きつい展開の中でも。。。
ただ一つ言えることは、3本の動画が20分、20分、30分
連荘の少ない展開とはいえ、みなさん打牌が早いですね!
ザンリーグ関東A1、2024後期9/30回戦
ごましおさんvs桐生颯さんvsキジョンネルソン
行きます!
フリテンかどうかは重要ではない
起家、配牌4トイツです。すでにだいぶ七対子に決めてます。
高くなるルートは四暗刻、三暗刻の王道系や、七対子でドラを使うパターンと、ピンズが3344+55の赤二度引きくらいですね。
どれかは叶えます。
これでだいぶ四暗刻や三暗刻ですね。トイトイ仕掛けは、ドラがないので役牌を重ねても安く魅力を感じないということで門前でのツモ筋頼りで北を切りますが、気持ち的にはシュンツできないでくれ〜って感じです。
縦重なり大歓迎です。ここでは2s切りを選択します。
今回のケースでは、3sを引いてきた時に、シャンポン受けの枚数差で9mを切ることができますが、6sを切った時に来るツモ3sって、引いてきた時に麻雀を難しくしてしまって、実はやさしいツモではないんですよね。
2s切りは、次の変化の時に切る牌の選択肢が1sか6sに絞られるので、麻雀を分かりやすくしています。
これが、メンツ手と七対子を天秤にしない方がいい理由のひとつでもあります。
今回はあくまで親での打点意識をベースに、どうやったら高い手になるかを構想しているため、三暗刻四暗刻が約束されないとドラの1sを切る価値はあまりありません。
ドラ1にしかならず安くなってしまう2sや3sはツモ筋にいないことを願うのがいいと思います。
序盤の七対子を成就させるコツは、見た目枚数に従うことです。
待ちとして強いのは1枚切れの字牌ですが、七対子には「チー」も「ポン」も「アタマ!」もありませんので、テンパイまでは自力が求められます。
なので前提は見た目枚数優位としますが、ダブ東は情報として非常に大きいものがあります。
門前のごましおさんの第一打に東、副露者の桐生さんは鳴いていないわけですから、だいぶ山に2枚いるように見えます。
直後にごましおさんにツモ切りされてしまいますが、ここまで明確に2枚ですと、6sを切って決め打つには十分ですね。同様の理由で
私の切った南を南家のごましおさんはスルーかつ字牌整理は終了していそうな模様、副露者の桐生さんは鳴いていないわけですから、だいぶ山に2枚いるように見えます。
2枚いる情報は切っているからこそわかるものです。フリテンかどうかはまったく関係ありません。
東が1枚切れのままの世界線では4pを切ってドラ単騎の七対子一本に焦点を合わせていた可能性が高いですが、東が2枚切れでは信頼に欠けるため、無事に四暗刻との天秤は継続できます。
起きた結果は100%運です。これは一つの成功例に過ぎません。
気分的に12000オールより9000オールと言いたかったので、裏ドラ乗らないのかよなんて少ししか思っていません。。
もちろんリーチは聞こえているが。。。
華を2枚抜いているので配牌の悪さには文句を言いません。ここまで悪いと字牌整理に時間がかかるため、重ねて使うルートを見ていきたいですね。
ドラの東とは無縁な手牌ですが、4sと4pを持っておりほぼ赤は使い切れるので、最低でも12000にはなるようにしたいです。
ここまで配牌が悪いから最低目標が12000である話であって、ぜんぜん解していません。
3巡目リーチですか、そうですか。。。
捨て牌が非常におとなしく、違和感を感じるような変則的な捨て牌でもないことから、待ちは幅広く想像できます。よって、一つ一つの牌の放銃率はたかが知れていますので、西西を使わず字牌をぴゅっぴゅぴゅっぴゅします。
字牌アタックのもう一つのメリットは、桐生さんが中や發という牌を対子で持っている時は鳴いてもらえるかもしれず、そうなった場合はある程度の横移動期待も生じるため、お得です。
ただ、桐生さんが中や發という牌を孤立で持っている時は、ただ先にリスクをとってあげているだけなのでちょっと損しますね。でもそんな状況ならなおのことリーチに当たらないですよ。稀に当たりますけどね(笑)
桐生さんの1sを見て、1pを先に処理します。まだ河の強さも残っており、安全牌ないよの2シャンテンプッシュの可能性もなくはないですが、基本的にはリスペクト強めで、いざというときは西西があるため、先処理しておきたいです。
タンヤオでのアガリ形が見えてきました。
二件リーチとなりました。愚形残りですが贅沢は言いません。
ここまで東と赤5sが見えていないので、高い手に当たってしまう事故はあるのですが、手的には押すには十分ですかね〜
8pを通していただければ諦めてもいいのですが、現物ストック1では諦める気にはなれず形維持で7pにしました。収入(自身のアガリ)ルートを残す方が、マシかな〜と。
しぶしぶだからね。
リーチ判断の是非
カン2sとカン7pの1シャンテンです。
この時点では、カン2s待ちはリーチ、カン7p待ちはダマにするつもりでした。
カン2、カン8待ちはリャンメンと同等程度に見積もる判断ですが、カン7p待ちは変化が非常に多く、役ありである点もポッチがない点も蓋をする必要のない手牌に思います。子番で打点上昇もそこまで追い求めなくて良さそうです。
天秤にはしない
一旦1mを切ります。リャンメンが2個生成できればメンツ手、次の重なりで4トイツになれば七対子三暗刻四暗刻が本線になります。
ドラを重ねる、は一番わかりやすい変化ですね。
他家のマンズオタ風切り出し進行を見て、字牌絞り気味に進めるのも悪くないと思い、序盤トイツ固定場況くらませ打法(ドラが8sだと効果半減〜)で行きます。
仕掛けを受けているため、先に危ない6pから切りました。仕掛けがなければ親の現物とはいえテンパイ枚数重視で一旦1pから切りたい盤面ですけどね。
仕掛ける気は0です。暗刻ができるまでコーツ手にもしません。
いつもこれくらい麻雀が簡単だといいのに。。。
え?
2-5&5-8と1-4&6-9の比較
役牌トイツ、雀頭候補あり、リャンメン3つ
あまりにインスタントな5ブロックですが、この手牌でももちろん鳴きません。
北をコーツにせずとも4sくっつきから4シュンツのアガリ形、ぜんぜん見えます。
「チー」があるルールなら鳴いてもいいですが、北を鳴いてもポン材が増えるわけではなく、北だけないて門前になるのと似ているんですよね。
北の部分が西北となっていてもぜんぜん門前で仕上がりそうですよね。
よって、鳴きません。
門前でどうにでもなりますので全く鳴きません。むしろ北北としたいくらいです。
暗刻になる変化でも冷静に対応します。捨て牌を見れば6-9sの方がいいことは明らかです。
早い2sは2sの所持率を下げる情報、5sの所持率を上げる情報
早い9sは9sの所持率を下げる情報、6sの所持率を上げる情報
ここまでは話としてはイーブンですが
早い8sは5sの所持率を上げる情報、9sの所持率を下げる情報、6sの所持率を少しだけ下げる情報
これがでかいです。
打点ではなく、待ちの強さで判断したいですね。
副露者がいて速度を図るのが難しく、副露者は捨て牌の情報に関係なくある程度は押す手になっているため、工夫を凝らさずリャンメンを河に並べます。
6-9sが先に入っていただければ安心するのですが、どちらでもテンパイになるピンズから埋まる場合はアガリノガシしないでくださいとお祈りする時間です。
桐生さんの2sを仕留めきれず直後に放銃、いやなかんじ〜
開けられた手牌に5sが3枚ある方がメンタル的には落ち着きます。9sが暗刻だったら発狂してそうです。
もちろんリーチは聞こえているが2。。。
5シュンツ作る勢いの手牌、リャンメンがないので平和になってくれるか不安ですね。
すぐに手詰まることもなく早いリーチには字牌整理で対応しますので、現状雀頭がないことから、受け入れ枚数2枚差をしっかりと大事にしたいですね。
不安定のごんげ!
手牌が全て受け入れに絡んでいるためブクブクにせざるを得ません。
親のリーチを受けました。一発目です。
現物ストック2ですが、別々のブロックにあるタイプなので、着手しかねます。
ターツ落としのないリーチなんぞリスペクトすることはありません。
もちろん9pで押し返します。
ここでアガられたらトップは相当きついです。
ここで現物1pを切るようなら最初から押していませんよ。
3-6pから入るのだけ単騎だるいのでやめてくださいね!
真っ直ぐ打7p。
ターツ落としなしでこの手牌は普通にずるいです。入り目5pでなおのこと許せません。
くっつきテンパイは入り目が超大事
トップが遠ざかってこの手牌
決定戦進出を目指すためにも、桐生さんとのこの直対ではなんとしてもやっつけなければいけないのに。。。
ある程度まとまるくん。
6巡目ですが他家がまだ端牌整理なので、先制を取れる可能性結構ありそうです。
親に跳満を打つと二本場で飛びますが、それでもこの手は、すぐ戦争になったとしても相手の河の強さに比例しておりますので、戦う手牌になりそうです。
くっつきには善悪がありますね。例えば2p引きは採用しません。
対面の3sを見て、カン4sは文句なし、カン5pは役ありなのでダマ、カン6sはだいぶ激ムズ
ここら辺は瞬時にそういう判断をしそうです。
ごましおさんのリーチを受けましたが、くっつきテンパイなる者のさだめ、強烈放銃抽選です。
抽選は通しましたが、めくりあいには敗訴です。
いいもん、親で頑張るんだから!!!
打点意識はどこまで持つべきか
打点ね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
でももちろん鳴きません。鳴いてたら舐められます。
赤5sを従えての手牌です。
ここで2枚目の南を鳴くかどうかはかなり難しいところです(普通の人にとっては簡単)!
この手は、南をポンテンとするかどうかで和了率にえらい差があります。
ピンズ部分が566だったら余裕でスルーしますけど、愚形残りではちょっときついです。
3000点にはなりますが、もう一度配牌を見させてもらう方が幾分かマシで、極めてしぶしぶのポンテンを取りそうです。
これですら、相当しぶしぶだという感覚が自分らしいなと思います。
まったくうれしくないんですから。
トップ目からの先制リーチには、喜んでオープンを被せます。
こちらは負ければラス確定なので、開けることはほぼノーリスクです。
このオープンリーチには、瞬間的な損得だけでなく、今後も「親とはいえ追いかけにはオープンを使うぞ?」というレンジを見せることが相手のリーチレンジの萎縮にも繋がるため、利用頻度は一定数あった方が良いです。
あとは、ごましおさんの点棒状況的にも、桐生さんに差し込みに行くムーブは想定できないことも挙げられます(押して放銃する可能性はある)。
桐生さんには散々お世話になっているのでダメージを与えないと気が済まない!
。。。ん?
2回アガる前提のもと
親を失い、絶望的な状況になりました。
せめて2着には食らいつきたいので、点差23000点をまくるプランを考えます。
ここで跳満をツモると3000点差になりオーラス打点関係なしですが、満貫ツモですと13000点差しか返らないので10000点差と地味にきついオーラスを迎えることになります。
できれば跳満にしたいので、この世の華牌は全て集合してください。
あまり自信ないですけど、カン2sをよしとするのであれば9s切りでいいですよね?
先ほどと違って先制であればオープンはやりすぎかなぁ〜
華牌もカン材もあるので、そちらに期待したいです!
本当に華を持ってきて本当にカン材を持ってきてのアガリです。
満貫にもなり得ない可能性があっただけに、裏ドラのらないだの文句はいえません。オーラス頑張ります。
21000点持ち、2着は31000点
満貫ツモならOKですが、素点では満貫も1000点も価値は同じである、それが端数1000点台のきついところです。
ドラリャンメンができてとりあえず満貫は目指せます。現状このままテンパイする場合、ダマにしてツモ専にする予定でした。
親の桐生さんが点棒状況的に王様状態なので、全てを無視して突っ込んできてもおかしくない盤面です。最序盤はツモだけにかけたいです。
華が残っていることも大きくて、自力で持って来れればその枚数によって判断を変えることもできるからです。
6s切りは打点を作る上でマスト、これで赤5sを使えるようになりました。1p1pでは5sが使えません。
なんで先制されたんですか???
リーチ棒が出ると、満貫で素点アップになります。
オープンするかどうかの判断ですがそもそもツモなら条件クリアで、桐生さんから出てしまうとオープンしたとて裏1条件になってしまいます。
また、二人の河を足すとごましおさんにはあまりにも厳しい状況になり、ボクへの放銃だけでなく、桐生さんへの失意放銃もゼロではないので、情報は伏せ得です。
こちらがもう1翻あって跳満確定であれば開けてました。それくらい裏1条件では意味をなさない盤面です。
こんな風貌で雰囲気作りしてますが、
解説ポイントを作るためだけの時間で、クローズを決めてました。
満貫と跳満で素点が異なるのであれば悔しいですが、ザンルールの性質上、ツモればなんでもいいというのは大きいですよね。
30000点台になること、2着になることの気持ちよさで肩が上がっています。
まだ9/30回戦なのでね、これからですよ、これから。
今期こそは決定戦に行きたいですね。
でも91枚て。。。。