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絶対プレーオフライン
絶対残留ラインの記事を読んでくださった皆様こんにちは。夏タイヤなので雪の日は運転できないゆうきです。
この記事は絶対残留ラインの記事を読んでいなくても楽しめますが、まだ読んでいない人はこちらからぜひご覧ください。
さて前回からの流れのまま "絶対プレーオフライン” を今回は制定していきたいと思います。
J1に行きたいけど自動昇格圏はちょっと遠すぎるぜ…なチームの皆様におすすめな記事となっています。
それでは早速やっていきましょう。
今回の調査もFotMobを活用しましたので改めて紹介しておきます。
さて、絶対プレーオフラインを決めるにあたって以下のルールを設定しましたので確認しておきましょう。
1、直近10シーズンのJ2のプレーオフ進出チームの得点数、失点数を特定する。
2、全チームの中で最も上記の2スタッツが低いものを特定する。
3、各スタッツは1シーズン42試合の場合は38試合に換算する。
4、以上のデータを元に"絶対プレーオフライン"を総合的に判断する。
1,得点部門
それでは得点部門から参ります。
下の表をご覧ください。
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その年のPO圏外チームの中で最多得点を記録したチームを一番右の列に列挙しています。
その中で最も多くの得点を奪ったのが2024千葉の67点でした。
つまり67点より多く奪ってプレーオフに出場できなかったチームはいないと考えられます。
よって、得点数の絶対プレーオフラインは【68】と設定させていただきます。
とはいえこんなに点を取ることは容易ではないでしょう。
68点以上取った場合の6位以上フィニッシュ率は100%ですが、そもそも68点以上取ったチームがこの表には2017名古屋、2023清水、2024長崎しかありません。
自動昇格圏が狙えたはずなのになぜかPOに回ってしまった、というチームのレベルであると言えるでしょう。
しかし2015長崎のように38点しか取っていない(1試合1点ペース)のにPOまでたどり着くチームもあります。
となると重要なのは失点の少なさと考えるのが筋です。
では続いて失点の絶対プレーオフラインについてみていきましょう。
2,失点部門
それでは下の表をご覧ください。
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その年のPO圏外のチームの中で最少失点だったチームを一番右列に列挙しています。
その中で最も失点が少なかったのは2022徳島の失点数32です。
そして、これより失点が少なかったチームはPO出場率100%となっています。(2015長崎、2016松本、2023ヴェルディ、2024清水、2024岡山)
よって、失点数の絶対プレーオフラインは【31】とさせていただきます。
失点数が32に到達してしまうと、どんなに堅守でもPOを逃してしまう可能性があるんですね。
絶対プレーオフラインを目指すチームは1試合1点でも失点してしまうと、次の試合でクリーンシートを取って帳尻を合わせないといけない、そんな過酷なチャレンジを強いられます。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回の調査の結果、”絶対プレーオフライン”は得点数68以上、失点数31以下に設定されました。
このどちらかを達成したチームはPO進出が確定していますので、すみやかに荷物をまとめて出ていく準備をすることをお勧めします。
レノファ山口のプレーオフ進出確率
自分は山口じゃないチームを応援してるから興味ないわって方は飛ばしてもらって構いません。
さて、先日レノファ山口FCの新体制発表会がありました。
そこで発表された今年の目標の一つが 失点を40以内に抑える といったものでした。
昨シーズンは失点を45以内に抑えることを目標とし、最終的に失点44と見事達成することができましたので、今年も失点の目標は達成してくれるのではないでしょうか。
それでは最後に、失点の目標を達成した場合のPO進出率を過去の事例から調べていきたいと思います。
下の表をご覧ください。
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過去10シーズンで失点数が40以内だったチームは44チームあります。(自動昇格圏は除く)
そのうちプレーオフへ進出したのは27チーム。
もし志垣レノファが来季も失点数の目標を達成した場合、61%の確率でプレーオフへ進出することになります。
どうですか。
今年のレノファさすがに抜かれすぎてまずいんじゃねと下位予想している人は反省してください。
2023シーズン20位だったチームの失点を20点以上減らした志垣監督です。
今季もまたサポーターを驚かせる策を練ってきている事でしょう。
それでは、松田佳大と善岡佳太のKEITAコンビの漫才が見れることを願って本日はこの辺で。