絶版本を物物交換してみることにしました
ビジネス書著者の美崎栄一郎と申します。
ビジネス書をたくさん書いておりますが、本は売れなくなると絶版という、もう在庫持ちませんよ、印刷(増刷)もしませんよという事態になります。
本を書くようになって、2回、絶版の連絡をもらいました。というわけで、その2冊は新しい状態の本を買うことはできないわけです。
思い入れのある本が2冊、絶版になっております。不思議なものです。
絶版本『枠からはみ出す仕事術』だけど、電子は継続
1冊は、『枠からはみ出す仕事術』サンマーク出版 です。この本がきっかけとなり、私は脱藩してしまいました。発売日が東日本大震災のタイミングでした。で、東北の紙工場も被害をうけ、紙が足りず、増刷のタイミングを逸して、在庫も足りず、初版のままでした。
私の本は、ほとんど増刷しているので、初版のみは、珍しいですが、このタイミングがまずかったんでしょうね。そのまま絶版に。紙の本は絶版なのですが、電子版は売られています。
紙の本はないけれど、デジタルだと読めるわけです。
絶版本『仕事ができる人はなぜ「あそび」を大事にするのか』
今回の話題は、こちらです。2冊目の絶版連絡があったのが、『仕事ができる人はなぜ「あそび」を大事にするのか』です。
版元は、実業之日本社です。
本を作る過程をすべて公開してつくるという試みをしたので、タイトル決め、章構成、原稿書き、編集会議、営業会議で、本の表紙を作る過程もデザイナーの鈴木大輔さん(ソウルデザイン)に公開しながらやっていただきました。当時は、Facebookライブもyoutubeライブもなく、ustreamというサービスで配信していました。
絶版本が捨てられるというので、残りの冊数を全部買ってみました
絶版本が連絡があり、全部裁断処理して捨てられてしまいます。なんだか忍びないと思って、倉庫に残っている全冊を買い上げました。200冊くらいだったような気がします。
で、思いつきで、欲しい人に販売するのではなく、無料で配ってみることにしました。
で、対価はお気持ちで。
お気持ちなので、何にもなくてもOKです。最近、過去の私(美崎栄一郎)の本に関するセミナーをオンラインでやっているのですが、その前に私(美崎栄一郎)の本限定の読書会をやっています。
そのときに、参加者の丸亀製麺の小野正誉さんが読書会のメンバーに本をプレゼントしてお気持ちをもらうということを試したようなのです。私の本の読書会なのに、小野さんの本で盛り上がるという面白い展開ですが・・・で、本がお米やお酒などに変わっていったそうです。
で、同じようにやってみることにしました。
残りの冊数も定かではないので、なくなり次第おしまいですが、こちらで経過もしたためていこうと思います。
落書き書いて、発送しております。
最後の最後まで、公開して、楽しんでみようと思います。