今更ながら、
インターンの初日へ戻る。
インターンに現地入りしたその日から、
富岡町から葛尾村へ。
2日間にわたり、アーティストさん、
デザイナーさんなどと双葉郡を巡る
Nadegata Instant Party「Back to the Future」
ツアーに参加した。
アートデザインの世界に疎い私は、
自分の知識不足にどうしていいかわからず。
しかしこのような方々とここに来れたことは、
また違った見え方に繋がった。
いわゆる「被災地」と呼ばれる場所には、
私が知らない過去や今がたくさんあって。
調べなきゃ、知ってなきゃ、失礼なんじゃないか。
それでも全部わかることはできない。。
と、この地域に対して身構えてしまう自分がいて。
自分のような人や、他の地域の人が、
今よりもフラットに
この地と関わることはできないのか?
という問いが、今自分の中である。
この2日間をまとめるのには、
あまりに複雑な気持ちになってしまって、
全く言葉にできなかった。
あの日、その直後の記憶の薄い私が、
不自由なく暮らしてきた私が、
こんなにも震災に対して思いを強く感じる理由が
まだ言葉にできない。
これを書いていて思ったが、
私はいつ震災という言葉?記憶?から
距離ができたのだろう。
自分の目につく範囲の除染が終わった時か。
見慣れた場所の仮設住宅が撤去された時か。
空間線量がニュースで流れてくるのに慣れたのか。
時間と共になんだろうか。
ふと思った疑問。
さらに言語化できるように。
さらに問いを深められるように。