逮捕ときどき釈放
タイトルにある通り、警察にお世話になった話。
おっと!まだ、こいつやばいやつやん絡むのやめよってなるのは早いよ?やばいやつかやばくないやつかは全部読んでから判断してくれよお。
まあ逮捕と言うと語弊を生んじゃうけど、連行された話って感じかな?
まあそこんとこは気にせず、身に覚えのない逮捕劇と最後に綺麗に解ける謎って感じのエピソード見てってくださいな。
事実は小説よりも奇なりとはよく言うもので、この話も例外ではないんじゃあないか?なんて思ってます👮🏻
ではどうぞ
時は高校3年生
某S予備校に通っていた私
自習を終え自宅の最寄り駅に着いたのは夜8時頃
最寄り駅からチャリ(自転車)で帰宅している途中、前に警官2人が立っていた。まあ地元には割と警官がいるもんで、別に珍しくもない。
ちっ、ライト点けてないから止められるわあと思いながらも警官を横切ろうとした時、案の定
👮🏻♂️「んん、ちょっとごめんねえ、ライト点けな危ないよお」
40代と思われる警官にねっとりとした声で止められた。もう1人は50代くらいで少し貫禄がある。
50代警官は何も喋らず黙って俺の方を見ている。こんなに好青年の俺を疑ってるんか、変な人って目で俺は見返す。
👮🏻♂️「じゃあ登録番号確認させてねえ、お名前はあ?」
俺「まるです。」
👮🏻♂️「車体番号○○○-△△△、お名前まるさん。どうぞ。」
無線で多分交番かどっかに待機している別の警官と話し始めた。
このチャリ、およそ3年ほど乗っている黒色のチャリ。誰に見せてもカゴぼろすぎやろって言われるものの、自分の中では愛着さえ湧いていた。結構長いこと乗ってんなあ、、、そんな風に思っていると
👮🏻♂️「ま・るです。まみむめもの“ま”にらりるれろの“る”です。どうぞ。」
やたら時間がかかってるし、無線の向こうが少し騒がしい。50代警官はまだ黙ったままだ。
絶対に何もしていないという自信がある俺でさえ少し変なことが起こっているんじゃあないか?と疑心暗鬼になっていた。
数分後、ついに50代警官が口を開き、この嫌な予感は的中する。
👮🏽♂️「この自転車、盗難届でてるでえ。」
ここから先は
¥ 150
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?