ザン関東A1自戦記〜2023後期9/30回戦
こんにちは!ふっくらマスコットのキジョンネルソンです!サムネの子ちょっとかわいくないですか(笑)
この対局では、結構ショットを抜かれておりましたので、随時顔芸も貼り付けたいと思います〜
それでは、今回もよろしくお願いいたします♪
〜東一局〜
今回から手牌の部分を少し拡大してみました。その感想もぜひお聞かせ願えたらと思います。
起家スタートです。できる限り片手で理牌した結果なので1sの向きなどは許してください。。。
北を重ねるタイプの5ブロックができました。もちろん自然にドラの1s切りとなります。
北ポン→打1pでカン4p
北暗刻、5s暗刻→打8pでカン2pリーチ
基本定跡に則る方針です。
1pは空切りにします。今回に関しては損得微妙なのですが、身体に染み付いている感覚で手出しになりました。
この1pは、次に1pが出ていく場合に僅かに得をします。
次に出ていく1pの意味が若干変わるからです。
例えば、1pがツモ切り→手出し、の順番であれば、単純な対子落としであってもその1pは手牌の関連牌である可能性が普通に残ります。カン4pや2p、3pなどのカンチャンペンチャンのフォローに用いられた可能性が残るのです。
これが両方とも手出しであれば、関係していない純粋な対子落としのパターンがあるため、付近の牌を持っている可能性を探究できません。
相手が手出しを見ていない人間にやってもカロリーを無駄に消費するだけなので意味はありませんが、こういったことは
普段から意識してノータイムで処理できる練習しないとず〜っと身につきません。
なので、ターツフォロー受けだけどいらないよ、っていう牌はよくありますが、そういう空切りは自動的にできるよう何度も練習しておいた方がいいと思います。
ただ、
今回は、8p切りでテンパイにとるケースがあるため、最終が8p切りになるならば無駄な手出しでむしろ傷になることもあります。ご注意ください。
この変化も決めていました。ピンズ2メンツ構想を強く抱いており、北にかなり期待する打法です。北がモチモチや深い場合に大きなダメージを背負いますが、北がポンできた暁には和了率をマックスにできる待ち選択の権利を得ます。
ついでに、相手が2-5sを欲するタイプならば、いくら遅れても放銃の目はなく、そうでなければその方の待ちは山にいるので勝手に和了してどうぞ、というサンマ特有の仮定法でポジティブに行きましょう。
はいリーチ!
予定通りこの時点では待ち選択ができるので、4pの方がいいという理由が見当たらないため、2pで行きま〜す!
2pないやないか。。。
〜東二局〜
西家、ドラ3pですが、当然鳴きなしです。
かなりまとまってきましたので、当然鳴きなしです。
ポンテンが取れますので、当然鳴きなしです。
くっつきテンパイですから、ポンテンをとることはありません。
この手で闘います。ポッチが見えていたらダマにしていた可能性もありますね〜。
即、ツォ。トッパン!
〜東三局〜
一回休み!
親の現物の北が残るため、1mを先切りです。
サンマでありがちな、「どこでメンツを作る構想か」を考える練習問題みたいな牌姿ですね。
9pが3枚切れていて大変ネックです。8pのお場況がいいため、69pリャンメンができてしまいそうで怖いです。できちゃうと外しにくくて困ります。
カン3pや6p引きなどは
ソウズ1メンツ1雀頭ピンズ3メンツの和了形
をイメージすることになりそうです。
そうでなければ
ソウズ2メンツ1雀頭ピンズ2メンツの和了形
の構想になるでしょう。
これならソウズ2メンツ1雀頭ピンズ2メンツの和了形ですね!
もういい巡目です。完全安全牌とは受け入れを引き換えに危険牌を差し出す方がいいと思いました。
結果としてはお二方ともこの時点で2シャンテンでした、そんなバカな。。。
テンパイです。9sが売り切れですから当然リーチはかけずですが、細かい変化、待ち替えなどの準備は進めておきたいです。
わかりやすい変化を捉えました。
打牌選択に捨て牌が影響するため通常サイズで見ていきます。
まず、上家にはテンパイが入っていると思っていました。しかし、待ちまでは絞れませんし、メンツ手か七対子かも判別つきません。
こういう時は、自分の手牌価値がどれくらいなのかというところがポイントです。36pは4枚見えています。順当にシュンツを作ろうと二人が考えた場合、ピンズで2メンツ構想なのであれば既に純カラの可能性もあります。
もちろんそれはネガティブすぎるのですが、
・4s押しがあまりにも目立つ
・4s待ちはダマテンにしやすい
・4sで打つとダブドラが絡み高い
という3点に加え流局想定なら安全にテンパイ復活するルートは残るので、
9s切って様子を見たいです。
ダマテンが入っていることは想定できましたが、そんな手牌だったとは・・・という感じでした。
〜東三局一本場〜
最終形はピンズの九蓮宝燈をイメージして打牌選択していきますが、9mは親の現物であるため残ります。
九蓮宝燈には別れを告げ、だいぶホンイツを睨む手牌になりました。
白はワンスルーしたいのですが、既に1枚切れているため余裕はありません。
親の先制リーチを受けて一発目です。現物の中はドラなのですが現物からいきました。なんか弱気な気がして嫌なのですが。。。。
2件リーチになりようやく追いつきましたので、早期決着を見てオープンを打ちます!
真剣に麻雀している時の表情を見る機会が自分にとっては新鮮です。
なおさんの即ツモでした。
この和了形については検討の余地が見受けられますが、7sが通っているのでシャンポンケアでより危ない4sを切るなおさんの選択を支持したいと思います。
〜南一局〜
ドラが南の3シャンテンです。対子手モードに入ります。
1s切りです。ドラの南が重なって2sも暗刻になって順調です。とはいってもアガリ競争の上では間に合ってなさそうにも感じます。受け入れが少ないですからね。。。
リャンメンができてしまうと採用せざるを得ないんですよね。メンツ手で頑張るのか。。。
先行リーチを受けていますが張らなくて困っています。
どちらかと言いますと、白ポッチをツモってきて、
「っしゃ〜カット〜」
という発想ではなく
「はやぃょ。。」
という感覚でした(笑)
南モチモチの手牌を開けられ親を蹴られてしまいました。リーチを打たれていたら止めていたでしょう。ナイスダマです。
〜南二局〜
バラッバラ、スッカスカ、ブックブク、赤なしの配牌です。
南家が切った9mを合わせて進行します。
6巡目でも字牌整理が終わっていません。でもサボるわけにもいかないのです。。。
もうだめだ、何かしら形を決めないと押すも引くも許されない!
どうしよう。。。。どうしよう・・・・・と思ったら
0点の支出でリセットが入りました。耐え・・・
〜南二局一本場〜
さすがに先程の手牌より全てが優れています。ただしツモの良さ勝負ですね〜
スクスク育ってきましたよ!!!
対面の5s切りに注目し、速度負けを認めます。ここでは、親の現物である發より中を残します。
河の二段目に限ってはポンテンを取らせてしまうわけにはいきません。
悔しいですが、もう少し局面を長引かせないと自分に目がないと判断しました。
しかし、この1巡に情報がいっぱい出ます。まず対面から先制リーチがきました。
親リーチの一発目ですが、現物9sでお茶を濁さず、中からいきます。
確固たる読みではなくやんわりとした思考で中はうまく通りましたが、以下
・5s→2sの切り順で2sが関連牌濃厚でありながら4sは4枚見え
・ドラが3sなので、1s関連よりは3sを固めているタイプの方が可能性は高そう
・上家に字牌ブロックがあるだろう
・上家に中が対子なら一発消し&ポンテンの可能性もあって任せられそう
こういった情報が2s切りから溢れただけで、3sが対子だったこと、中は上家が対子だったことの二つが都合よく読み通りで助かりました。
ただ、1つハズれていたことは、8sが吸収されていたことです(笑)
親リーチに8sをアンカンされたので9s切りです。
ちょっとしたことですが、このアンカンによって、23388sから8sが入り目になったケースはかなり想像がつきやすいですね。
ボクに8sが入ってしまったら山に鉄板だと思っていた36sでリーチしていたと思うので余る7s大勝負で放銃でしたよ。危ない危ない。。。
字牌は上家!でいいよな????という確認タイムです。
現物の5s5sでもいいのですが、上家が現物を連打しているため、通っていない牌をいくらか抱えていると予想します。
いや、北も通してね?(の顔)
うん、北くらい切って手牌を維持しなきゃだめだ(の顔)
着手。
もうムリ。さよなら!だけどどちらの方が復帰しやすいでしょうか。七対子なら6s切り、メンツ手なら5s切りです。
というよりも、上家がうっかりローリング中にテンパイしてリーチがきちゃったらどうしよう?と考えていました。
もういい巡目ですから、1枚とおれば〜みたいな思考ではなく、
5s6sを両方1枚ずつ残して選択の幅を広げるという意味で5s切りにしました。
やはり上家さん潜んでいましたよ、こわいよ。
〜南二局二本場〜
メンチン!メンチン!
二人に7pが現物です。69pでめちゃくちゃ裏目とりそうですが、上家からは7sも9sも余りそうですし、その上で4sも余りそうですからポンテン取れるようにしましょう。
上家から気合の入ったリーチが飛んできました。対面の親も1シャンテン濃厚だと思っていたので、2pを先切りするか一瞬止まっています。
上家は1pも手出しですが、5pが余っているので小車輪やノーマル七対子ではなさそうに感じています。四暗刻の可能性も十分ありますね。
一発だけ控えますが、この一巡で対面からリーチが来ないことと2p待ちの四暗刻をツモるのだけはやめてね、次打つから!(の顔)
先ほど契約した通りお二方には守っていただいたので、2枚切れの白を持ってきても
2pを先に打ちます。
少々値は張りますがギリギリ十翻でした。上家さんが麻雀強者なのでちゃんと2p待ちの四暗刻でした。全山だったらしいですよ。アッブネー
〜南三局〜
ドラが5丁あります。自力和了による着順アップには、跳満直撃か倍満ツモを必要としますが、個人的にはそんなことより跳満アガろうぜ、って感じでした。
今回の跳満は19→31となる2段階アップになるため、その4枚をいただけるならラス確も辞さない構えでした。なのでドラが5枚ある時点で和了できればなんでもよかったです。
とはいえ、3sは切ります。間髪もなく縦受け4枚よりピンズ変化でしょう。
リーチドラ5です。はい。あとはお祈りします。
ギリギリ和了できました。僥倖です。
これにて9回戦は終わりです。まだまだ道のりは長いですが、これからもがんばります!!!
最後まで自戦記にお付き合いいただき、ありがとうございました!!!
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