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しあわせのフレームワーク

「しあわせになりたい」を、事ある事に言い続けてきたけど、しあわせはなんなのかよく分からないでいました。

ふわっとして温かい感じ。信じられる確かなものが手の内にある感じ。

具体的なものは何もわかってなかったけど、口癖のように「しあわせになりたいなー」とつぶやき笑われていた。

しかし、先日ある本を読み、もしかしたら自分にとって、しあわせを構築する一つのフレームワークはこれかな?と思いました。

これは、先週まで通ってた転職講座で、ライフキャリアマップを作った時に、
・マイプリンシプル
・ライフバリュー
・ワークバリュー
も言語化したことからつながります。

「ライフバリュー」を私は、
1. 自由であること
2. 自分で決める事ができること
3. 様々なレイヤーの人と緩やかに繋がっていること
の3点を上げていました。

さて、図書館で借りた本では、
幸せを3つの資本で定義しています。
1. 自由    =金融資産
2. 自己実現  =人的資本
3. 共同体・絆 =社会資本

おお!これは、私のライフバリューと合致するんじゃない?!
自己決定は、自分で決めたら実現に移行するから、ほぼニアリーイコールと理解。

となると、私はこの3点を何とかすればしあわせに近付けるのかな?と、考えました。

本によると、この3点をinputとして、幸福製造装置に導入、変換されてoutputとして幸福が製造されると定義しています。

となると、outputを最大化するには以下の2点が考えられます。
A. inputの質、量を増やす
B. 幸福製造装置の効率を上げる

そこで、私のAの要素を考えてみた。

1.金融資産
既にあるものを増やすことしかない。増やすには、2.の人的資本をを上げて、稼ぐ力を増やすか、投資などで1.を増やすしかない。
今のところは今より減らさない、を選択。

2.人的資本
これは稼ぐ力とも本では言っている。
今まさしく検討中。

3.社会資本
これは、今のところ私は10のコミュニティに属している。濃淡はあるし、コミュニティの属性も様々なので使える場所やそもそも社会資本になり得ない性質のものもあるだろう。
例えば、大学院時代の研究室関係者や、前職関係者は仕事が大きく変わったら関係が今より薄くなるとも思えるし、趣味の仲間はそういうのには影響されないだろう。
今のところ、NPO関係のコミュニティに関わりたいと思ってる。ひとつ増やしたい。

さて、2.の人的資本を考えるとき、私の取りうる案としては、
給料は1.の金融資産を減らさない程度であること。
3.の希望が叶うこと、大きく損なわないこと、は必要かと考える。
給料が高くても3.の社会資本が大きく減るようになるとinput量も減るかもしれない。給料が低くても1.金融資産が減らないなら3.社会資本の活動でinput量はかえって増えるかもしれない。

この当たりのバランスが重要か。

Bについては、私は曲がりなりにも製造業で働いているので、製造効率を上げるのはそんなに簡単ではないのを知っている。
もし今既に壊れているなら治す必要がある。
メンタル不全とか、うつ病とか。
しかし、現在ある程度健康な人はこれを劇的にあげることを考えるより、メンテナンスして、個々のベストパフォーマンスを維持することを心掛けることくらいしか出来ることは無いのではないか。

メンテナンスの方法としては、趣味や、マインドフルネス的なもの、信仰とか?
私なら旅や読書、座禅とか観劇かな。美味しいものを食べるとか。
一方で装置をバージョンアップや他のに変えるのも効率が上がる方法だけど、こと、幸福製造装置に関してはあまりオススメできない。
装置を変える方法は、変な薬に手を出すとか、マインドコントロールとかになりそうだから。
そして、重要なのは、幸福の増大は、AとBの積なので、どんなにBを良くしても、Aのinputが減れば意味が無いこと。Aがゼロだったら、Bを掛けてもゼロなのだ。

私はたまたま自分のライフバリューがこの本の3つの資本に合致したのですっきりしたけど、このフレームワークに合わない人もいるだろう。
特に私は理系人間なので、自由=金融資産と、定量可能なものに置き換わり、数式で幸福増大が示せたから腹落ちしました。

この本を読んで、金融資産と人的資本と社会資本。バランスよく、自分の人生をコントロールしていきたい。

#女40代
#仕事
#生き方

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