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モテる男の優しさとは?モテない”いい人・優しい男”で終わる人との違い

「優しい男性がタイプです。」という言葉をよく耳にします。だからといって優しく接したところで、その女性との関係が発展するかというと、そうならずに”いい人”止まりになってしまうことが大半です。

むしろ、優しく見えない自分勝手な男性の方がモテているような気さえします。女性の言う、優しい男性がタイプ…この言葉は本当なのでしょうか?

この記事では、女性のいうモテる優しさとはどんなものなのかを具体例と共に説明し、最後によくある6つのケースを取り上げて、モテる優しさとモテない優しさの違いを解説しています。


優しいという言葉の曖昧さ

結論からいうと、女性の言う「優しい男性がタイプ」という言葉は、嘘ではありません。ただ、男性と女性の間でイメージする優しさに違いがあるために、「優しくしても振り向いてくれない」「いい人止まりで終わってしまう」ということが起きてしまうのです。

さらに複雑化させているのが、女性の中でさえ、優しいという言葉を具体的に定義できていないということです。

例えば、こちらから何か優しい行為をした結果、「○○くん優しいね。」と声かけをしてくれたとき、この”優しい”という言葉の意味は、好きなタイプを答えたときの”優しい”と必ずしも同じではないということです。

女性から優しいと言われたからといって、その女性のタイプにはまっていると思うのは早計です。モテるために重要なことは、女性が好きなタイプとしてイメージする優しさを体現することにあります。


モテる男性の優しさとは

では、女性のイメージする好きなタイプとしての優しさとは何なのでしょうか。それは、あなたの取る行為が、

  • 相手にとって嬉しい

  • 下心を感じさせない

この2点を同時に満たしているときに、女性があなたに対して持つ感情のことを指します。

優しい行為を行おうとするのではなく、この2点を満たす行動を取りさえすれば、あらゆる女性が好きなタイプとして口にする「優しい男性」をあなたに感じることになります。

相手にとって嬉しい優しさ

女性に本当の意味で優しいと思ってもらうには、その行為が相手にとって嬉しいものでなければなりません。

気の小さい人は、温和で温厚といった優しい印象を持たれますが、この優しさは特に女性が望むものではないことは明らかです。優しいと言われたところでモテないことは誰が見ても理解できます。

また、ランチのお店を決める際、「○○さんが行きたいところで食べよ。」という男性の提案は、一見女性の意見を尊重していて優しい印象を受けますが、多くの女性にとっては面倒な選択を放棄しているように見えて嬉しいとは言い難いでしょう。

本当に女性が嬉しい提案は、「○○さんは、確かハンバーグとパスタが好きだったよね?それなら○○か××か△△が良いと思うんだけどどうかな。」というものかもしれません。これなら女性の意見を尊重しつつ、女性が1から考えるという負担を軽減するといった女性が喜ぶ優しさを体現しているといえます。

下心を感じさせない優しさ

行為が女性にとって嬉しいだけでなく、下心を感じさせないことも重要なポイントです。ここでいう下心とは、ある優しい行為の目的が、好かれたい、嫌われたくないという気持ちにあることをいいます。

褒めることは優しさ溢れた行為であり、女性にとって嬉しいことではあるかもしれませんが、「その女性に好かれたい。」という気持ちが透けて見えてしまえば、その瞬間にモテる優しさとは縁遠いものになってしまいます。

褒めるときは、本心でそう感じ何の見返りも求めない雰囲気で伝えることが重要です。そうするだけで、「人の良いところを見つけられる心優しい素敵な人」という好きなタイプにあてはまるであろう優しさを印象付けることができます。

同様に、何もないのに物をプレゼントしたり、誕生日であったとしても無駄に高価な品を贈るといった行為は、好きな人に尽くせる優しい男性なのは間違いないですが、女性に下心を感じられると、かけたお金の分だけ距離を置かれてしまうか、都合のいい男として弄ばれてしまうでしょう。

好かれたいとか、嫌われたくないとかいった気持ちから行動を起こすのではなく、何の見返りも求めない純粋な気持ちで優しくすることで、女性の求める優しさを体現することができるはずです。


6つのケースで解説 - モテない男の優しさ vs. モテる男の優しさ

モテない男性の優しさとモテる男性の優しさを、よくある6つのケースを取り上げて比較しながら解説します。あてはまったら要注意です!

女性の意見への対応

💔 モテない優しさ「ひたすらYesと応える」

モテない男性は女性に賛同することを優しいと考えて、Yesマンになってしまいがちです。Yesマンになると女性は会話を楽しめませんし、「嫌われたくない」という下心に捉えられてしまうかもしれません。どちらにせよモテるとは程遠い結果を生んでしまいます。

✨ モテる優しさ「女性の意見を尊重した上でよりよい結論になるように努める」

例えば、大学のサークルで旅行先を決めるとき、女性が「海がいい!ハワイとかいいな~。」と言ったとします。モテる優しさを持った男性は、 その意見に対して「いいね!」というだけではなく、「海いいね!買い物とか楽しめるのがハワイのいいとこだよね。シュノーケルとかしたいんだったら海が綺麗な沖縄もいいと思うよ!」などと応えます。

モテる男性は女性の意見に対して自らの意見を殺したりせず、女性の意見を尊重した上で自分の意見も伝え、皆(2人)が納得できる解を得られるように努めます。女性も選択肢が増えて嬉しいですし、頼りがいも感じてくれるでしょう。

謝る頻度や態度

💔 モテない優しさ「ごめんが口癖になっている」

自分に非がないのによく謝る男性がいます。思いやりのある優しい性格なのもうなずけなくはないですが、謝られても女性は嬉しくないですし、嫌われないように頑張っているように見えてしまいます。また、頼りない印象を与えたり、下の立場に立ってしまうきっかけにもなるので気を付けましょう。

✨ モテる優しさ「本当に悪いと思ったときだけ謝る」

モテる男性は、心から自分に非があると認めたときだけ本気で謝ります。当たり前のように謝らない分、謝った時に相手に誠意が伝わりやすく、下心など微塵も感じさせないはずです。

主導権や決定権の渡し方

💔 モテない優しさ「女性に任せっきりでいる」

既に触れましたが、「どこでもいいよ。」「○○さんの好きなとこにしよう。」といった女性がやりたいことをやりたいようにさせてあげたいという優しさは、女性にとって嬉しいものではありません。考えて決めるという作業を放棄して押し付けているようなものです。

✨ モテる優しさ「おいしいとこだけ女性に任せる」

女性が「優しい!素敵!」と感じるのは、最後の最後に女性に決めさせてあげる男性です。釣りで例えると、魚がかかってから釣り竿を女性に渡してあげる男性ですね。どこに行くか、何を食べるかなどを決めるときはいくつか魅力的な候補を提示して、決定は女性に委ねます。

褒め方

💔 モテない優しさ「褒めてばかりいる」

これも上述しましたが、モテない男性は褒めて喜んでもらうことが優しさだと思って接してしまいます。間違いではないですが、「喜んでくれるはず。」と思って褒めるのは下心と同じです。褒めてばかりだと決して下心でなくともそう感じられやすく、またありがたみも薄まるので注意が必要です。

✨ モテる優しさ「本気で思ったときだけ褒める」

モテる男性は「きっと嬉しいだろう。」といった、相手の気持ちを考えた褒め方はしません。普段は何も言わないのに、着てきた服がタイプのときだあけ「それ凄く可愛い!」と目をキラキラさせて褒めます。

本気で褒められてこそ、女性も本当に嬉しい気持ちになれるのは自明です。そして、このように思ってもらうには日頃から素直だと感じてもらうことが重要になります。

日頃から素直だと感じてもらうためには第一印象も非常に重要です。以下の記事で解説しているのでみてみてください。

気遣い

💔 モテない優しさ「気遣うことに必死になる」

女性に優しくしようと必死になっている男性によくあることですが、大丈夫と言われているのに「本当に大丈夫?俺でいいなら相談に乗るよ?」と何度も声をかけたり、常に女性の荷物を持ってあげようとしたり、不必要に送り迎えをしたがります。

これらの行動は、ただ優しい男性を演じることに必死なだけで、女性が嬉しく思うかを考慮していないですし、明らかに「気遣いをしています」という雰囲気が下心を感じさせてしまうでしょう。

✨ モテる優しさ「気遣いを気遣いと感じさせない」

女性が喜ぶ気遣いとは、日常に溶け込んださり気ない気遣いです。当たり前のように車道側を歩いたり、悩んでいると察したら「大丈夫?」と一声だけかけて、ただ側にいてあげたり、ドアが見えたら半歩先を歩いて女性が開ける必要がないようにリードしたり、、そうしたさり気ない優しさに女性は男らしい優しさを感じるのです。

プレゼントの仕方

💔 モテない優しさ「女性が欲しがるだけ与える」

モテない男性は女性の機嫌を取ろうと、女性が欲しいといったら簡単に自腹を切ってしまいます。時には頼まれていなくても何かプレゼントしてあげようと考えることもあります。

確かに女性が喜ぶ行為ではありますが、お金の絡む優しさから下心を感じないことはないはずです。都合のいい男以上の関係になることは難しいでしょう。

✨ モテる優しさ「些細で特別なプレゼントをする」

モテる男性は基本的に女性にモノをあげません。ただ仲良くしている女性には、例えば旅行のお土産に他の人とは違うものをあげたり、誕生日にちょっといいディナーに連れていってあげたりと、些細だけど特別なプレゼントをします。

些細なので下心というレベルでもなく、ちょっと特別な感じが女性にとって嬉しい優しさに映るわけです。


おわりに

モテる優しさとモテない優しさを分けるのは、

  • 相手にとって嬉しいか

  • 下心を感じさせないか

これだけです。この2点にさえ気をつければ、女性のいう好きなタイプの優しさを手に入れることができるはずです。

ただの優しくて良い人(=都合がいい男性、特に害のない男性)で終わらないように、日頃からモテる優しさを意識して女性と接しましょう。

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