夜の山
昨日、曽爾高原へ行った。
星空がすごく綺麗らしいと聞いたから
天体観測をしようと思った。
古民家宿を予約して、レンタカーを借りて準備しっかりしてずっと楽しみにしてたのに
なんか急に台風がきて天気が大幅に変わってしまった。
なんとか雨には合わなかったが初日から完全に重たい雲のカーテンが覆い被さってるようで
何にも見えなかった。
夜ご飯を食べてからも、
仮眠して1時間おきに目覚ましして
夜中の3時に僅かな望みをかけて車を走らせもう一高原へ向かった。
街頭もない、何にもない真っ暗の山道をひたすら走った。
木が無言でびっしり立って、一寸先は闇という状態で
怖い。という気持ちと、眠さが半々くらいでその時はなんとか持ち堪えたが
なぜかいま、旅程を終え家に帰って布団に入った状態で恐怖が込み上げて来た。
全く光のない自然の中で自分なんかあっけなく消える存在という真実に恐怖がどっと押し寄せて来た。
熊が出るかなとか、不審者に殺されないかなとか
心霊現象とか起きないよな、、とかもその瞬間は思ってたけど今はただただ圧倒的な自然の恐ろしさに足がすくむ思い。
結果的に星は見えなかったけど事故もなく怪我もなく無事に帰ってきたはずなのに
なぜかものすごい恐怖が残った。
しばらく明るい気持ちになれなさそうだ
もう2度と夜の山へは行きたくない
怖い
早く朝になってほしい。