強引な勧誘は何故起こるか

アリックスが9ヶ月間の業務停止になったことは記憶に新しいと言うか、ついこないだですね。

なぜ業務停止になったかと言うと、"強引な勧誘"をしたからだそうです。

やった本人は強引な勧誘が違反に該当することを知らずにやったのか、それとも金銭目当てで取り逃がすまいとやったのでしょうね。

違反と知らずにやったに関しては論外。野球やってて野球のルール知らないのと同じ。

まずこんな人間はどこで何をやっても成功しません。何より相手の気持ちを考えていない。

大前提として、人は1人では生きていけません。だからこそ、お互い協力することが必要です。その為には、お互い思いやりの気持ちを持たなければならない。だからこそ、相手が嫌がっていることを強要することは厳禁。

相手の気持ちを考えていない人間に、手助け頼まれた時に、あなたは助けたいと思いますか？思わないですよね。仮に助けたとしても、大して感謝もされずに、また都合の良いように使われるだけです。

まさに"強引な勧誘"って、都合の良いように使われてますよね。入会させれば収入になるんですから。そんな人間は人を駒や金としか見ていません。典型的なビジネスネットワーカー。ネットワークの本来の醍醐味は"人を繋ぐこと"です。"金儲け"ではありません。私なりの"人を金として見てる"の定義は、
"仲良くもないのに勧誘してくること"
"開口一番から勧誘してくること" です。

まず仲良くないと言うことは、信頼関係がないと言うこと。例えば、クラス替えをして、初対面のクラスメイトにいきなり「今度遊ぼう」など言いませんし、誘われても断りますよね。まずは仲良くなってから、遊びに誘うもんです。本当にあなたのことを考えてくれていたり、人を金として見ていない人は、まず友達になる努力をします。この人と一生付き合っていきたいか？自分たちのグループと合いそうか？なども考えています。
※アニメのメジャーをご存知の方なら、吾郎が海堂を中退して、聖秀に編入して野球部員を集めるシーンを思い出して下さい。最初は「野球やろうぜ」と仲良くもないのにいきなり勧誘していました。ですが、その後吾郎は"友達でもないヤツに勧誘されて野球する訳ないよな"と気付いて、友達になることから始めていました。

上記のような考えがないと、"強引な勧誘"になりますよね。金儲けしたいんですから。いわゆる、人型ブラック企業ですね。その人のことを考えずに、無茶なことを押し付ける。嫌なことを強要する。

「ネットワークでも仕事意識を持つ。」とよくアリックスのセミナーで聞きました。仕事意識持つことを全否定はしませんが、仕事意識を持つと結果を出そうとする。そしたら次第に金儲けに走ってしまうと思いませんか？
私が所属していたグループでは「熱意で押せ」もよく聞きました。これも自己中な思想ですよね。例えば、買い物でいらない商品を熱意込めてセールスされたら迷惑じゃないですか？こんな人間嫌われて当然ですよ。利益のことしか考えてないんですから。

とにかく、相手の気持ちを考えましょう。
相手の気持ちを考えているのなら、強引な勧誘はしません。

「一緒に成功しよう」「誰にでも伝えてない、こっちも人を選んでる」などの薄っぺらい言葉を簡単に信用しないで下さい。その言葉が本気かどうか、本当に自分のことを考えて勧誘してくれているのかどうか、1回会っただけじゃ、無理です。何回も会うことで分かります。逆に1回勧誘してそれっきりな人間は、数こなしてなんぼの考えなんで、「誰にでも伝えてる訳じゃない」のセリフはウソです。むしろ誰にでも伝えてるはずです。