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深夜の雑記

外の世界は考えを巡らせながら行動する必要があって、率直に言うと疲れる。“道を歩く”という動作一つ取っても、私の場合、「自転車が急に出てこないか」とか、「早く渡らないと迷惑をかけてしまう」とか、常に糸をピン、と張っているような状態である。会話する時は尚更だ。相手がどう思っているのかが気になって仕方がない。それゆえ、大学に行き講義を受けて帰ってくるだけで、とてつもない疲労感に襲われる。

それならずっと引きこもっていればいいじゃないの(コロナ禍なら尚更)、と思うかもしれないが、1K6畳、1人で誰とも会わずに1ヶ月過ごしてご覧なさい。心が荒むのは実証済みだ。一人っ子には致命的である。この矛盾した、我儘な性格を何とかしたい。

寝付けない夜に、消したり書いたりしながらどうにか仕上げた文章を誰が読むだろうか。そんなことを気にしている故、まだしばらく眠れそうにない。