先生は時に悪魔にも見える
今日は一週間ぶりの通院日でした。
この間ODもどきをして家族に薬を隠されて、そして今日の通院となったら母親が「絶対に着いてく!!」と言ったもんでしぶしぶ連れていきました。
まあ母親は免許も車もないので置いていこうと思えば置いていけたんですけどね。
自分でもそれはしなかったんですよね、不思議です。
母親に私の苦しみをわかってほしかったのかな??
まあそんなことはともかく病院に着き、受付を済ませて先生に呼ばれて診察室へ。
母親もドラクエのパーティーメンバーのように後ろからトコトコ着いてきます。
診察室に入って先生とご対面。その後調子はいかがですか、と聞かれ私が口ごもっていると母親がすかさず「この子薬を大量に飲んでしまったんです」と先生に言ったんですね。
そうすると先生と表情が変わりこちらを見ました。なんでしょう、このいまから判決を待つ容疑者のような気持ちなのは。
先生は母とどんな薬を飲んだのかと聞いてまあ、結局どうなったかというと薬を依存性の低いものに変えられてしまいました。なんてこった。
私にとってロラゼパムは救世主だったのにそれを取り上げられてしまいました。
あの薬が一番何考えられなくてほわほわして気持ちよかったのに。
まあ先生の観点から見るとODは危険極まりないんですけどね。
分かるんですけどどうしようもなく辛くなる時があるんですよ。そういう時に限って眠れないのでもうこうなったら出番ですよ。なんの?お薬ですよ。
最初はね、決まった容量を守っています服用してたんです。
でもこの間を境にODの気持ちよさに気づいてしまいました。
最初は怖かったです。自分の身に何が起こるか。けど起こったら起こったで最終的に逝けるかもと思いそのままグビッと飲んでしまいました。
そこからは楽園でしたね。個人差はあると思いますがふわふわして体が思うように動かせなくて、何も考えられなくて気持ちよくて。
まあその感覚は一日だけで後は体が動かしづらかっただけですけど。
でももうロラゼパムは出さないと先生から言われてしまいました。
最初に処方してくれたのも先生だったのに…。
ああ、今はちょっと辛いです。またODしたいと思ってしまいます。
その時今日の通院を思い出すのです。
私から神様(薬)を奪うなんて悪魔の所業だ!!と