『きっかけは、ほんの些細な出来事!?』 プチっとスタディ vol.96
[キーワードと言い換え]
バタフライ効果
≒
取るに足らない出来事が回りまわって大きな事象に繋がること
[プチっと解説]
あなたも
「まさかあんな些細なことからこんな大ごとになってしまうなんて・・・」
と、
予想だにしていない事態の発展を目の当たりにしたことはありませんか?
想像し難いことだからこその驚きなわけですが、
小さな事象や関係なさそうな事柄も「何かしらに綱がる」と心得ておく必要がありますよね。
(まだ漠然としてるな笑)
そういえばvol.60のハインリッヒの法則も近しい内容だった気がします。
ハインリッヒの法則は
紐解いていくと出来事間の結びつきがイメージしやすかったはずです。
今回紹介のバタフライ効果は、
きっかけとなる出来事と最終的に起こる大きな出来事に、
一見すると直接的な繋がりがなさそうなほど乖離があったりします。
つまり何が起こるか予測しきるのは難しいですよね、
という話です。
(締めくくった!?)
これではサラッと終わらせすぎなので、もう少し深掘りしましょう。
(そうしましょう!)
[更に深掘り]
バタフライ効果の由来としては、
気象学者のエドワード・ローレンツによる
「ブラジルの一羽の蝶の羽ばたきがテキサスで竜巻を引き起こすか?」
という問いかけから来ています。
とはいっても、
「むしタイプのポケモンがひこうタイプの技を使って遠くのポケモンに大ダメージを与えられるか?」
みたいな単純な話ではないです。
(むしタイプだって強いんだぞ笑)
ざっくり…
①羽ばたいた蝶を
②小鹿が追い
③小鹿にライオンが気付いて近づくことで
④ライオンに気づいた鹿の群れが逃げ惑うことから風が起こり
⑤その風が海で上昇気流をつくり
⑥竜巻が巻き起こる
こういった流れです。
(思った以上に込み入っとるな…)
確かに予測しようがありませんよね。
しかもこれもまた気象学者の観点から一部を切り取ったに過ぎず、
蝶が羽ばたくに至ったきっかけもあれば竜巻を要因とした事象もあるでしょう。
(終わらないね)
蝶の羽ばたきが些細な事という括りも僕ら人間の観点でしかありませんので、
蝶にとっては更に些細な事もあるでしょうし、
竜巻の比にならないような宇宙規模の事象だってあるでしょう。
vol.58のマクロとミクロの話も思い出しておきたいですね。
[投げかけ]
あなたも目の前の事柄が
どんな大きな事柄の要因となり得るかイメージしてみてはいかがでしょうか?
以上
今回はバタフライ効果を解説しました。
[次回のプチスタ予告]
次回は
『カタルシス』
こちらを解説予定です。
お楽しみに!
まだまだ未熟ないとぴーですが、今後もインプットとアウトプットに邁進します!もしサポート頂けたら投稿にも更に還元していきます!