【ICL】視力が0.06から1.5になった話 適応検査編
ICL手術の適応検査を受けてきました!!
※自分で調べたことやお医者さんから聞いたことをまとめていますが、間違っている可能性もあるので、受けたい人は自分でも調べてみてね
ICL手術とは
レーシックと並ぶ「目を良くするための手術」です。
目の表面を3mmぐらい切って、内側に特殊なレンズを埋め込みます。
レーシックは目の表面を削るので元には戻りませんが、
ICLはレンズを取り除けば戻せるので比較的安全だというのが売りです。
そのぶん高いけど。(50〜80万ぐらい)
レーシックは近視が強ければ強いほどたくさん削る必要があります。
手術後に視力が戻ってしまう場合もあり、その場合は再手術を行うこともできるのですが、近視が強いとそう何度も削れません。
ということで、近視が強い人はICLを勧められることが多いようです。
私もかなりの近視なのでICLを検討していました。
他の手段だと、寝ている間に特殊なコンタクトレンズを装着して日中の視力を矯正する「オルソケラトロジー」というのもあります。
手術が必要ないので、今はこれが最も低リスクのようです。
私の場合、毎晩レンズを装着するというのは絶対に続かないので、選択肢には入れませんでした。
(今調べたら私の視力では適応していないようですが…)
ちなみに私は両目0.06、乱視が-2.0Dの強度近視です。
これも今回の検査で見てもらった数値です。
適応検査とは
目を調べて、手術を受けられるかどうか確かめる検査が適応検査です。
レンズの大きさや度数を決めるための検査もします。
ICL手術の合併症として挙げられるのが「緑内障」「白内障」で、これらはレンズの大きさが合っていないことにより発生する場合が多いようです。
あまり発生するものではないようですが、一度なると治りません。
また視力を上げすぎると「過矯正」と言って気持ち悪くなったり、頭痛になったりする場合もあります。
乱視を矯正する場合、レンズの形と目の形が合わないとレンズが回転してしまい、意味がなくなってしまったりもします。
ということは、きちんと検査をして自分に合ったレンズを選んでもらうことがかなり重要です。たぶん。
手術自体は20分ほどで終わるらしいのですが、
適応検査にはだいたい2〜3時間かかります。
病院選び
ICL手術は比較的新しい技術ですが、あまり難易度は高くないそうです。
そうはいってもリスクのある手術なので、病院選びは難しかったです。
ネットで調べたときに「ICLや白内障手術に慣れているお医者さんが良い」という意見を見たので、そういった病院を探して選ぶことにしました。
また、手術後しばらくはアフターケアのために頻繁に通院する必要があるので、家からのアクセスの良さもそれなりに重要です。
このあたりを鑑みつつ口コミなどを調べたのですが、ネット上の口コミなんて業者もいるしあんまり当てになりません。
実際に行ってみるのが良いだろうということで、
比較するべく2つの病院で検査を受けてきました。
◇◇◇◇◇
適応検査行ってみた
特定の病院に誘導したいわけではないので病院名はぼかしますが、
有楽町にあるのに品川って名前についてるクリニックと、
新宿にある3文字の名前のクリニックに行ってきました。
どちらの病院も適応検査は無料です。
有楽町のほうはやたらクーポンを配っていて、クーポンを使うとかなり安値で手術を受けられるというクリニック。
新宿にある方はGoogleの口コミがかなり良く、有楽町よりは高額ですが我が家に近くて通いやすいクリニックです。
結論としては、新宿の方で手術を受けることにしました。
新宿のほうがカウンセラーの方やお医者さんが親身になってくださり、手術のリスクや検査結果について細かく説明してもらえましたし、
「検査の際に診察したお医者さんがそのまま執刀を担当する」というのは安心感がありました。
(有楽町の方もそうかもしれないですが、そういった説明は無かったです)
また、新宿の方では診察時に「緑内障の恐れがある」と言われ、別途5000円払って視野の検査もしてもらいました。
(もちろん無理やり払わされたわけではなく、費用について説明を受けた上で検査を受けました)
検査の結果「今のところ大丈夫だけど、予備軍である」とのことでした。
近視が強いと緑内障になりやすいらしいです。
これに関しては正直「5000円払わせたかっただけじゃないの?」と思わなくもなかったですが、検査を受けるのは良いことですし、健康診断だと思って受けてみました。
視野検査、けっこう面白かったです。
とはいえ、違いはそれぐらいです。
視野検査以外の検査はどちらもほとんど変わりませんでした。
金額自体は有楽町のほうが数万円安かった(クーポン込み)ので、コスパを気にする人はそっちのほうがいいのかも。
私の場合、手術の料金は 696,600円 になるようです。
近視が強い+乱視あり+アフターケア3年 でこの金額でした。
(もう少し目が良くて乱視なしだったら50万ぐらいで済むみたいです。)
ICL手術に向けて
病院は決まりましたが、実際に手術を受けるのは数ヶ月先になります。
というのも、強度近視+乱視のレンズというのは在庫が少なく、オーダーメイドで作る場合もあるらしいのです。
その場合はレンズが届くまでに2〜3ヶ月掛かるので、それまでは手術の予約すらできません。
また、私の選んだ病院ではあと2回ほど検査に行く必要があるので、それも済ませないと手術は受けられません。
手術の翌日は仕事を休む必要があり、1週間は顔や髪を洗えないなどの制限があります。またアフターケアのために定期的に通院する必要があります。
手術自体は日帰り20分で終わりますが、
検査から通院が落ち着くまでは半年程掛かる手術です。
受けたい方は、在宅勤務の期間や転職の合間など、時間のあるうちに受けるのがおすすめです。
レーシックだと検査から手術まで日帰り!みたいなプランもあるので、忙しい人はそっちのほうが良いのかも…。10万円ぐらいで受けられるし…。
おわりに
ということでICL手術の適応検査を受けた話でした。
まだ手術は受けてないので「オススメです!」とは言えません。
本当は受けてから書きたかったのですが、前述の通り受けられるのは3ヶ月後とかになるので、先に書いてしまいました。
でも、朝起きた瞬間から周りが見えて、お風呂や美容院の鏡で自分の姿が見えて、温泉の看板が読めて、眠いときにはコンタクトを外さなくても寝てよくて、、、みたいな生活を想像すると、かなり楽しみです。
メガネしても0.8しか見えない状態で20年生きているので、視力1.0の生活はあまりに未知で、むしろちょっと怖いまである。
自分や他人の肌荒れやムダ毛、家の汚れなんかも見えるようになるんだろうな。今お風呂のカビとか全然見えないし。
もしもICL手術を考えている方がいれば、参考になると嬉しいです。
手術受けたらまた書きます。おたのしみに。
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