ミリオンライブ、アニメから入って先行上映1~3見ました記 #ミリアニネタバレ感想
アイドルマスターミリオンライブ!の先行上映1~3幕を見ました。
自分はシンデレラをある程度は追ってて、その流れで出来た友達の影響で「ミリオンの皆さんもだいたい知ってるけど、各個人に深い思い入れはない」くらいの感覚で知ってる程度でしたが、せっかくなので……観ました!
というわけで数年ぶりのnoteは感想文です。
Twitterもそろそろ危ないし、映画とか何やらの感想は(簡素でも)こっちに書くようにした方がいいのかねぇ。
さぁ!なんでもあり感想文の開演だ!
感想
白石紬、強くてカッコよくてかわいい女
こういうの、本来「未来が~」「静香が~」「翼が~」ってメインのトリオの話をするべきなんだろうけど、無理でした。白石紬、良すぎる……。
もともと、不器用なお嬢さんで色々とお労しいタイプとは聞いていたけど、これほどとは思わなかった。なんて不器用で……可愛くて……しかしなんと逞しい……。
登場直後は「寮があるとばかり……東京で家がないなんて!」のポンコツぶりをカマし、周囲のレベルの高さにあわあわし、存分に小動物ぶりを披露してからの――
「うちが、繋がんと」
――瑠璃色金魚と花菖蒲、カッコよすぎる……。
こういうタイプは「緊張するより楽しんでいこうぜ!」とか「今はただ歌に没頭する――」とか、憑きもの落としイベントを経てのアイドル賛歌になるものだと思ってたけど、まさか自分の責務を背負ったまま、ひとりでやり切るとは……。直前に歌織さんから一声もらうとかもなく、本当に一人。強いアイドルだった……。
とはいえ、ステージに立ったのはひとりではあるけど「バトンを繋いできた皆」がいるから決して一人ではない。とも言える。むしろ、一人ではないからこそのあの呟きと決意だものね。
責任感が強く、自責の傾向もあり、自分の力不足を知り……その上で、きちんと周りを見ているし、周りからの力をもらう。そういう柔軟さもちゃんとある。ひとの温かさを大切にできる女の子なんだね。
「繋がってる」を強調する「『届かないの』で入って『届きたい』を唄う曲」なの、強すぎる……好きだぞ、白石紬……
(2023/12/24追記)
普段は清楚、ときどきぽんこつ、根は真面目、だけど勝負所は強い。いいアイドルだ……。
もともと和風の要素が好き+銀髪のキャラデザが好きってところもあって、前々から気になってはいたけど、ミリアニで完全にオチたかもしれない。白石紬、推せる!
デレの担当の周子と合わせて練り練りしたいところですね。
徳川まつり、いい女
こういうの、本来「未来が~」「静香が~」「翼が~」ってメインのトリオの話をするべきなんだろうけど、無理でした。徳川まつり、良すぎる……。
「ふわふわしたお姫様」だけど「本当はその芝居をしてキャラ付けをしている」ってところまでは知ってたんだけど、その要素が些細に見えるほどに「周囲を見てバランサーをやるお姉さん」の要素がカッコいい……。第1幕の百合子フォローとか劇場案内で持っていかれた。そういうフォローを「姫」のロールプレイの中でやるから、相手にも気にさせないのも偉い。
現実と幻想の合間を自覚的に踊ってる「おひめさま」、良い。お姫様を演じて、その芝居で周囲を振り回しつつ、その実は地に脚を付けて周りを支える意識もある……。立派な女性だと思います。
フェスタ・イルミネーションも熱ィ。きらきらしててお祭りの、パレードの始まりって感じだ。
こけら落とし公演前の合宿とか『まだまだ色んな事ができそう…』って底知れない雰囲気出てたし、まだまだ掘り下げれるんだろうな。「妹さん」とかも何かあるらしいけど、その辺もわかんねーしな……。
デレの担当のユッコ、日菜子、柑奈と合わせて練り練りしたいところですね。
このみ姐さん…………
こういうの、本来「未来が~」「静香が~」「翼が~」ってメインのトリオの話をするべきなんだろうけど、無理でした。馬場このみ、良すぎる……。
自分の身体的な弱みを理解した上で自分の理想とスタイルを押し付けるブレなさ、そういうエゴを抜いた状態での周囲を気にした立ち回り。
まつり姫と似てるけど、姫は「姫ロールに気遣いを包む」一方で、このみ姐さんは「セクシーお姉さんであること」と「頼れるお姉さんであること」を区切ってる印象がある。良し悪し長短ではなく、それぞれの個性だ。
まつり姫は「こんな風に夢の存在になれますよ」って意味で"希望"を魅せるけれど、このみさんは「きちんとした大人であることと、その上で自分の夢と遊びを持っていてもいいよ」って意味の"希望"になる。大人らしさと自分らしさをどちらも持ってる姿、いいな……。
デレの担当のレナさん、担当じゃないけど応援してます早苗さん楓さんと合わせて練り練りしたいところですね。
14歳の三人娘、それぞれの見える世界について
「未来が~」「静香が~」「翼が~」ってメインのトリオの話をする段落。
未来は「満たされてるけど特定の夢はない」、静香は「父との不和や自信のなさで動けない」、翼は「何でもできてしまうが、満たされていないことを自覚してない」。
それぞれスタート地点も最終課題も違ってて、それぞれの持つもの・持たないものが影響し合う。これぞ、これぞ青春って感じだぜ。
未来は「無理かもしれないけど、やる!!」って突っ走るところが頼れる。
静香は「背中を押して」って仲間を頼れるようになった瞬間が愛おしい。
翼は「私、本気の挑戦をしたい――二人みたいに!」って『プロデューサーの気を引きたい』とか『美希ちゃんに煽られたから』ではない『自分で決めたこと』をやり抜く姿が燃える!
14歳特有の不安定さを相互に咬み合わせて、無茶も、不安も、無自覚も、全部まぜこぜにして前に進んでいく。この三人を軸にしたお話。そして、三人が周囲を巻き込んだり押していくお話。よかったな~。
「つなぐ」テーマと「アイドル」概念について
765ASからミリオンスターズへ。
先に仕事を始めていた百合子たちから未来へ、未来から皆へ。
先発のミリオンスターズから後発スターズへ。
アイドルからファンへ、ファンからアイドルへ。
プロデューサーからアイドルへ、アイドルからプロデューサーへ。
春香から未来へ、未来から紬と歌織へ。
アイドルは「つなぐもの」として描いてきて、その上で最後のRefrain Rel@tionで〆る。新たな繋がりは繰り返し、繰り返し結ばれていくし、結んだ繋がりはまた残響し、蘇る。いつまでも、なんどでも、どこまでも、人と人は繋がっていく。
『アイドルとは歌や技巧ではなく、生き様と希望を魅せる者』というのがシンデレラ等々を通じて抱く持論なんですけど、
ミリアニを通してみると『人から受け取り、人に伝え、皆で輝くこと。そのつながりの中心に(偶然)立つもの』っていう感じになるかな……。
『自分一人で輝くのではなく、”あなた”と輝くのがアイドル』。
それは仲間であり、ファンであり、建設や裏方のスタッフであり、食事であり、プロデューサーや事務であり、家族であり、友人であり……そんな周囲と一緒に輝くのがアイドル。誰かの助けを受けて、誰かからもらい、誰かを助け、誰かの背中を押すのがアイドル。
うん、いい姿を見せてもらったぞ。
先輩の背中……デカいぜ。
先輩たちがデカすぎる。あまりにも偉大ぇ……。
山崎はるかさんはじめ色んな人が言う通り「765ASと共演できるのがミリオンの絶対的な特権」で、その特権を過不足なく使いこなしてたなぁ。
春香さんは相変わらずの明るさで「これから何があっても、きっと笑っていられるよ」って示してくれた。
千早さんは「辛いことがあるかもしれない。だけどそこで挫けなければ……」って柔らかな成長でこれからの希望を見せてくれた。
美希さんは……才能に恃む者をすぱっと厳しく言ってあげる真摯さを見せてくれた。これがたった一個上!?
チーフも重要なところに現れて重要な灯りをともしてくれたな…ありがてぇぜ……だんだん社長に似てきましたね!
大先輩としての安定感を見せてくれるの、ありがてぇ~…。
展望
ミリオンをちゃんと追うのはむずかしい(キャパ的に)
ここまで散々書いてきたのに申し訳ないんですけど、ミリシタとか絶対できねぇんですよね……。
デレステもウマ娘もブルアカも、ログインすら出来てないのにミリシタとか始められませんって。マジで。アプリに限らず、新しく追いかけるコンテンツを増やすのは本当に難しいと最近感じる。ライブとかも行けない・見れないだろうなぁ……。
退勤したら抜け殻だし、そこからあれもこれも、原稿もゲームもシナリオ読んだりも出来ない……。自炊習慣すらもう一年くらい出来てないんじゃないか?
こういうのは1日でも早く始めた方がいい、というのは頭で分かってるんですけど、出来ないタスクを増やすくらいならごめんなさいをするべきだとも思う……。食えない食べ物はバイキングのトレーに載せちゃダメ。
というわけなので、本当に申し訳ないけど、紬やまつり姫のPを名乗ることは難しいのだろう。寂しいが、難しいものは難しいのだ。
気になった歌だけでも取り込んでいったりしようかなぁとは思うので、まずは瑠璃色金魚とフェスタ・イルミネーションか…?
でもこういうこと言ってる場合、だいたいタイミングを逃すのだ。
花咲夜の扇子たのしみ
実は花咲夜のコラボ扇子を注文済みです。
TLに流れてきたデザインでいいな~ってなったので、ミリオン知らないのに買っちゃった。なんかカッコよかったし、つむつむもいたので……。
https://twitter.com/itotsune_sensu/status/1664241130936971266
で、そこから花咲夜の曲だけは買って聞いておいたりして……。
この間は同人ハンドメイドアクセサリーも買ったりしました。
とまぁそんな感じなので、このくらいのゆるさで関わっていければいいなぁと思います。
届くのはもっと秋が深まってからになりそうだけど、眺めるだけでも楽しかろうな。
おわりに
ここまで読んでくれてありがとうございました。
多分これを読んだ人は、もうずっとミリオン追っかけて、先行上映会も全部見た人なんでしょうね。この度はおめでとうございました。
こんな感じでよくわかんないなりになんとなくシアターの扉をらったった叩いたわけですが、これからも緩くお付き合いできればいいな~と思います。白石紬と徳川まつりとは、特に…。
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チェックナウ!ミリオンのPさんたちも、チェックナウ!
よろしくお願いします!
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