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の発表を受けて(アップルウォッチ6とSEなど)

SpeicialThanks、2nendekaeru。トップの写真は 2nendekaeruさんからお借りしました。ありがとうございます。

アップルウォッチ6とSEが発表されたアップルの発表会の中身について「空の塾」で解説しました。

簡単にいうと、アップルはプロダクトだけではなく、サブスクと健康にシフトするよという発表でした。今回のアップルウォッチ6は血中酸素濃度が測れるよという機能が追加されました。

ざっくりいうと、血中酸素濃度を手首の血管に当てたLEDで血の色を測定して測るという仕組みですが、この測定法自体は昔からあるわけですが、時計に内臓されることで、常時測れるというのが大きい。

人間って、息を吸ってそれを血の中に取り入れて、それを使って活動するわけですからね。

さて、何に使えるの?

どんどんこれから活用方法が見出されてくるんだろうと思います。外国の記事を読んでいると、新型コロナになったときの初期症状が分かるんじゃないかとか、睡眠時無呼吸症候群の診断に使えるんじゃないかとか書かれています。

日本では実施時期がまだ未定ですが、アップルのサブスクで、アップルウォッチのヘルスケア機能でのサブスクも発表されました。このあたりがハードを売るだけではなく、継続的なことが必要な健康についても、アップルがサポートしていこうという気概が感じられます。

SEというブランド

アップルウォッチもSEが出ました。コスパ抜群です。若い人とかエントリーの方はこれで十分。で、iPhoneSE2が大成功したことでコスパの良いモデルを出して、市場シェアを一気に拡大しようという戦略に出ています。

おそらく、iPadSEとかMacBookSEなんていうのも出てくるんじゃないでしょうかね。

iPadAir

形はiPadProのようなソリッドな形のiPadAirも出ました。Airというブランドがアップルの代名詞のようになっていますので、戻ってきた感じはありますが、今回の発表では、アップルの新しいシリコンA14 Bionicが搭載されています。いつもはiPhoneで先に発表されていましたが、新型iPhoneの発表は今回はされておらず、おそらく10月くらいに個別にあるでしょう。で・・A14 Bionicを搭載した新型iPhoneが今年発表されるでしょう。

Airというブランドをどう残して活かしていくのかは今後も注目です。

アップルシリコンの行方とアメリカの国家戦略

アップルウォッチ、iPadともにアップルの半導体、アップルシリコンで動いています。夏の発表では、Macもアップルシリコン化してインテル製をやめるということになっています。

同時に、アメリカの国家戦略として、半導体は戦略物資だから、外国で作っているのは危険。産業が空洞化してしまうおそれがあると考えているようです。今まで、ファブレス、海外生産をしてきたアメリカ企業に対して、半導体は国内で作れと補助金を出していたりするのです。

アップルも半導体が競争力の源泉になっています。で、アメリカの国策もそれを後押ししています。今後も新しいアップルに注目していきたいと思います。



技術的なモノ、商品的なモノについてはオンラインの「空の塾」上では、質疑で答えました。


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