理想の生き方を目指さずに人生を終えるのは、なんか寂しい…
数年前、地元のスターバックスで60-70代の女性2人か話していた会話がとても記憶に残っている。
「まあでも、働かせてもらっているだけでもありがたいと思わないとね。」
この言葉を聞いた時に、なんか寂しさを感じた。
今の状態に満足していないのに、なぜそれを見過ごしてしまうのだろうか。
自分がこうなったらいいなって思う人生があるのに、その状態を目指そうともしないのはなぜなのか。
その想いを持ったまま過ごしていて、死を目の前にした時に満足して死を受け入れることができるのか。
今の時代を過ごしている多くの人は、自分が満足と思える人生を目指さない人がほとんどなのではないだろうか。
それはなぜなのか?
現時点で出ている、自分の原因はこれだ。
1、自分の理想の人生を描けていない人が多い
2、理想の人生のための道が険しすぎそうで進もうと思えない
1、自分の理想の人生を描けていない人が多い
日本の学校教育の基本として、良い学校、大企業に入ることが良いとされているため、学校生活中に考えることはいかに良い学校・企業に入れるか、ということだけ。近い将来しか見えておらず、人生という大きな未来を考えていない。
自分の理想の人生について考える機会がないため、そもそも真剣に考えることをしていない人がほとんどだと思う。
2、理想の人生のための道が険しすぎそうで進もうと思えない
理想の人生について考えたことがある人が次にぶつかるのが、恐怖、不安だ。いわゆる"普通"と違う道に行くのは怖い。失敗して"普通"にもなれなかったら…という不安が強く、その恐怖に打ち勝つことができない。
これらの2つの壁を乗り越えられる人が少ないことが原因なのではないかと思う。
私は今、理想の人生があって、それに近づくために行動を起こさないと!と思っている段階で、まだ実際には動ききれていない。
行動しないと始まらないことは十二分にわかっているのに動いていない。
私はもうすぐ30歳になろうとしているが、十数年後、スターバックスの女性とは違う言葉を言っていたい。
「いろいろあったけど、自分の人生を楽しめているな」って。