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「好き」な服を「似合う」組み合わせで着るためのポイント

令和のファッション事情

ここ数年流行っている「パーソナルカラー」「骨格診断」など。
自分自身の”似合う”ものを論理的に導き出そうという動き。
うん。確かにこれはすごく効率的。
自分に似合う物が科学的に証明されるってすごい時代になりましたよね。
不景気社会を生きる現代人にとって一石二鳥どころか三鳥にも四鳥にもなるありがたい話だ。

”似合う”を大事にすることのメリット

・自分への自信につながる

似合う服を着れているという”自信”はその人を内側から輝かせる。
どれだけ似合う服を着ていても自信がなければ無意識に背筋が曲がり、表情も暗くなりマイナスな印象になる。でも逆に言うと、似合わない服を着ていても堂々としているだけである程度誤魔化しが効く場合もある。

・見た目の印象が良い

似合う服を着ているのだからそりゃ周りから見ても素敵に見える。
顔色はパッと明るくなり、バランスの取れた美しいボディラインに見える。TPOをわきまえた服装である限り、他人から受ける印象が悪くなることはないだろう。


”似合う”を大事にすることのデメリット

自分自身のテンションが上がらない

これはその人の価値観によって大きく変わってはくるが、仮に似合う服が自分の好みと真逆だった場合は少し腑に落ちないだろう。
「本当はこういう色が着たいのに…」「ボディラインがはっきり出る服は苦手なのに…」という思いが出てくるとファッションが楽しくなくなるだろう。
本末転倒もいいところだ。なんのために診断したのか分からなくなる。

もちろん他人からの目が極端に気になってしまう人だった場合は、当てはまらないかも知れない。もしくはファッションにそれほど興味がない人など。だが、これらの診断をファッションに興味がない人がする確率は低いように思う。つまり何かしらファッションに多少なりとも興味がある人たちが行うものだ。

そんな人たちが診断の結果、自分の好きな服を着れなくなるのは個人的に腑に落ちない。


”好きなもの”を尊重しつつポイントを抑える

似合うものを大切にしたいけれど、自分の好きな服は着たい。
そんな方はこれら二つをうまく掛け合わせてみることをお勧めする。
好きなものを大切にしつつ自分に似合う形で洋服を着るためにいくつか攻略法を紹介しようと思う。

①”首”が出るファッションでスッキリとこなれた印象を

身長が低い方、体にメリハリがないと感じている方などは首、足首、手首が出るファッションを意識してみてほしい。
この3点の部位は周りに比べてきゅっと細くなっているため、露出すると適度な抜け感が演出できてスッキリした印象を与える。

太めなパンツや長いスカート。ビッグシルエットなトップスなど体型が隠れる洋服を選ぶ際に意識してみてほしい。
上下どちらもゆったりしたシルエットの洋服を着たい、または上下どちらも体にフィットしたシルエットが着たい場合もこれを意識するとかなりスッキリと見える場合が多い。

②メリハリを持たせて体型カバー

体にフィットしたトップス×ワイドなボトムスなどボリュームを下半身にもってくるAラインシルエット。
これは下半身にコンプレックスがある体型の方におすすめ。
上半身はそのまま、下半身はボリュームを出すことで気になるところをカバーしつつ、シルエットの差が強調されてメリハリがつく。結果的に上半身のシルエットの印象が強くなる+下半身のシルエットが目立たない+メリハリ  によりスッキリして見える。

逆のワイドなトップス×タイトなボトムスのYラインシルエットでも上半身と下阪神が逆のパターンで上と同じことが言える。

また部位ごとのカバーも同じだ。
二の腕が気になる方はパフスリーブのトップスを選ぶ、ノースリーブを選ぶときは袖口がフリルなどのボリュームのあるシルエットを選ぶ。

ウエストやお腹周りが気になる人はペプラム付きのトップスを選ぶなど。
その際、下はタイトなシルエットのボトムスを選ぶ。なおかつ足首などが出ていると一気にこなれ感が出てスッキリして見えるだろう。

③似合わない色を合わせる時は間に似合う色味を挟む

みなさんは初対面の方と初めて対峙した時、どこを最初に見るだろうか。
恐らくほとんどの人が顔と答えるだろう。さらに言うと、今まで交流した人達の体の部位で一番視界に入ってきたところはどこかと聞かれた場合もほとんどの人が顔と答えるだろう。

それほど顔というものはよく見られているため顔=第一印象になる重要な部位だ。

なのに洋服を着た際は首から下、ハイネックタイプだと顔のすぐ下に洋服があるため似合わない色を持ってきてしまうと顔色が悪く見えたり、顔が肥大して見えたりと直で影響が出てしまう。

だが下半身は顔から遠く、会話や座っている時などあまり視界に入りづらいタイミングが多い。さらに仮にボトムスに似合わない色を持ってきても顔とボトムスの間にはトップスを挟むため、顔色に影響が出にくい。

つまり下半身の色は肌うつりに大きく影響が出ないのだ。

もしどうしても上半身に似合わない色を置きたい場合は
肌との間に別の色を挟むこと。

・インナーを重ね着して襟から少し覗かせる
・シャツを中に合わせて襟元を出す
・マフラーやスカーフを巻く

などとにかく肌と似合わない色が隣接してしまわないようにすることが重要だ。


まとめ

今回はこれまでの経験を踏まえて大きく3つに分けてポイントを書き出して見た。
①”首”が出るファッションでスッキリとこなれた印象を
②メリハリを持たせて体型カバー
③似合わない色を合わせる時は間に似合う色を挟む

この3つを意識していればある程度はカバーできる場合が多かった。
ファッションは楽しんだもん勝ち!
1人でも多くの方が心から自分のファッションを楽しめられますように。

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