7年前に見たとある夢の話【和氣あず未さん1stLiveによせて】
和氣あず未さんの1stLiveを数時間後に控えたこのタイミングで、俺が彼女に魅入られた日のことを書いておこうと思う。
期間にして7年前のことだ。多分に美化も入ってるかもしれないけど、老人会ってことで許してほしい。
なぜ今か?
それは魅入られた日というのが「彼女が専門学校生のころ、ライブをやってる姿を見た日」だからだ。
声優さん、役者さんを語るのにそれはどうなんだろ、と思って、オープンな場所では話すのは止めてきたんだけど……ワンマンライブをやるほどのアーティストにもなったんだから、いいだろう、ってね。
ちなみにここに至るまで3回くらいnoteアプリのエラーとか不明解さで全文消えてるから、巻いていくよ!
むかしむかし
7年前!
和氣あず未さんはまだ声優じゃなかったころ!
彼女はとあるラジオにアシスタント出演しており、世間話的に「専門学校の学校祭でライブステージやるんですよ~」という話題をだした。
調べてみれば一般人立ち入り自由!
なので行った!
当時は単純に、「ラジオやTwitterで親しみ持ててるし可愛いし、見物したろ~」くらいだった。アシスタント就任2ヶ月くらいだから、当然っちゃ当然の緩いモチベーションだ。
でも、実際に観たステージは凄かった。
当時の俺はそもそもライブというものに慣れてなくて、ライブハウス型のオールスタンディングに客を詰めるのなんて全く初めてだった。
ユニットタイプのライブも初めてだった。
その上、もともと顔を覚えたり判別したりが苦手なタチだったから、正直に言えば「観に行ってもわかるかな…」って懸念があった。
だけどいざライブを観てみれば、勢い任せで楽しめたし、その中でもアズミーを見つけることが出来た。
それは運命とか魂とかの感動的なものじゃなくて、ただシンプルに「七人ともうまいけど、その中でアズミーが一段飛び抜けて凄いから見失わない」っていうだけのことだった。
ただ可愛いね、頑張ってるねって思ってただけの子に圧倒されて、魅入ってしまった。
そして、同時にぼんやりとしたイメージも"幻視"た。
見渡す限りのピンク色のライト。
真ん中にアズミー。
満員の会場を沸かせるワンマンライブ。
そういった未来を魅せられてしまった。
そうなってしまっては敵わないもので、彼女はただの新人から、明確な推しになったとさ。
それからの話
勿論、歌やステージングだけに惚れたわけじゃない。
後々、ラジオドラマで聴かせて魅せた演技の幅。これは片桐早苗でのデビュー後から今まで、着実に証明してきた。
アドリブに弱いもののなんか突拍子もないクソ度胸を秘めてるトークや行動の爆発力。これはもう少し落ち着いてほしいが……。
ライブ後、突然声を掛けて手土産を渡した俺にも愛嬌たっぷりに応じてくれた性根のよさ。
その愛らしさと同居する 「色々逃げてきたけれど、夢を叶えるためならば!」というストイックさ。
ただ厳しいだけでも、ただ緩いだけでもない彼女だけのバランス。
そして歌唱力。演技力、表現力を活かして、ふんわりしたやつからビターなやつまで、個人名義で26曲。1年半で26曲!?ライブが楽しみにもなるってもんだ。
そういう、きっと皆さんもご存じの色んな良さに惚れ込んで、はやくも7年経ったのだ。
えっ、ご存じでない?
逆に考えるんだ。これからご存じになればいいやって考えるんだ。5年分の活動が纏められたファンブックもあるからさ…!
今日の話 これからの話
というわけで、和氣あず未さんにまつわる俺の昔話でした。
あれから7年。
ついに、あの日視た、魅せられた舞台――観客全員が彼女だけのために集まり、光を贈るステージの日。
勿論、あの日視たイメージとは違う。
センターステージはないし、ライトの色の指定は無いし、ご時世柄まず満員自体不可能だ。
だけど、確かにあの日(俺が一方的に)視た夢が実現しようとしている。
才能と努力と天運、全てが噛み合わないと生き残れない、一つ欠けたらすぐ消える世界で、毎年上り調子に駆け抜けて、今日を迎えている。なんとめでたいことだろう!
俺個人ができること、できたことは少ない。ただ昔からいただけってくらいのやつで、残念ながらこれからもそうだろう。
だけど、出来るならこれからも彼女に、あるいは彼女と夢を見ていたいし、彼女の夢の一助になれたらいいなぁと思うのでした。
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