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【大分県大分市】高崎山セラピロードに登ってきた話。結果、爆睡したのは私でした。


意気揚々、別大国道(西大分)から車で15分。金網と木々に囲まれた少し軍基地感のある入り口。


幼い子供たちの底なしのエネルギーに振り回される日々。
私は自分の時間を確保するために、大分市の高崎山セラピロードに挑戦することに決めた。
山頂での開放感や自然の息吹を感じたいという思いが胸を躍らせる。

最初にスペックをお伝えしておくが、
肥満中年、そして運動習慣ゼロの私だ。

の割に、軽装備で来てしまった感は否めない。
リュックには、みかんとアーモンド小魚と水筒を入れた。
帽子を被っただけでも大成功ということにしよう。

駐車場から入り口まで、結構歩いた。時間にして15分くらいだろうか。
緩めの坂道は、ゴールが見えず、ひたすら遠く感じた。
そしてやっと辿り着いたセラピーロードの入り口は背の高い金網に囲まれており、まるでどっかの軍基地に入るような雰囲気。
昼間だけどゾンビ出てきそうな雰囲気だった。

登山ですれ違う人に挨拶するというマナーがあるらしく、
富士山9合目登頂経験のある息子(小3)が教えてくれた。
すれ違った老夫婦でさえも、振り返ったら襲ってくるんじゃないかとビビり散らしていた。

さて山道に足を踏み入れる。断崖絶壁、急な坂道、木の根を乗り越えながら、息子と娘が元気に駆け回る。彼らの無邪気な笑顔が、私に勇気を与えてくれる。

景色は綺麗だったけど、もうすでに口の中が血の味してきた。
スケさんとカクさん。

竹の杖(無料貸し出し)を手に取り、水戸黄門さながら2名の配下を引き連れ、いざ行かん山頂へ。


30分で山頂だと聞いていた。
嘘だった。2時間かかった。

素人が撮っても綺麗だった。

やっと山頂に到着。
別府湾を臨む景色に包まれ、心身がリフレッシュされる。広い敷地がそこにはあったのだが、動くこともできない。
子供達は落ちた枝を拾って鬼ごっこをしている。
その木、多分2メートル以上ある細枝だぞ。バケモンや・・・。

寝そべったら紅葉、木漏れ日。

景色が美しいと、静かに物思いにふけたいと思う。理想だ。
だが呼吸の乱れが著しいため、一旦横になって目を瞑る。
息が整ったら、さっさと下山を始める。
みかんもアーモンド小魚も完食。
絶景の中で食すみかんの美味しさたるや。

帰路、車中でうとうとしている子供達。しめしめ。


無事に帰路に着くことができ、
しかも後部座席では子供達がうとうとしている。
完全勝利目前。
車から抱っこして二人をベッドに運んだ。
可愛い天使ちゃんたちを運んだはずなのに、
なのに、すでに布団は荒らされ剣を手に取り戦っている。

私は冷やしていたお酒を冷蔵庫に戻し、
毛布をかぶって3時間爆睡しました。

このQRを読み込むと、音声ガイドが流れる。


太陽にあたってない側。


初心者向け登山道。


一回も返ってこなかったこだまチャレンジ。やっほーの雄叫び。

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