決算!忠臣蔵
Q,赤穂藩ていまでいうとどの辺りなん?
A, 岡山県一歩手前の市。兵庫県赤穂市。
Q,赤穂てなにが有名なん?
A,私なら塩。もしくは牡蠣。
Q,歴史的には?
A,忠臣蔵。
忠臣蔵とは…赤穂藩の赤穂浪士による涙涙の主従奉公のお話。
浅野内匠頭(赤穂藩主)が江戸城の松之大廊下にて遺恨があった吉良上野介に斬りかかります。その後上からの処分が下され浅野内匠頭は切腹。赤穂藩はお取り潰しに、吉良上野介はおとがめなしとされます。その後赤穂藩に残された家臣達は篭城を一時考えますが涙を飲んで泣く泣く城を明け渡し、御家再興や債務整理に勤しみます。
赤穂藩は藩解体後、お家復興組と討ち入り組の主に二つの勢力に別れています。赤穂義士とセットでよくきく大石内蔵助は前者で頑張っていました。映画の中では渋々感がありますが前者でした。
前置きが長くなってきたので駆け足で↓
暫くすると、討ち入り組から吉良が隠居するという話が入ってきます。
隠居=上からの処罰はこれ以上上乗せされない。
相手が逃げようとしていることがわかり怒り心頭。藩主の無念を晴らさずにいられるかと大石内蔵助等を説得して討ち入り決行。12月という寒い寒い中、吉良邸に討ち入り見事仇をとります。義士達のその後は色んな書物に書いてあるのでご確認ください。
では、決算忠臣蔵の見所↓
最初から最後までのテンポがいい。
あっさり。すっきり。バッサリ。
もう、赤穂義士LOVE。事実しか認めない!ってお方は見るのはお控えなすって下さい。ごめんなさい。
え?そんな額で討ち入りするんですか?
ていうぐらいお金がありません。
昔のお金を今のお金に換算して映しているので、大体の物の料金が字幕で出てきます。城の財政係と一緒に頭を悩ませましょう。
岡村隆史さんの演技がいいですよ。
あんな大人しいキャラの演技もできるのかと感心しました。元々があの感じなんやと言われたほうがしっくりくるぐらいです。
あまり深く考えることなく、流れを楽しむのがいいと思いました。
追伸
赤穂市では実際の12月14日には義士祭が行われています。昔々は松平健さんもゲストでいらしたとか。
幻の天守閣のライトアップなど見所はありますので、大石神社の義士みくじとセットでお楽しみ下さい。
あ、御朱印もありますよ。