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今日はCOTsが書きます。
長いですが最後までお付き合いください。
もともと「All produced by 自分」の作品を作りたくて。
授業で3DCGアニメーションを作る機会があったので、よっしゃやってやるか・・・!ってモデリングから作曲まで全部やってみたんですよ。
そのBGMが結構自分の中で好きな曲に仕上がったので、歌としてリメイク出来ないかなって、うごくに投げてみようって作ったのがこの曲です。
元の曲は自分のSoundCloudで公開してるので興味があれば探してみてください。
コンセプトは「裏と表」
自分って1人じゃなくて、誰しも自分Aと自分Bっていう少なくとも2人は持ってると思います。人や所属するグループによって変えるならば、それは無限に増える自分の偶像。
ーーーー じゃあ本当の自分はどれなんだろう ーーーー
一方が表に出て思考している裏で、もう一方も同じことについて別の思考をしている、でも二重人格ではない、どちらも1つの人格の中の話。
たまに内側から意見を発することもあって、脳内会議がひっそりと開催されたりする。
「頑張ったんだよ、ねぇ、もっと褒めて」
そういう自分はどの自分なんだろうか。
理想の自分を求めるあまり、本当の自分を押し殺して、演技して。
所詮は嘘の塊。
でも怒らないでほしい、だっていい子でいたかっただけなの。
そんな苦しみや葛藤が見える曲になっていたらと思います。
もともと2つの和音を行き来して完結する構成にしていました。ベースを動かしたらいつの間にか4つくらいコード使うことになってしまいました。心は2コードです。
Sunnyさんに投げたらカッコイイギターアレンジされて返ってきました。こういうギターに弱い。ギュインギュイン。
歌詞は冒頭にあるコンセプトの通り。自分が長年考えていることを題材にしました。
Aメロの歌詞は、2小説で1つの塊でも取れるんですが、1 / 2,3 / 4,5 / ...のように区切りが気持ち悪い感じにするのが正解です。不安定な感じが出せてたらいいなーという思惑から、こうなりました。
言葉を繋げるのは難しいですね。
完全に自分が吐き出したいことを吐き出す曲にしてしまって少し申し訳なさも感じています、うごくのお二方ありがとうございます。
自分の一番書きたかった、一番苦しんでいる心をぶちまけた曲だったので、初披露したライブでは自分の中の自分と対話する気持ちで歌いました。
今までやりたくてもやれなかった負の部分の自己表現ができて、やっと少し昇華できたような気がしています。
でも、なぜか自分の納得する歌唱ができるのは最初の仮歌録りなんですよね、素直に歌えてるからかなぁ・・・
話が脱線するんですが、自分の歌録りは一発録りが好きなんです。
この曲みたいに、ずっと感情が続いてて数直線の上で起伏があって・・・っていうのを表現するには、流れを切っちゃうといけないなって考えがありまして。
どんな曲にも音がある限り流れが存在していて、その流れを自然に表現したいなって思っています。
歌は表現の方法の1つですから。
上手に歌いたい、というのももちろんありますが、それよりも意思のこもった歌を歌えたらと思っております。
というわけで、今回はこの辺で。
この曲から、何かを少しでも感じ取ってもらえたら幸いです。
最後までお付き合いありがとうございました。