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『喜怒哀楽が記憶力を上げる!?』 プチっとスタディ vol.57
[キーワードと言い換え]
情動的記憶
≒
喜怒哀楽の情動が伴い強く残りやすい記憶
[解説]
皆さんも
何かを思い出そうとする時、
大抵その物事と合わせて喜怒哀楽の感情まで含めて想起されませんか?
※音声版の耳からプチっとスタディなら全話無料で最後まで聴けます
逆に、
そういった感情を伴わなかった物事を思い出すのはかなり難しいのではないかと思います。
(全然思い出せませーん笑)
なぜそういったことが起こるのか…
実は脳のメカニズムがそうさせているのです。
'強く印象に残る'という点は
vol.8のストーリーテリングに近い仕掛けかもしれません。
とはいえここで「扁桃体」がどうとか「海馬体」がどうとか言い出すと、
それは脳科学の専門分野なのでプチスタっぽくはないかも知れません。
(いや、気になるけども笑)
ひとまず皆さんに
「あぁ確かに何かを思い出す時ってそのエピソードに関わる感情とセットな気がするなぁ…」
と共感してもらえてればOKです。
そのような'喜怒哀楽といった感情、つまり情動が伴うことで残りやすくなる記憶'を情動的記憶と言います。
(情動…聞き慣れないな…)
この「情動的記憶がどう活きるか」という話をするのが、
本来のプチスタの役目でしょう。
(役目なんだ笑)
では、ケーススタディへレッツゴー!
(今回テンション高いな)
[ケーススタディ]
vol.46のケーススタディから3ヶ月…
(確かラポールの回だから進展があったのか!?)
簡単におさらいすると、
若干ギクシャクしていたプチット君とクレスさんの仲が良くなったエピソードでした。
(ほっとしたよね)
クレスさんの頭の中では、
最近なぜかプチット君のことばかりが思い出されます。
ちょっと辛いことがあっても、
vol.46のエピソードを思い出すと心が穏やかになるようです。
(なんと!)
「自分を労ってくれて、気に入ったものを褒めて貰えた。」
この体験が彼女としては'とても嬉しかった'わけですね。
特にいつも凛と澄ましているクレスさんに、
そんな振る舞いをしてくれる人は珍しく…
より情動を刺激された出来事となりました。
(ええ話やなぁ)
クレスさん視点でのナラティブですね。
※vol.33を参照
これにより、
プチット君は意図せず良い意味でクレスさんの記憶に刻まれる人となりました。
(やるやん)
もちろん喜びだけが記憶に残りやすい情動ではありません。
むしろネガティヴ寄りの情動を伴うエピソードの方が鮮烈に残りやすいです。
それらが情動的記憶の特性となっています。
(できればポジがいいなぁ)
この記憶の特性を上手く活用することで、
商品やサービスをユーザーに想起して貰いやすくすることも可能です。
情動的記憶もまた、まさに'覚えて'おきたい知識ですよね。
[投げかけ]
皆さんも相手の情動をいかに刺激できるか、
出来るだけポジティブな内容で考えてみてはいかがでしょうか?
以上
今回は情動的記憶を解説しました。
[次回のプチスタ予告]
次回は
『マクロとミクロ』
こちらを解説予定です。
なお、プチスタはテキストのみでなく音声配信も行っております。
拙い配信とはなりますがテキスト版から若干アレンジをしておりますので、宜しければそちらもチェック頂けたら嬉しいです。
「耳からプチっとスタディ」
そして、音声配信時は応援者様の紹介用に提供枠を設けております。
各回の提供枠は’期限付きで販売‘も行っているので、
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