ゲームブック制作日誌2【元剣士と雪の民】・その1・内容と販売について
二冊目のゲームブック「元剣士と雪の民」概要
というわけで、二冊目のゲームブックを作成しました。
二冊目はこの記事を下書きとして書いているうちに作業を進め、公開する前に完成しました。
絵や内容について時々noteに記事を公開して、見直しに利用した方がよかったかもしれないと思ったので、現在制作中の三冊目についてはぼちぼち記事を上げていく予定です。
「元剣士と雪の民」
★ボドゲガレージinTAMAコミ(10/1)にて初売り。
・判型:文庫判(A6)
・表紙:カラー。ダストカバー無。帯付き。
・ページ数:80-100P 140P
・付録:多分なし。しおり兼冒険記録用紙
・価格:~500円 600円
・表紙:コート紙180kg・本文:コミック紙(クリーム)
あらすじ
とある冬の日、戦いを辞めて山奥で隠居生活を送る元剣士が、 一人暮らしの山小屋に突如迷い込んできた 毛むくじゃらの異種族である雪の民の子を、 元の住処に送り届けるため、 かつての相棒であり恋人でもあった故人の幻と共に、 元地下迷宮を探索する話です。
主人公は、相棒が自分の生み出した幻影だと知っています。
主人公(きみ):元剣士。相棒で恋人でもあったひとを戦いで亡くし、武器を棄てる。その後武器だけでなく自分の身も捨て去ろうとしたが、目の前に現れた相棒の幻に命を救われる。 以後、彼女は自分の幻覚に過ぎないと知りながら、共に山小屋で静かに暮らしている。
相棒:魔法使いだったが、突如地の底から現れ、周辺諸国に侵略戦争をしかけてきた魔族との戦いにおいて命を落とす。 彼女を始めとする有力な魔法使いたちや、「きみ」の活躍により、魔族はこの地から殲滅された。
ゴロー:「きみ」の住む山小屋に突如迷い込んできた雪の民の子ども。男の子。以前野の民と生活していた叔父の影響で、野の民に興味を持つ。
ジネ:ゴローのペットである白い猿。
雪の民:極寒の高山に住む、知性の高い非戦主義の種族。全身白い毛むくじゃらで、野の民よりも大柄。
野の民:「きみ」の種族名。平たく言って人間のこと。
山の民:野の民よりも背が低く、たくましい体格の種族。野の民よりは寒さに強い。地下に住む部族もいる。平たく言ってドワーフ的存在。
ゲーム本編はパズルや謎解き的ゲーム要素はなく、読み物として楽しむゲームブックとなります(楽しめるかどうかは別として)。
Twineというツールの使用方法の習得も兼ね、イベントで軽く手に取ってもらいやすい、300円ぐらいの小品ゲームブックを用意するつもりで作り始めましたが、予定より文章が膨らんでしまいました。しかも内容が相当偏っております。
こういう内容だと、宗教的な話が出てこないのはおかしいような気もしましたが、それはあえて書きませんでした。
その他、この拙い話を書きながらいろいろ考えたりもしましたが、解説するのも野暮なのでやめておきます。いや、書くべきか?!
販売・参加イベントについて
完成した本は、今後参加するイベントや、BOOTH通販で販売いたします。
今後の参加イベント
「NEOKET5(バーチャル空間・2023/10/7-21)」
ブースは「E-18」です。初日コアタイム(19:00~21:00)と、あとは時々会場にいるかと思います。何かあれば(べつになくても)挨拶などさせていただければ幸いです。
会場に入るにはPC用の専用アプリが必要という、割と敷居の高いイベントではありますが、もしご参加の方がいらっしゃいましたらよろしくお願いします。
★会場で販売しているものは、BOOTHと同じです。
これを機に、久々にVRoidStudioを触っております。制作中の服については、もしそれなりのものに仕上げることができたら、BOOTHで配布か販売する予定です。NEOKET5開催中には間に合わないかもしれませんが……。
「文学フリマ東京37(2023/11/11(土)・東京流通センター)」
ブースは第二展示場Eホール(一階)「き-17」です。
本は、見本誌コーナーかブースにてお手に取っていただければ幸いです。
BOOTHの通販ページ
現在、NEOKET開始に合わせ、二種類のゲームブックを販売開始しました。無謀にも、年内にもう一冊発行する予定です。
もしそちらも購入をご検討していただける場合は、送料が一回分で済みますので、発行後にまとめてのご購入をお勧めします。