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【蒼雑記】エクストリーム・映画・ハシゴ・アタック!~続編とか兄弟作とかでもない映画を一気に見ることは面白い!~

続編とか兄弟作とかでもない映画を一気に見ることは面白い!

昨日は映画を一気に3本!ルパンと人間失格とシティーハンターを一気に!!観ました!!
そんなスタイルが巻き起こす効用について一回まとめておこうかなと思った次第です。

一昨日見た映画の感想文を昨日書き、昨日見た映画の感想は明日以降書く!なんか歪だ!

昨日は何したの。(読み飛ばし可!)

はいこちら、推しちゃんのデビューシングルCD!こちらのリリース記念イベントの参加券を集めてました。「1枚予約ごとに参加券1枚」ってやつだね。それを、先着のを、友人と集めてました。

みんなはそういうリリースイベントとか抜きにMV見てみてね。チェックチェック。いい歌声だからさ。

友人とそのミッションを終わらせてからは、時間があった+いつもと違う劇場が近かった+14日でTOHOシネマで映画が半額!!!!ということで、映画を観ることに。
タイムテーブルをよくよく観察してみると、ルパン三世TheFirst→HUMAN LOST人間失格→フランス版シティーハンターが完全に繋がる完璧なタイムテーブル!「どれを」じゃなく「全部」見る!

ていうか、もともと1日中映画見るつもりだったところに予約行脚が割り込んできたんですけどね。ある意味予定通りでした。

観終わったら頭痛がえぐかったです。

昨日見た映画のひとくち感想文

明日以降、ちゃんと感想文書きます(がんばります)
ひとまずは速報!

【ルパン三世 The First (MX4D)】

一言でいえば「完璧にいつものルパン三世」。ユアストーリーじゃないです。ルパン三世。
The  Firstの意味もしっかり重い。「初代ルパンとルパン三世の間に受け継がれたもの」、家系、血、新年…そういうもの…その結実!
素晴らしかった!

MX4D、ちょっと銃が発砲するたびにプシューーッってなるのはしつこかったけど、カーアクションやドッグファイトで揺れるのは楽しかったし、斬鉄剣の演出が完璧で最高

【HUMAN LOST 人間失格】

ごつい哲学!
「人間が人間たる資格はなんだ?」「支配と共感と破壊、人間の『すがた』はどれだ」「生きることは生命を維持することか、精神を維持することか?」「本当の『道化』は誰だ」

そういう部分を含めつつ、映像のメリハリ!暗めの映像パンチ、サイバーパンクとバイオ・ウォー!

あと名優が揃ってるので大変芝居と心のぶつかり合いが見ごたえ聴きごたえあるんですね。素晴らしい。

【フランス版シティーハンター】

完璧に「シティーハンター」。最強の男が時々だらしなくときどきカッコいいシティーハンター。だけど「フランスの隠し味」がちゃんと生きてる。「フランスでやる意味」をちゃんと出してる。

あと、「史上『最香』の作戦」ってサブタイトルが完璧なんですよね。「香水を巡る戦い」であり「カオルを巡る因縁」でもある。そして「カオル自身の物語」でもある。和訳完璧か?完璧だったわ。

さらにシティーハンターコンビに巻き込まれた二人の男も、単純に面白かった。なりゆきバディが好きな人におすすめ

映画を一気に見る経験について(過去編)

無題:コナン→犬が島→ランペイジ
生存競争:レディプレイヤーワン→ピーターラビット→ビューティフルデイ
ヒーローとは何ぞや?:実写BLEACH→ポケモン→インクレディブルファミリー→ルパパト/ビルド→ヒロアカ
プリズムのきらめき:キンプリ→キンプラ→SSS1
過去の自分と今の自分:HELLO WORLD→ジェミニマン→スタートゥインクルプリキュア

他にもnote記事に書いてないだけで連続鑑賞はなんどかしてるはず。連続視聴楽しいぞ!

初めての人は、連続視聴の中に90分サイズの奴を混ぜるなどして負担を下げておきましょう。3本全力で連続視聴すると、割と脳に負担が来るからね…。

映画を一気に見る体験について(概念総括編)

続編とか兄弟作とかでもない映画を一気に見ることは面白い!

映画を一気に見る、って話をするとみなさん「それ、頭の中でごちゃごちゃにならない?」って言われます。

なります。

でも考えてみてほしいんですけど、雑誌連載の漫画と同じようなもんですよ。あの形態、別に違和感なく読めてるでしょう?同じことです。皆さんは、映画を、一気に見ることができます、劇場で!

で、映画のはなし。映画は似たようなカラーになる場合もあれば、全然違う映画を一気に見ることもあります。
が、どのような組み合わせであれ、複数本を一気に見て、それを同時に咀嚼することで、「その作品の間に流れる共通テーマ」を見出すことができたりします

例えば「ヒーローとは何ぞや」、例えば「時を経た自分という他人について」、例えば「漫画・小説の映画化(メディアミックス)における作品の変化」……物語の内外において、何かしらの「テーマ」を見つけることができるはずです。
まぁ、ときにこじつけになっちゃったりするんですけど。

そしてお題を見つけたら「それぞれの映画で示された答え」を並べ、「自分の中の答え」を見つけていく。ここから先はいつもの考察です。考えて考えて、戦うのだ。

「テーマを見つけて考察するための材料を集める」んじゃなく、
「テーマの答えを見出した上で描写を練り上げる」のでもなく、
「テーマの異なる作品の根底からさらなる根幹を見出す」んだ

複数の映画のような「全く違う経緯と哲学で創られた物語たち」の中に根底として存在する”何らかのテーマ”があるならば、それはきっとほかの創作にも通じる”何か”のはずだ。そういう普遍的な”何か”を見出し、その答えを己の中に確立し、視聴者としても創作者としても活かすために、一度たくさんの作品を一気に入れ、考える…そういう考え方!

加色混合みたいな考え方だなぁ。物語を足して、足して、最後に白く残る。加色考察とでも名付けるか。

というわけで、まとめ

・映画を一気に見るのは脳みそがごった煮テーマパークになってたのしい
・映画を一気に見ることで「それぞれに共通するテーマは?」「描写の違いは?」とか考えることができる。
・そして「そのテーマは『普遍的な理念』として、どういうものか?」「それに対する自分なりの答えは?」と、自分の基礎哲学を固めることができる!

という感じで。

皆もコンテンツ一気摂取、やってみよう!!


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