近年のダート競馬に対する考察
こんにちは!キッツマイネルです!
皆様、フェブラリーSの予想捗っていますでしょうか?
丁度いい機会ですので今回は近年のダート競馬に対する自分の考えを血統も交えながら述べたいと思います。
フェブラリーSの取捨選択にも役立つ話だと思いますので最後までご覧いただければと思います。
ではやっていきたいと思います。
フェブラリーSといえばダートのG1です。ダートのレースに強い血統といえばストームキャット系やエーピーインディ系に代表される米国血統ですよね。
ですがフェブラリーSというレースは父が米国の馬というのがあまり来ないレースなんです。
なぜかと理由を考えると自分は日本のダートの番組表に米国種牡馬がマッチしていないのではないのかと思っています。
どういうことかと言うとどの国でもそうですがクラシックレースやダービーを勝つ事がホースマンとしての目標であり競走馬としてのステイタスだと思いますが米国のクラシックと言うのは3歳5月1週から6月後半の短い間で3冠レースが行われます。
すると当然ながら早い時期に競走馬として完成される早熟性が求められるわけです。そうした文化が血統として遺伝して伝わっていくわけです。
そうした場合日本のダート競馬というのはどうでしょうか。
3歳春までに行われるJRAダート重賞はユニコーンSのみでダート重賞の番組が充実してくるのは4歳になってからですよね。
なので早熟性の高い米国の種牡馬は古馬になると旬が過ぎてしまい重賞で活躍しにくいのではないかと思っています。
ちなみにユニコーンSやレパードSでは米国血統は来ていますね。
現にヘニーヒューズ産駒やパイロ産駒を見ても2歳のダート戦からガンガン勝ち上がりますがその割にはダート重賞の番組が充実する古馬ダート重賞での活躍が少ないように感じます。
逆に言えば早熟性が高いわけですから3歳4月頃の1勝クラスやオープンクラスというのは実はとてつもないハイレベルなのではないのかと思います。
その結果として3歳6月からの古馬混合の1勝クラスでは降級もなくなった上に減量もあるのでダート戦は3歳馬が夏の間にガンガン勝ち上がる事からも証明できるのかなと思います。
さらに言うと近年ダート界を席巻した馬達といえばヴァーミリアン、カネヒキリ、スマートファルコン、ホッコータルマエ、ゴールドドリーム、クリソベリルと挙げられますが父が米国の馬が一頭もいませんね。
ここで目立つのがスマートファルコン、ゴールドドリーム、クリソベリルの父がゴールドアリュールという点です。
ゴールドアリュールも日本のダート界を席巻した馬です。なので産駒も日本のダートの番組表に適した成長をするからこれだけの名馬を輩出する事ができたのだと思います。
こうして考えると日本ではダートにおける米国種牡馬の本当の良さを生かせていないので一番レベルの高いG1ではボロが出てしまうのではないでしょうか。
なので今年のフェブラリーSは父米国種牡馬は全消ししたいと思います。
長々と書きましたがうまくお伝えできたでしょうか?
共感していただけたら幸いです。
以上になります。ご覧いただきありがとうございました。