私のひとり暮らしヒストリー
最初に住んだ部屋は、大学合格があまりにも遅かったため、慌てて選んだ6畳1K。国試合格までの8年間、何だかんだ1度も引っ越さずに過ごした。ロフトは夏寝るのにあまりにも暑すぎて、結局ガラクタ置き場になっていた。壁は薄く、隣の人のいびきまで聞こえてくるレベルだったため、友達も滅多に呼べなかった。キッチンは狭く、調理したものが何も置けなかった。
ただ、窓から見える風景はとてものどかで、窓を開けてぼーっと外を眺めることでリフレッシュできたりもした。大学からも歩いてすぐだったので、通学で苦労することもなかった(それ故、頻繁にサボったりもした)。
そこから今の部屋に引っ越したのが、ちょうど1年前。1人で住むには充分広い部屋だ。キッチンは広いし、洗面所は独立している。鉄筋コンクリート造のため、上下左右の部屋の生活音は一切聞こえてこない。ウォシュレットがついていない便座なので、冬の時期非常に冷たい思いをしたが、それ以外はほぼ不便なところが見つからないくらい、いい部屋だ。
そんな部屋に、明日から彼と一緒に住む。
90%くらいは幸せで、10%くらいは寂しい、かも。
ひとり暮らし歴9年、今日をもって卒業します。