P3RFUM3 'C0D3 0F P3RFUM3 Z0Z5' ASIA TOUR in HONGKONGレポ
行ってきました香港!!!
1年ぶりの海外楽しかった〜〜〜
旅の思い出(前編)
4時間のフライトで髪の毛をアレンジし、ライブのセトリをメモしてやることがなくなり、フライトマップとにらめっこしたりウトウトしたり。
頭上を見上げながら行きたい方向を探せるので案外スムーズでした!漢字表記だけじゃなくほぼ必ず英語表記ありで助かりました。
実はPerfumeの聖地でもある建物なんです。画角は違うけどこれはテンション上がる!
1段目はしょっぱい系、2段目は苺を使った甘い系、3段目がスコーンでした。お花モチーフで素敵すぎた!
お茶も1人1ポット頼めたので飲み比べ楽しみました〜🫖
まさかのレストランのトイレで衣装チェンジしました。
いったんホテルに寄ってチェックインと身じたくを済ませ、いざ会場へ!
ライブ
YouTubeにライブ全編のファンカム映像は上がっていますが、ライビュまでネタバレ踏みたくない!という方のために念の為有料に設定しています。
筆者は整理番号1400番台だったので、割り切って後方爆踊り作戦に切り替えていました。見事機材ブース(通称「パソコン教室」)兼VIP席の柵前を確保。MIKIKO先生とちゃあぽん、メンバーのご家族をこの目で見ました。皆さんお美しかった…!
曲のラインナップはほとんどロンドン公演と一緒ですが、『Atmospheric Entry』がなく、カウントダウンライブの惑星ポエトリーが加わっています。
参考までに公式のウォームアッププレイリストを置いておきます。
オープニング
本当は影アナを英語→広東語→日本語でやる予定だったのかもしれませんが、英語の影アナが聞こえた時点で会場のボルテージがMAXに跳ね上がり、そのまま英語で「いけるかお前ら〜?」みたいに煽られて開演しました。
映像は超新星爆発から始まりましたが、3人が歩くビジュアライゼーションが映った瞬間また爆発的に盛り上がりました。
FLASH
一瞬の暗転からの「♪花の色が―」。Aエリア前方から、もはや悲鳴混じりの歓声の渦が巻き起こりました。筆者がいた後方はどよめきと緊張感が広がっていました。筆者は悲鳴の人です。
3人は白とオフホワイトのオーガンジーを幾重にも重ねたミニ丈衣装をまとっていました。その布に負けじと透き通るように白い肌がスポットライトに照らされています。美しい。
会場の広さと、事前に噂で聞いた音漏れ具合から音響を心配していましたが全く問題なく、重低音がしっかりと胸に響きました。
筆者はサビだけ「♪FLASH」に合わせて同じポーズを取る派です。手拍子→サビはポーズとジャンプ→間奏で悲鳴→手拍子→をループします。3人が二分音符のリズムで次々とポーズするところでオイオイ言うのが好きな筆者は1人でオイオイ言っていました。オイオイムーブメントは作れず。
エレクトロ・ワールド
すかさず2曲目。筆者は1番を振りコピ、2番は人差し指を頭上で振りかざします。最後はもちろん一緒にボタン押します。
間奏のオイオイは会場一体で、オープニング以上の渦になっていました。
レーザービーム
セトリを知っていても生で見れて嬉しい気持ちが大きかったです!多分人生初生レサビです!筆者の青春時代を彩った曲の1つです。
筆者はとにかく悲鳴を上げながら振りコピしてました。この頃には後方も温まっていて、みんな好き好きに踊ったり声上げたり(撮影したり🙄笑)でした。
かしゆかが腕を折りたたむ振り付けで一瞬遅れたところがありました。そういうライブでしか見られない人間味を観測して喜ぶオタクですみません。
ポリリズム
セット時点から歓声が上がりました。会場中が確実に12年の歳月を飛び越えていました。後方からはあまり聞こえませんでしたが、シングアロングするファンの声に満ちていました。
前方は分かりませんが、後方では冒頭のポリジャンプをするのが日本人、といった感じでした。
筆者はチャイナヘアを意識してツインお団子をしていたのですが、この時点でもう原型は留めていませんでした笑
挨拶
まずは自己紹介。「ウォーハーかしゆか」みたいな発音で、香港の中国語に合わせて練習したのだなと分かりました。あ~ちゃんは2025(twenty-twenty five)が一瞬言えずお茶目に笑いました。そこから3人それぞれが広東語でファンに向けてメッセージと愛嬌を送りました。あ~ちゃんが「シンシン」と言ってハートで顔をはさむと、会場一面から🫶🏻が上がりました。
筆者は髪の毛を懸命にほどきながら聞きました。
∞ループ
きたーーっ!∞ループがお着替え曲であるということは、この曲は色々な衣装でパフォーマンスされるということなのです。とは言え生身の3人のパフォーマンスはあっという間なので、油断していた筆者は双眼鏡でガン見しそびれました。
3人が舞台下に消えたら筆者の休憩タイムです。柵に背を預け、近くでご一緒していたフォロワーさんと一息つきます。さてPerfumeが出てくるなって頃にまた1歩群集の中へ。2022年のPLASMAで鍛えられたオタクの所業です。
Spinning World
何の曲をするか一目瞭然の衣装で登場したPerfumeは、何の曲をするか一目瞭然のマリオネットダンスブレイクを披露します。筆者はトッ…カトカッのカクカクだけ真似します。
12年の間に「第4形態」まで進化を遂げたPerfumeのパフォーマンスに見入る観客たち。スピワは見慣れてないと、どうリズムに乗るか、どう楽しむか難しい曲です。筆者は振りコピに逃げます。
アンドロイド&
セトリを知っているとイントロから振りコピで入れます。しかしPerfumeが衣装チェンジしている!(記憶曖昧)
アップテンポで誰でも好きなように乗りやすい曲で、会場は再び盛り上がりを見せました。「第4形態」のPerfumeと香港が打ち解けた瞬間です。
FUSION
ここでまた突き放してくる第3形態のPerfume。
しかし会場の包容力の方が一枚上手でした。なんと2番でオイオイが発生したのです。いいぞ海外!Reframeの調教を受けていないからこできるムーブです。(幻覚だったらすみません)
筆者は柵にもたれながら、フォロワーさんと「♪ヤッ…ヤッ…」の攻防と「♪私とFUSION」を真似して楽しみました。フォロワーさんは「♪ヤァッ…🤷🏻」(伝われ)も完璧でした。
かしゆかがコロ助前に立つところでなぜか少しよろけました。何事もなかったのでヨシ!
edge
突き放しているように見えて全力で愛をぶつけてくる第1形態Perfume。これには会場のボルテージが再びMAXに。アルカイックスマイルで満足そうに会場を見渡すかしゆかに筆者の悲鳴は止みません。というか筆者はもう喉が開ききっていて裏声しか出せなくなっていました。
惑星ポエトリー
Perfumeは一度姿を消し、アップビートのSEが始まりました。「MUSIC by NAKATA YASUTAKA」の文字に沸く会場。
3人の声で読み上げられるポエトリーには、広東語、字幕が付けられていました。所々、映像に合わせて歓声が上がっていました。
Moon
Perfumeはこちらに背を向け、カウコンの白ロング丈黒チューブトップ衣装で登場しました。こんなに華奢な背中なのに、どこまでも頼もしくてついて行きたくなるのはなぜでしょう。
筆者はユニットでMoonを仕上げていたので全て振りコピで楽しませていただきました。さすがにMoonで手を挙げているファンはほぼいないので、「♪DANCE DANCE」では筆者の手に3人の視線が集中します(妄言)。隣にいたスマホカメラお兄さんに二度見されながら踊りきりました。
ラヴ・クラウド
ミラーボール風衣装に早着替えして会場を煽るPerfume(記憶曖昧)。
この曲はPerfumeで初めてと言っても過言ではない、ファンカムYouTubeで世界に知れ渡った曲です。香港でもよく知られていたようで、みんなノリノリでした。いやこの曲は知らなくても乗れる!ハウスミュージック最高!
3人が近寄るところで悲鳴は必須です。
すみっコディスコ(movie ver.)
「♪Watching Watching…」とともに、スクリーンにネオン色の字幕が浮き上がります。カウコンBlu-rayをall新品未開封にしている筆者は初めて見るパフォーマンスです。何にせよ初めて生で見るすみディスに大興奮でした。
この曲はユニットでサビを合わせていたのと、関西ダンス部でテレビサイズ1番まで教えてもらっていたので振りコピで迎え討ちました。とかげがヨチヨチしてるとこ、そんな振り付けだったんだ。スマホカメラお兄さんはまた二度見していました。なぜかすみディスを撮影している人は超少なかったです。みんなバキバキのPerfumeを記録したいんですね!
PTAのコーナー
聴き慣れたビートが会場を包みます。途中でBPMが少ーしだけ下がったような気がしました。メンバーの名前を叫ぼうかどうしようか迷っている間に、万全の体制ですぐに3人とも戻ってきました。
ここは前編英語で、ロンドンの名残を感じました。コール&レスポンスはキュッと短く。「音楽を愛している人?踊るのが好きな人?Tシャツ着てる人?PerfumeTシャツ?メガネかけてる人?コンタクトつけてる人?2020ビジョンの人?会場のみんなー?みんなー?みんなー?行け!FAKE IT!」
FAKE IT
イエーーーーーーーーイ!!!!!!!!!!
The Light
少しだけ英語でMCがあり、新曲のパフォーマンスが世界初披露されました。私たちはなんと幸福な人々なのでしょう。
個人的なミッションの1つに『The Light』の振り付けを持ち帰ることを掲げていた筆者は、双眼鏡とまつ毛をくっつけて過ごしました。すごく引き算された、これまでのPerfumeの言語を凝縮した、かつグルービーな振り付けでした。とても好き。正直一発でコピーは無理でしたが、伝えたいことは受け取ったという気持ちでそっと双眼鏡を下ろしました。
会場は「♪Wow-oh-oh」の大熱唱で、かなり仕上がってました!大きく育つ曲になると思います。
チョコレイト・ディスコ
はい最高〜。みんな踊れるやつ〜。
入りに少しだけ英語で「ディスコ!」の練習がありましたが、日本のフェスでやるよりは浸透せずのまま曲に入りました。でもそこは包容力抜群の香港です。次第に「ディスコ!」の声は大きくなり、何よりめちゃくちゃ盛り上がってました。
通訳MC
「ありがとうございました。」と深いお辞儀を美しく揃えるPerfume。のっちが「次の曲が最後になります。」と言い、「えぇ~〜〜!」と返す会場にあ~ちゃんが「またすぐ戻って来るけぇ」と突っ込んだのはこの時だったかな?
のっちが「ここで皆さんに私たちの気持ちを伝えたいと思います。」と言い、3人で広東語と日本語の通訳ができるファンを探し始めました。香港の人はみんな少しだけ日本語ができるらしく、すごくたくさんの人が手を挙げていましたが、のっちが「あ~ちゃんのニュアンスまで通訳できる人?」と聞くとほとんどいなくなりました。あ~ちゃんのニュアンス難しいの面白いし、むしろみんな理解力高すぎてすごい。そこで「あの方がずっと手を挙げてくれてた…。」とかしゆかの目に留まったキミカさんが通訳をしてくれることに。
キミカさんのお人柄なのか香港人の国民性なのか、メンバーの言葉を訳すだけじゃなくファンを煽ったりメンバーにインタビューしたり「はい、じゃあ次あ~ちゃん。」と場を回したり、グイグイなキミカさん。推しが12年ぶりに自国に来てくれて直接話せるチャンスという状況がそうさせたのかもしれません。
「(12年も)1回も来てなかったのに、こんなに覚えててくれたん?」と問いかけられた会場のレスポンスの速さ。あ~ちゃんの涙腺も緩みます。キミカさんの「あ~ちゃん頑張って。私たちがずっとそばにいるから泣かないで。」という言葉に筆者の涙腺も緩みます。
あ~ちゃんは「次また会えるのが12年後だと長いよね?またすぐ来れるように頑張ってみようかな。」と期待を持たせてくれました。かしゆかは「また会いに来るまでPerfumeの曲をたくさん聴いて待っていてください。」と。それは地球のどこにいるファンをも励ます言葉だと思います。
そんなこんなで3人が中心街の長いエスカレーターを上った話、タピオカを探したけど売り切れててかしゆかが桃汁を飲んだ話、かしゆかに海老焼売がヒットした話、かしゆかが雑貨屋さんで星形のヘアピンを買った話などてんこ盛り聞けました。エスカレーターはPLASMAのMCでやってくれたユニバのトロッコ再現みたいな再現コント付きでした。かわいかった〜。
MY COLOR
チャンスが1回しかないこの曲。しかし今回は「私がせーのと言ったら手を挙げてください。」というあ~ちゃんのレクチャーありでした。もちろん香港ファンはみんな知っています。Aエリア前方は、有志のファンが配布したカラフルな軍手をつけていました。サプライズ演出に感謝を述べるあ~ちゃん。その幸せな空気のまま「せーの!」と合図を出しました。
ハンドモーションで心が通い、会場にピースの波が広がります。香港の素朴で温かい愛を一身に受けたPerfumeの聖母のような笑み。
追い出し影アナ
終わってほしくない時間が終わりを迎えました。
後方から徐々に退場していく中、前方はPerfumeコールを続けていました。
見かねた(聞きかねた)あ~ちゃんから「ハコの時間があるけぇ。」とサービス影アナがあり、広島弁までは分からない香港ファンは続きがある!?と前方に殺到しかけていました笑
ほくほく顔で会場を後にするファンたちのスムーズさと治安の良さが、ライブの思い出を綺麗なままにしてくれました。
旅の思い出(後編)
ライブ後はオフ会決行。
長くて楽しい夜はあっという間で、ホテル着いたら2時でしたとさ🌃
翌日はのんびりチェックアウトして空港を散策。チェックアウト12時はありがたすぎます。
ちょうどお粥頼んだ頃にフォロワーさんがかしゆかと遭遇して震えて泣いてたので、食べ終わってから駆けつけてとっ捕まえて現場検証しました!
かしゆかが手に持っていたであろうドリンクを探して皆で30分ぐらい1階2階をうろうろ。
関空行きは筆者1人だったので、またバンコクで〜!と手を振り別れました。どんな挨拶🇹🇭
行きと帰りだけ見れば一人旅ですが、心強いフォロワーさんたちのおかげで200%楽しかったです!!!
今年初Perfumeも拝めて、心の底からブチ上がって、翌日の美容効果も凄まじかったです。
日本に降り立ったのは21:40、帰宅したのは1:10でした。深夜の国内移動が一番過酷。
翌朝から仕事!追いかけてくる疲労感も気にならないくらい、仕事中もご機嫌で過ごせました。
ありがとうPerfume。またバンコクでね。
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