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計画無痛分娩@慶應義塾大学病院

2024年に、慶應義塾大学病院の計画無痛分娩で第一子を出産しました。
私自身、流れをよく理解しないまま予定日を迎えてしまい、入院後にいろいろと不安になったので、個人の体験をレポートとしてまとめました。これから慶應で出産される、もしくは検討されている初産婦さんが、少しでも安心して予定日を迎えられることを祈っています🕊️

無痛分娩の種類は2つ!


一言で「無痛分娩」と言っても、病院によって考え方や対応は様々です。
大きく分けると『 24時間対応 or 計画無痛分娩 』の2種類。
そして、『麻酔科医が常駐しているかどうか』も重要なポイントだと思います。
分娩予約をした後に「思っていたのと違った!」とならないよう、妊娠が確定したら早めに病院に問い合わせ、医師や看護師に細かく相談することが重要です。


①24時間対応

自然に陣痛が起きるのを待ち、いつでも無痛分娩に対応してくれる病院。
◎何があっても絶対無痛で産める(大事!)
▲出産費用が高い(しかたない!)

・御三家(山王病院聖路加病院愛育病院
順天堂大学病院 など


②計画無痛分娩

健診の際にあらかじめ入院日を決定し、必要に応じて子宮口拡張の前処置を行い、陣痛促進剤を使用して人工的にお産を始め、無痛分娩を目指す病院。
◎十分な人員で不測の事態にも対応してくれる
◯比較的安く無痛分娩可能(ありがたい!)
▲前処置が痛い場合が多い(私はトラウマレベルの激痛でした)
▲陣痛が起きず出産に至らないケースや帝王切開になる可能性あり

東大病院(休日夜間以外は、急な陣痛にも可能な限り対応)
慶應義塾大学病院
日本医科大学付属病院 など


★麻酔科医が常駐しているかどうか

個人の産院やクリニックで24時間無痛分娩に対応しているところもありますが、麻酔科医が常駐していない場合があるので慎重に判断してください。

できる限り自然な分娩を目指したい・急に破水した場合も無痛で産みたい!という気持ちが強い方は24時間対応、立ち会いやお引越し、自身の心の準備のために入院日を決めておきたい方は計画無痛分娩といったように、ご自身の希望や家族の状況に合わせてどちらにするか検討する必要があると思います。

私は「費用は100万円以下に抑えたいけど、麻酔科医常駐かつNICU付の総合病院で無痛分娩が良い。初めての入院なので施設がきれいでご飯が美味しいところ。とにかく先生や看護師さんが穏やかな病院」という理由で、慶應に決めました。
(東大病院はふつうの病院食であんまり美味しくないと聞き…)

「初産婦に陣痛促進剤を使うのは危険」「計画分娩ばかりの産院はまるで分娩工場」といった否定的な意見もみられますし、私もできるなら24時間無痛の病院で産みたかったのですが・・・費用が高すぎたり、口コミを見ると病院スタッフの対応が気がかりだったり。出産は、体への負担はもちろんですが、メンタル面での負担も大きいため、不安な点は、遠慮せず、事前に医師や看護師に細かく確認して臨んでほしいです!!

また、慶應は、まず受診しないと分娩予約ができません。無痛分娩は非常に人気のため、とにかく!早めの受診をお勧めしたいです。

私は当初、5週目に24時間対応の小さな産院で分娩予約を行っていましたが、スタッフの対応に不安があったこと・低評価の口コミ内容(待ち時間が長くて午前中つぶれてしまう・38週で転院させられたなど)・麻酔科医が常駐していないことから、12週目で急遽、慶應での分娩へ変更しました。

この時点でキャンセル待ちは10番目。無痛分娩は難しいかもしれないと言われましたが、和通分娩は確実に可能だったので予約をし、信じて待っていると、36週頃に枠が空いて無痛で対応してもらえることになりました。


出産費用:97万円(8日間)

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