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歌舞伎猿 !?

\本日の動物は、カラフルな顔立ちのマンドリルさん/

一度見たら忘れない

 よく「マントヒヒ」と勘違いされることがあるが、名称の由来を見てみると、man(マン)=人、西アフリカあたりの言語でdrill(ドリル)=ヒヒ(サル類)とされているので、通じるところがあるように感じる。しかしながら、見た目はもちろん違う。マントヒヒのオスはピンク色をしているが、マンドリルは赤い鼻筋、青い縦縞でなんだか歌舞伎を彷彿とさせる独特な顔立ちをしている。派手だし、なんか怖そう!と思われるかもしれないが、実はとっても温厚

◎ 撮影地 : のんほいパーク(豊橋総合動植物公園)

なぜカラフルなのか

 ちなみにマンドリルのお尻も同じように赤、青、ピンクとカラフル。そもそもなぜ鮮やかな色彩なのかというと、元々住んでいる熱帯雨林の鬱蒼とした森の中での移動中に仲間を見失わないためなのだそう。特に、マンドリルは2原色(赤、青)ではなく、3原色(赤、青、緑)で認識しているので、より詳細な色の識別が可能だ。

 そんな彼らの表情はとても豊かで、コミュニケーショの仕方も独特。熱帯雨林の中で頭や肩を激しく揺すったり、犬歯をむき出したりする行動を見て、現地の人々から「森の悪魔」という別名がついてしまった。当の本人たちは友情の表現をしていただけで、怖がらせようとしている訳ではないのだ。


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yuricamera / 寺島由里佳
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