダーツ(電子ダーツ)で、刺さると電子音が鳴ります。
ブル(真ん中の丸いとこ)に入ると、バッキュンバッキュン音が鳴るんですが、妙に中毒性があるんですね。
ムキになって練習していたら、だんだん上手くなってきたのですが、ある日ダーツ仲間から「ハードの試合に助っ人で来てよ」と頼まれました。
ハードダーツは、ブリッスルボードという麻の圧縮材で出来たボードで試合を行ないます。
ソフトダーツと比べると、ボードサイズが一回り小さいかわりにスローラインがソフトより7cmボード寄りになります。
たったこれだけしか違わないのに、初めてハードで投げたときにまるで入らなくて、恥ずかしい思いをしました。
まさにハードモードです。
レギュレーションにわずかな差しかないのに、投げ感はもとより、ゲーム進行の基本戦略も違うことにカルチャーショックを受けました。
しかし、これはこれで面白いと思えたので、自宅練習はハードボードを使って行なうようになりました。
たかが2mちょっとの距離から、わずか20g程度のモノを投げるだけなのに、コントロールの繊細さと打ちスジの大胆さが同時に要求されるのがダーツ。
ソフトでもハードでも基本は同じ。
構える、狙う、引く、投げる。
たったこれだけの動作に一喜一憂するんです。
おもしろいです、ダーツ。
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