2年目もPOGを席巻!?芝で走るドレフォン産駒の共通点見つけました。ダート種牡馬が芝で走れる黄金配合はこれだ!!
こんにちは!キッツマイネルです。
今回は初年度産駒で皐月賞を制したドレフォン産駒について取り上げたいと思います。
個人的にはドレフォン産駒は芝でも走る馬はちょこちょこいるのですがダートで走る馬の方が多く、クラシックをいきなり勝つとは思わなかったのですが調べて見ると芝で走るドレフォン産駒には血統的にある共通点がある事に気づきましたのでお知らせしたいと思います。
よろしくお願いします。
まずはドレフォン産駒の芝ダートの成績はこうなっています。
単純にダートの方が芝の倍以上勝っていますので基本ダートに強い種牡馬だと言えます。
ではなぜ芝のG1を勝てる産駒を出せたのかを解説します。
まずはドレフォンの血統表を。
ノーザンダンサーの枝分かれの系統同士の配合で5代、6代前でクロスがかかる典型的なアメリカの配合で構成されていてレイズアネイティヴとノーザンダンサーのクロスがあります。
このノーザンダンサーのクロスこそが芝で走れるドレフォン産駒の共通点なのです。
では皐月賞馬ジオグリフの血統表を見てみましょう。
母方のアロマティコのマンファスの3つ下、アンデスレディーの2つ下にノーザンダンサーがあり3本のクロスがあります。
これは別の芝で走っているドレフォン産駒にも同じような特徴があります。
次は同じく皐月賞に出走したデシエルトの血統表を。
こちらも母方のアドマイヤセプターのマンファスの3つ下、エアグルーヴの2つ下にノーザンダンサーがあり3本のクロスがあります。ちなみに母母父にサンデーサイレンスがあるのもジオグリフと共通しています。さらに言うと2つ下のノーザンダンサーのクロスというのはどちらもノーザンテーストから来るものです。
ドレフォンをPOGで狙うなら母がキンカメ✖サンデーサイレンスでノーザンテースト持ち。
クラシックに2頭同じ共通点を持った血統構成で出走できている訳ですからこれは黄金配合と言えるのかなと思いますね。
後はNHKマイルⅭに出走するカワキタレブリーもノーザンダンサーのクロスが多いです。
母方のカフジビーナスのウインドインハーヘアの3つ下、テンビーの3つ下にノーザンダンサーがありこちらも3本のクロスがあります。
ディープとキンカメ産駒の牝馬にノーザンダンサーがあればこのような配合になりやすいのでこれからも活躍馬が出てくるのではないのでしょうか。
馬券的にもダート種牡馬のイメージが強い分この辺を覚えておくと芝でも妙味が出てきて好配当を取れるかもしれません。
以上になります。ご覧いただきありがとうございました。
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