【副社長ブログ】大切なことほど、ワクワクさせないとね。The Dark Side of the X:2回目
みなさん、こんにちは。
副社長・CHOの穴井です。
2回目の登場です。
季節外れの長雨が終わったと思ったら、また猛暑の日々になって、うんざりしています。
その上、千葉真一さんとローリングストーンズのチャーリー・ワッツさんの訃報に接して、ややダウナーな気分です。
と言っても、皆さんご存じないか。ま、いいです。
ここは気を取り直して、今回もクロッシングの内輪話(うちわばなし)をしたいと思います。よろしくお願いします。
前回は社員の平均年齢と仕事を離れてのコミュニケーションについて話しました。今回は、社内のイベントで、こんなことやってる、ていうお話です。
年度の方針発表会をオンラインでやった件について
前回の記事中に、こんな写真を載せました。
どこかの戦略司令室みたいな雰囲気ですね。
もちろん、会社にこんな場所はありません。バーチャル画像との合成です。
「博士の異常な愛情」という映画の一場面を再現したものです。
「博士の異常な愛情」(1964年)スタンリー・キューブリック監督。
アメリカとソ連(現ロシア)が最終核戦争へとなだれ込んでいく様をブラックに描き出した問題作。アメリカ議会図書館は、「文化的、歴史的、美学的に重要」であるとして、アメリカ国立フィルムに保存する1本に選んだ。
何をしているのかというと、今年の3月末に行われた2021年度の方針発表会で私が話をしているところです。
方針発表会は前年の業績と新年度の方針を全社員向けに発表する、当社で一番大掛かりなイベントです。
いつもなら、ホテルを借りて行いますが、今年は、新型コロナウィルスのためにオンラインで開催しました。
メイン会場を設定して、そこには経営メンバーと運営スタッフだけが集合。社員は自分のPCやスマホでそれを見るという仕組みです。
メイン会場には大型モニターを3台並べて、全社員の顔が見えるようにしました。
今回はじめての試みだったので、映像配信のプロスタッフも入れて、入念に準備。
映像制作は私たちの本業なので、オープニング映像から会場のバーチャル背景まで自社スタッフで制作しました。どれもかなり凝っていて、かなりのクオリティと自負しています。
ジョーカー、エヴァ、攻殻機動隊など作り手の個人的な思い入れもたっぷりで、こういう自意識過剰なこだわりは、この会社の一面をよく表していると思う。
私もついそれに乗せられて、最後の締めの挨拶の中で「博士の異常な愛情」について話し出してしまい、あやうく目的を見失うところでした。
あぶなかった。
写真上:前日リハーサル中の社長(右)と企画担当の古里さん
写真下:当日の映像。左は司会の総務田中さん(ロボット)
社内イベントでも手を抜かないのは
それが企業ミッションだから
会社の年度の方針を発表するのに、こんなに手間をかける必要があるのか?と思う方もいると思いますが、でも、これでいいんです。これが私たちの仕事であり、ミッションなので。
私たちの企業ミッションは、
「良質なコミュニケーションを通じて人々を豊かにする」です。
良質とは、正確さ、分かりやすさ、心地よさが基盤になりますが、それだけでは足りません。人をワクワクさせること、これがかなり重要なのです。
私たちの本業であるプロモーション(販促)が最終的に目指すのは、生活者の行動です。お店にきてもらう、カートに入れてもらう、友達に広めてもらう、このような行動を起こさせるためには、ワクワクさせることが欠かせません。
方針発表だって、聞くだけで、「ふ~ん」で終わってもらっては困ります。方針に沿って、実際に行動してもらわないとね。
会社のミッションも方針も、絵に描いた餅にはしたくないです。
ワクワクしながら実行!してほしいのです。
クロッシングは、遊びも一生懸命。
通常なら、この方針発表会の後に、全社員参加のパーティがあります。
ここでも得意の映像技術を駆使して、おもしろい演出がいっぱいです。
ふだん食べられないような料理やお酒もいっぱい。目いっぱいおしゃれしてくる社員もたくさんいて、とっても盛り上がります。
他にも忘年会や拠点ごとに個別に開く飲み会などいろいろあるのですが、この約2年程はコロナの影響で軒並み中止なのは残念です。
何事も一生懸命で手を抜かない。たとえそれが遊びだとしても。
クロッシング成長の秘密は、こういうところにもあるかな、と思います。
本日はここまでです。次回もお楽しみに。
※方針発表会のオープニング映像より
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