learning Chinese _ウイグル自治区

今年のGWは、Kashgarに行ってきた。
四川航空のセーフティビデオで着水した場合のボートの上の振る舞い映像に度肝を抜かれ
(考えてみたら、ボートに乗って漂ってるだけじゃダメな場合は漕ぐ必要があるよなぁ。)、行きは成都の空港で空港泊して、Kashgar行きの飛行機に乗り込んだ。
中国入国後も、成都からUrumchi経由で5時間くらいかかる、思った以上に遠い場所であった。

Kashgar最終日、それまでの2日間は曇り空で涼しかったのだが、この日はぴーかん晴れで空の青が美しかった。

2日間でよく歩き回った旧市街をこの青の空と共に写して残そうと街に出た。

すると、北京時間で10時過ぎくらいから、住民が集まり出した。
皆が小さな椅子を手持ちして、道路の一角に集まりだす。
何か集会でも始めるらしい。

彼らの写真を撮る気は無かったがカメラを向けたら撮ったと思われたのか、代表者のような人が怒って追いかけてきた。

走って逃げたら、また別の場所で人が集まっていた。

こ、これは、終わるまでどこも写真撮れないやつ…!

終わるのを待とうと、すぐ側にオサレカフェがあり、コーヒーを飲んで時間を潰すことにした。

2階があるので上がらせてもらい、隠れて写真を撮ってみた。

すると、赤い腕章やら赤い帽子を被った人が数名周りに立ち、指導員のような女性が何か説明をし始めた。
住民は皆神妙に聞いている。
その後、拍手で皆が立ち上がった。

これで終わったか?と思いきや、今度は皆が同じ方向に整列をする。

そして、それは始まった。

オリンピックで聞き覚えのある、中国国家を歌い始めたのだ。

おーーーまじかーーー。。。

なんとも言えない気持ちのまま、その中国国家を聞いた。

そして、解散。

カフェの店員が少し英語を話せたので、なんで国家を歌うのか聞いてみた。

そして、その答えが
「learning Chinese」だった。

これが、Kashgarの日常の一部なのかーと、ただでさえ街の中に氾濫するポリスの数と共になんとも言えない気持ちになった。

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