ルービックキューブって楽しいよ
※はじめに
・身内向けイベント(Otaku Advent Calendar 2024)の為に作成された記事になります
・「スピードキューブは楽しいよ」と伝えたいだけなので一部ガチ勢から反感を買う可能性のある記述があります
こんにちは。
飛燕です。
はじめまして。
今回ノートとして残そうと思っているのは「ルービックキューブ」についてのお話です。
皆さんも"色を揃える"という単純なこのパズルゲームを一度は遊んだ事があるのではないでしょうか。
今回は6面全てを揃える方法をすっ飛ばして、誰でも簡単にバラバラの状態から全面20秒以内に揃えられるように記事を書いていこうと思います。→ どう考えても理不尽すぎるのでシンプルに楽しさを記載していきます。
なお、この記事では具体的な解法や手順についてお話しすることはありません。
それを知るためのサイトは書きますが、「20秒くらいで揃えられると如何にキモくて楽しいか」にフォーカスを当てた記事にしたいと思います。
ついでに僕の経験談をもとに早くするコツも書いておきます。
読み終えた頃には貴方も速く揃える事 = スピードキューブに魅力を感じることができるかもしれません。
前置きが長くなりましたがここから具体的な話に入ります。
私のスペック
キューブ歴 : 5年ほど
自己ベスト : 8.20秒(3x3x3)
0. 概要
ルービックキューブは数十年前にエルノー・ルービックさんが考えた立体パズルです。
正六面体を各面9つのパーツに分割し、色を揃えるという単純明快なパズルゲームは数十年の時を経て色々な形に変化して行きました。
まずはその一例をご紹介します。
いわゆる普通のルービックキューブから
10,000円を超える高級キューブ
意味わからんくらい分割しちゃったキューブまで
色々あるなぁ、となると思います。
取り上げたのはほんの一例であって、数多くの進化を遂げているのがキューブ界隈だったりするわけです。
ちなみにルービックキューブ、メガハウスさんの登録商標だったりするので他のメーカーは"ルービック"という部分を使えないんですね。
わけ分からん名前が多いのはそういう事。
1. キューブを買おう!
まずはお手元にルービックキューブを用意してください。
そんなに高いものでもないですし、Amaz〇nでええ感じの物を見繕えばそこまで失敗することもありません。
とはいえいきなり過ぎるので今日は以下のアドバイスを一つだけ覚えて帰ってください。
→ ルービックキューブは買うな!
詳しく解説していきます。
正直それだけでは意味が分からないと思います。
でもこれが現在のキューブ界隈のリアルなんです。
これの理由はチラッと先述した事にも繋がります。
まず、メガハウス社製品の"ルービックキューブ"は往々にして回しにくいです。(※1)
"速く揃える"にフォーカスするのであればキューブが回しにくいとイライラが勝るだけになるのでやめましょう。
というわけでまずはオススメのキューブがこの動画で紹介されているのでこれを見て自分が買うべきキューブを決めましょう。
この記事の目的は、大体20秒くらいで回せると理解できる爽快感、楽しいよという事を伝えるための記事なので、これを読んで欲しい!と思った方は"速く揃えるためのキューブ"を是非選んでください。
さあ、キューブを手に入れたあなた。
過去に触ったキューブに比べて滑らかさが違う事に驚いているはずです。
その快感だけでも買った価値があると思ったのではないでしょうか?
2. スピードキューブって何をやっているの?
ただただ、キューブを回しているだけでも非常に楽しいのですが、やはり解いてこそルービックキューブなのかなと思います。
ところでルービックキューブには一つ真実があります。
それは
別にルービックキューブを解ける=頭が良いというわけでは無い
という事です。
まずはキューブにまつわる誤解から解いていきます。
そもそもルービックキューブを解くのにそこまで頭は必要ではありません。
必要なのはどちらかというとマッスルメモリーです。
つまり「筋肉」で解きます。
どういうことなのか、詳しく解法を見ながら説明していきます。まあ頭が良いねと言われて悪く思う人は多分いないのでこれからもドンドン褒めてください。
まずはこの画像をご覧ください。
![](https://assets.st-note.com/img/1733651672-3GFLZsi8lh5RNqxpIVcY0eA4.png)
これは、ルービックキューブを一面揃えた後、裏面を揃える時に発生するパターンの1つです。(なお界隈ではそれをOLLと呼びます)
このパターンはこのように回すことで裏面を完全に揃えることができます。
→ R U'2 R'2 F R F' U2 R' F R F'
無理やり日本語訳すると以下みたいになります。
右面90度, 上面180度, 右面180度, 正面90度, 右面90度, 正面90度, 上面180度, 右面90度, 正面90度, 右面90度, 正面90度
勿論実際に回すときは上みたいに脳内で右…左……上……と唱えたりしません。
そうです、「筋肉」にこれを覚えさせます。
とにかくひたすら、対応するパターンに応じた"手順"を筋肉に覚えさせるのです。
そしてこのパターン、だいたい120パターンくらいで全網羅できます。
はい、ここまで来ると大体20秒切るくらいで揃えられるようになります。
これがスピードキューブを解く原理になります。
何が言いたいかというとキューブって頭脳戦というより、どちらかと言うとスポーツに近いものであるという事なんですね。
(ガチでちゃんと早くなりたい人へ)
Cube Voyageさんの初級編から真面目に練習していきましょう。
最初は大体5~6パターンくらい覚えれば一通り6面揃えられるようになるはずなので、いきなり120パターンとかそんな訳はないです。
そして初級編だけとりあえず出来るようになれば1分以内くらいで大体解けるようになります。
そこまで敷居が高いパズルゲームではないので是非お試しください。
3. 結論 : 20秒くらいで解けると何が楽しいの?
ここからは自分の体験をもとに記載していきます。
実際自分は今平均16秒くらい、単発だと10秒切れるくらいのスピードで解けますが、それがいかに生活に影響するのでしょうか。
① : 友達にイキれます
これは真実なのですが、1分くらいでキューブを解くと普通にすごーい!ってなりますが、10秒台に迫ってきた段階で"凄い"から"キモい"に感想が変わってきます。
でも、良いじゃないですか。オタクなんだから。
② : 究極の暇つぶしになります
つぶせる暇の例 ↓(なお、崩す → 揃えるに掛かる時間を1分とする)
・YouTubeのCM
・ゲームのロード
・Steamで買ったゲームのインストール
・Excelがフリーズしたとき
・カップ麺が茹で上がるのを待つとき
・渋滞にハマって暇だけどドライバーと特に喋ることも無いとき
③ : 脳の休憩に最適
デジタルに支配された現代の中で、手を動かすことにより一時的にデジタル情報を強制シャットアウトすることができます。
自分は自宅での作業中、以下のようなサイクルで脳を冷やしています。
・45分作業する
・5分でコーヒーの準備をする
・10分間ルービックキューブを解きまくる
先に言った通り、ルービックキューブは頭ではなく「筋肉」を使って解く遊びです。
なので、一時的に"キューブを解く"ことだけに集中することで脳が冷えるという理屈です(※2)
4. さいごに
ということで、今回のnoteではルービックキューブもとい"スピードキューブ"の魅力について語っていきました。
「ちょっと欲しいかも」ってなった人もいるのではないでしょうか。
通販で500円くらいで買えるので是非この機会に試してみてください。
これは余談ですが、こちらのYouTubeチャンネルで僕がこれまで書いてきた駄文記事の内容をめちゃくちゃ分かりやすく語ってくれているので、ここまで読み飛ばしたあなたは僕の記事なんかよりもこの動画を見ましょう。
以上、ルービックキューブのお話でした。
注記
※1 最近はルービックキューブ公式から競技用と銘打って出されているキューブもあるらしいので別に完全否定は出来ない
※2 脳死でやるとそうですが、突き詰めると将棋みたいに先のパターンを予測する"読み"という工程が発生するので、それをやりだすとかなり脳が破壊される