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【接種理論】相手に説得されないための方法|心理学|ビジネス

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♣チキン:
今日も頂いたメッセージを紹介させて頂きます。

♠ターキー:
おハガキありがとうございます!

♣チキン:
今回はTwitterで頂いたDMですね

♠ターキー:
いいだろぉ~。読んでくれぇ〜。

♣チキン:
誰ですか?

♠ターキー:
スギちゃんだぜ〜。

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♣チキン:
ワイルドだろーの?

♠ターキー:
今日は朝から蝉を手掴みでキャッチアンドリリースしてやったぜ〜

♣チキン:
蝉ももうだんだん減ってきてますけどね。メッセージいきますね。

相談:
ワクチン接種がどんどん進んでいますが、私の地域では予約が取れずに困っています。
メディアでは接種率が上がっていることを報道したり、摂取していなかった有名人がコロナになってワクチンを売っていなかったことを後悔した、などという報道を盛んにしていて、今後、打てていない人がマイノリティとして白い目で見られるようになる日も近いのではないかと懸念しています。
ワクチン反対派でもなく予約が取れないから摂取できていない状況なのに、煽るようなメディアの報道にはうんざりしています。どうすればいいでしょうか?

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♠ターキー:
素晴らしいメッセージですねえ。

♣チキン:
そうですね。ターキーさんはワクチン完了しましたか?

♠ターキー:
予約はなんとか取れたんですけど、まだ打ててないですね。チキンさんは?

♣チキン:
僕は1回目が済んで、来週2回目になりますね。

♠ターキー:
いや本当にこの方のご意見一理あると思います。ワクチンをどんどん打っていこうっていう世間の流れは別に悪いことではないと思うんですけど、体調面での不安だったり、スケジュールだったり、この方みたいに打ちたいけど予約が取れないとかで、実際まだワクチンが接種できてないっていう人はたくさんいると思うんですけど、そういう人を差別的な目で見るような流れになって行くのかなっていう不安はありますけどね。

♣チキン:
まあ今の報道の仕方は完全にそっちに持って行ってますからね。僕自身はワクチン打ちましたけど、ワクチン接種こそ正しくて、まだ打ってない人は大変な目にあったっていう、そういう風潮ありますから。多分そうなるでしょうけど、良くない流れだと僕も思いますね。

♠ターキー:
絶対正しいってこともないですからね。
心理学でも接種理論っていう言葉があるんですよ。知ってました?

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♣チキン:
あ、そうなんですか?知らないですね。

♠ターキー:
ワクチン接種って、なんのためにやりますか?

♣チキン:
もちろん、かかりづらくなるように。と、かかっても重症化しないようにするため。のものですよね。

♠ターキー:
そうですよね。今回のコロナワクチンで言うと、コロナにかかっても重症化しないために、あえてコロナの病原性を弱めたものを体に取り入れるというものですよね。
心理学用語の接種理論もおおよそ同じなんですけど、これは対象はもちろんコロナじゃなくて、対象は「反論」に対しての免疫なんですね。

♣チキン:
反論に対して免疫をつけておくもの。

♠ターキー:
自分が考えとか意見とか提案に対して、あらかじめ反論を受けておいて免疫をつけておくと、いざ反論を受けた時、強い心を保てるぜ、と言う考え方なんですね。

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♣チキン:
保てるぜ?

♠ターキー:
そうだぜぇ

♣チキン:
言い方ダサいな。

♠ターキー:
実際に反論をされる経験をしたり、反論されてもそれは誤りだと言う予備情報があれば、言われても抵抗できるっていうことなんですよ。

♣チキン:
打たれ強さみたいな感じですかね?いわゆるマークハントみたいな。

♠ターキー:
そう、マークハントね。「反対意見に対する抵抗力」みたいな感じかな

♣チキン:
反対意見に対する抵抗力

♠ターキー:
ただ、メンタル鍛えて鍛えて撃たれても倒れない強靭な精神を持つ、というよりは、反論されることを想定しておく井上尚弥って感じですかね。井上尚弥カウンターパンチめちゃくちゃうまいじゃないですか。

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♣チキン:
井上尚弥も対戦相手のことよく分析してるわけじゃないですか。それめちゃくちゃ勉強して予備知識を入れとかないとダメなんじゃないですか?

♠ターキー:
予備知識が入ってることに越したことはないですけど、めちゃくちゃ勉強しておくというよりは、欠点とかデメリットをしっかり把握しておいて、そこを突っ込まれる、反論される想定を具体的にしておくというイメージですかね。

♣チキン:
具体的に突っ込まれそうなところを想定しておくと。

♠ターキー:
そうですね。なので、これはビジネスの世界でも利用できる手法なんですよ。

ちょっとお手本見せます。
僕が車のディーラーです。500万円のハイブリッド僕に売ります。

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♣チキン:
ターキーさんがディーラーで500万円のハイブリッド車を僕に買わせると。

♠ターキー:
そうですね。チキンさんがお客さんで、しっかり反論も想定しておきます。

♣チキン:
わかりました。何かと反論しますね。じゃあ僕は100万円の中古車でいいと思ってる独身男で行きますよ

♠ターキー:
いいですよ。

・・・・・・・・・・

♣チキン:
チキンさんどうですか?今回のこの車は?いい車でしょう?

♠ターキー:
もちろんいい車なんだけどねえ、やっぱりちょっと金額がねえ、、、100万円の中古車でも今いいの買えるからね。そっちでもいいかなーなんて思ってるんですよ。

♣チキン:
確かにね、今10年落ちでもいい車いっぱいありますよねえ。100万円で買えるんですか?魅力的ですねえ。しかし、やっぱり燃費がこの車の方が3倍から4倍走りますので。ガソリン代が月に今1万円かかってるとしたらハイブリッド車にすれば年間10万近くお得にはなりますね。

♠ターキー:
いやー、、それでも1年で8万とか9万くらいでしょ。そしたら元取れないし、100万円の中古車でもいいかなあ。

♣チキン:
あとはエコカー減税とかもあるので。

♠ターキー:
いやそれでもねえ。400万の差は到底埋まらないよね。

♣チキン:
確かに見える金額だけだと400万円の差は埋まらないかもしれないんですけど、チキンさんがガソリンスタンドに行く回数も減りますし。あとは何より、この車に乗ってるチキンさんがお似合いですね。100万円の車でもいいと思うんですよ。いいと思うんですけど、車がチキンさんに追いついてない感じは正直なところありますね。

♠ターキー:
車が俺に追いついてない?

♣チキン:
そうですよ。車よりチキンさんの方が追越車線走っちゃってますよ。

♠ターキー:
そう?でもそれ言っちゃうと逆に500万円の車乗ったら背伸びしすぎじゃない?身の丈にあってないんじゃないかな。

♣チキン:
全然そんなことないです。もし背伸びしちゃってるとしても背が伸びて追いつきます。何よりね、、チキンさんがこのハイブリッド車に乗ってたら、、、モテます。

♠ターキー:
買おう

♣チキン:
お買い上げありがとうございます。

・・・・・・・・・・

♠ターキー:
あ、買っちゃった。買っちゃいました。

♣チキン:
いやー売れましたねえ。良かったですねえ。どうでした接種理論は?

♠ターキー:
私の反論を想定されてた感じはありましたね。

♣チキン:
「確かに、、、しかし」っていうのがポイントなんですけど。反論されても、一旦それを肯定するんだけど、その後、しっかり意見をいうっていうのがね。これが接種理論ですからね。

♠ターキー:
でもこれやってる人は意図せずやれてるかもしれないですね。

♣チキン:
そうですね。反論も想定してね。

♠ターキー:
デメリットとか欠点をちゃんと把握しておくと。

♣チキン:
そうですね。チキンさんは自分の欠点とかデメリットはちゃんと把握できてますか?

♠ターキー:
僕そんなに欠点とかあんまりないんですよねえ。

♣チキン:
あんまり自覚してない。まあ確かにこれっていうのないんだよね。定義づけしづらいんだよね。

♠ターキー:
まあ強いて言えば、強いて言えばですけど、かわいいなって思ったらちょっとあとつけるちゃうことあって。
電車でどこの駅で降りるんだろうくらいの。

♣チキン:
まあ危ないな。

♠ターキー:
昨日は新宿で見つけて、そのまま宇都宮まで行きましたね。

♣チキン:
大欠点だな。


・・・・・

最後までお読みいただき有難うございました!!

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