「世界の小さな村」_チェコ
…という本を立ち読みした。
丁度、両親が「海外旅行に行きたい。綺麗な街並みが見たい。でもツアーは嫌だ。」というリクエストの元、旅先をチェコに決めたあとだった。
両親を連れての旅行だったのでチェコ1か国にして、滞在先も首都のプラハと、世界遺産のチェスキークルムロフくらいであまり移動のない旅にしようとしていた。
しかし、この本を読んで、
「ホラショヴィツェ」という可愛らしい村を見たくなり、チェスキークルムロフからプラハに戻る途中にこの場所に立ち寄る計画を立てた。
チェスキークルムロフの宿でタクシーを手配してもらい、チェックアウト後にホラショヴィツェに向かった。
この辺りは、ザ・田舎、という感じで車もほとんど通ってなく、ほどなく村に到着。
この時点で気付け、ということだが、車を返した後に、さて、観光後の移動手段が無さそうとわかった。
地図では、「チェスケー・ブディェヨヴィツェ」という町がそこそこ大きく、ここのバスターミナルに行けばプラハ行きは捕まるだろうと思っていた。
そこで、観光案内所があったのでまずはそこまでの行き方を聞きに行く。
ところが、観光案内所の人はホスピタリティとは無縁で、
「タクシー呼んで」と一言。
「どのように?」と聞いても「さぁ?」と、ばかりに助けてくれる気配がないので諦めてまずは村の観光をすることにした。
人の気配がないとても静かな村だった。
本のとおりにとても可愛らしい村だった。
しかし、本とは違い、天気が悪かったのがとても残念。
すこーんと晴れた青空の下だとどれほど建物とのコントラストが映えただろう。うーん。。残念!!
家の形だけでなく、外壁の絵もかわいい。
そして、思った以上に小さく、憩いの場のような広場を向かい合わせにかわいらしい家が並んでおり、1時間くらいで十分楽しめる。
さて。。。思ったより早く観光が終わってしまった。
相変わらず人気がほとんどないので、当時2軒くらいしか見かけなかったカフェに入り、飲み物を頼む。そこでトイレと、お店のお姉さんに頼み、タクシーを呼んでもらう。ここでは喜んで対応してくれて、これで足の確保ができたのでした。
チェスケー・ブディェヨヴィツェのバスターミナルは、大型スーパーの屋上にあったので、スーパーでランチとしてパンを購入し、頻発しているプラハ行きのバスに乗り、無事にプラハに向かえたのでした。
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