1st Single「蜉蝣」について(Sunny視点)
どうも、うごくのSunnyです。
今回は8/1に配信開始した「蜉蝣」というシングルについてSunny視点で語ります。
以前、アルバムをCDで販売したときにこんなnoteを書いているんですが
ほらCDって売れてないじゃないですかメジャーのシーンって。販売業績が明らかに下がっていると。多分インディーズっていうシーンも大きくは変わらないと思うんですけど、じゃあそんな中あえてインディーズで作って販売することってなんだろう。って考えると、やはり形に残すということなのかなと思います。物質としてあるということは価値があるんじゃないかと、そんなようなことを思います。
なんて生意気に書いているんですが、あえて配信という形でリリースしたのには何個か理由があって。
CDを作るにはお金がかかる
これはひとえに「インディーズ活動」やいわゆる「同人活動」と呼ばれるものによくある話題でして、趣味としての活動とはいえ、資金に余裕があるといえば全然そんなことはないのです。
でも、活動をしたい。
なぜか。
これは実は研究がされていて、インディーズにおける活動動機について、小林(1996)は以下のように書いています。
「「メディア・ファンダム」を単にメディア・テクストを受容し,受容の「喜び」を共有し合う「コミュニティ」ではなく,そのような「喜び」を生産活動へと転化し,さまざまなメディア資源を利用しながらこれらの生産活動を展開する「コミュニティ」と定義している。」
つまり、「自分が良いと思うものを共有したい」これが活動動機です。
「これって良いと思うんだけど、どうだろう!?」
みたいな。
音楽活動の中でCDを作るという行為だけが、共有ではないということで、今回配信のみのリリースを致しました。
活動資金を抑えて、なおかつ共有というそういう道です。
購入してくれた方ありがとうございます。買ってない方、ぜひ。
曲の話
今回は色々とジャンルが異なる3つの曲が入っております。
蜉蝣は、アングラな感じで、重たく歌い上げるような曲。
aoiは、爽やかなロックに始まり途中からダンサンブルに変わっていく曲。
dyは、インディーロックとポップを合わせたような曲。
毛色が全然違うなぁと改めて聴いて思いました。シングル曲とカップリング曲。その言葉らしい曲なのかなと思います。
aoiは実は僕がうごくで歌詞を書いた初めての曲で、去年の5月(COTsの誕生日)にぶん投げた記憶があります。
曲としては、これって、1番はベースしかフレーズが変わらずに進行していくという曲です。
何もコード進行が変わらないまま、ベースとボーカルだけでAメロBメロサビと表現していくことを目指した曲です。
そして、後半はダンサンブルに変わって、アフロなビートを足して、前半のロックっぽい印象からエレクトロな印象に変わるようにしています。
結構、これまでの曲はギター!っていうフレーズがない曲が多かったんですから、この曲あたりからギターがメインになる曲が多くなった気がします。
で、ロックっぽいっちゃぽいんですけど、繰り返しのフレーズなので、その揺らぎみたいなのも少なからずあって、人力シーケンサーの要素もあるので、そういう意味でもエレクトロっぽいのかなぁなんて思います。
と、自分が作詞作曲した曲なので、結構しゃべれます。
PVも僕が作ってて、いい感じにふざけた映像になってるんじゃないかなぁと思ってます。
ちなみに参考にしたのは、10−FEETのJUNGLESという曲です。
かっこいいですね。
というわけで、蜉蝣のシングル。
引き続き販売しておりますので、ぜひ。お買い求めください!
1st Single「蜉蝣」↓
1st Album「うごく」↓
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