秋の俳句 10/1~10/11
10月に入った頃も、保護犬おかづ…と共に俳句を分からぬままに投稿していました。一つの季語を利用して、時の流れや気持ちを表そうとしたりしているのが多くなっています。また、季語を調べて…やまじ、桐一葉(きりひとは)など、きれいな言葉を知りました。ひとつでも「いいやん…」と感じていただけたら嬉しいです。
やはり、保護犬おかづ目線が多い…
柿ひとつ丸々食べて夢でも食う
柿ふたつ和みし後の夢は笑み
柿たわわ和みを待つわ吊し柿
柿一つ和みを祈る木守柿
鈴虫のふるわす羽音を聴き入りし
鈴虫のリィ~ンとこする羽を観る
鼻近し鈴虫羽を収めたる
産卵のためにオス食う鈴虫ぞ
鈴虫も食われて本望心あり
心打つ震える羽の鈴虫に
やまじ去り有明の月に頭垂れ
またかいな…「美味いやろう?」と梨をむく
またかいな…「食い過ぎちゃうか?」と梨をむく
もういらん?甘い梨やでむいたるで…
褒められて爽やか風を走り出す
近所中さわやか風と共に笑み
犬転けた桐の一葉に足取られ
桐一葉足も乱れて蟻も転け
みな転けて桐の一葉を振り返る?
オリーブの実なる先まで蟻のぼる
秋の朝またも寝るんか肩の犬
首に犬ここでは寝るな秋の朝
尻は肩いびきかく犬秋の朝
マーキング秋はここぞと舞う葉の演
マーキング 秋がここ舞う葉が証
葉が証 秋の舞わせるマーキング
どれにしよう…
答えなど考えるなと舞う葉の演
パンッパンッとはたく埃も秋と舞え
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